こんにちは!あまがみ
数あるサイトの中から当ブログを選んでいただきありがとうございます!
このブログではゴルフ用品販売歴10年以上のあまがみが、失敗しないゴルフ用品の選び方を発信しています♪
2019年からのルール改定でゴルフ距離計(計測器)の使用が認められて以来、プロをはじめアマチュアゴルファーのゴルフ距離計の使用率はかなり高くなってきております。
私の体感では使用率は50~60%ほどと感じております。
大きく分けてゴルフ距離計は
- GPSタイプ測定タイプ
- レーザー測定タイプ
の2種類があり
プロゴールファーはレーザー測定器の使用率が非常に高く、
アマチュアゴルファーは腕時計型GPS距離計の使用率が非常に高いです。
アマチュアゴルファーに人気の高い腕時計型GPSゴルフ距離計については、別記事で選びかたとおすすめ商品をご紹介してます。
https://amagami-golfgear-labo.jp/golf-gps-osusume/
今回はプロゴルファーに非常に人気の高いレーザータイプのゴルフ距離計の
- レーザー距離計の特徴
- レーザー距離計のメリット、デメリット
- レーザー距離計の選びかた
- おすすめレーザー距離計5選
をご紹介していきます。
レーザー距離計(計測器)の仕組み
レーザー距離計(計測器)はピンなどの物体に向かってレーザーを発射し、跳ね返って戻ってくるまでにかかった時間で距離を測定します。
よく道路工事の現場でビデオカメラ見たいので測量をしているのを見たことがあると思いますが、あれのゴルフ版です。
汎用性が非常に高く、それこそ道路工事の測量で工事用の測定器が故障して、臨時的にゴルフの距離計を購入していったということも実際ありました。
また猟師が獲物までの距離を測るために購入するという例もあります。
レーザー距離計(計測器)のメリット
レーザー距離計のメリットは以下のとおり
詳しく解説していきます!
距離精度が高い
緻密な設計を求められる道路工事でも用いられるレーザー測定タイプの距離計だけあって距離精度は非常に高いです。
一般的にゴルフで測定するMAXの測定距離は600y前後ですが、この距離でも測定誤差は0.5~1y以内の機種がほとんどです。
10年前ほどならGPSタイプより圧倒的な距離精度といっていましたが、最近はGPSタイプの距離計も測定誤差は1y前後の機種が多くなっており、レーザーとGPSで精度自体の差は少なくなっています。
操作が簡単
GPSタイプのゴルフ距離計は
- コースに到着したらGPSでコースを捕捉
- プレー中見たい情報の画面の切替作業
- ホールアウト後スコアの確認操作
- ゴルフ終了後完了操作
など、かなり距離計を操作する場合があります。
シンプルに使えば操作は少ないですが機能を使おうとするとどうしても操作が増えてしまいます。
その点、レーザータイプの距離計は基本操作は標準を合わせてボタンをひとつ押すだけです!
操作方法という点では圧倒的にレーザー測定のほうが簡単です。
不具合が少ない
GPSで計測しない実測タイプなので外部環境や受信状況に左右せず使えるので安定した使用ができます。
GPSだと「昨日はよかったけど今日は全然計測できない💦」ということはよくあります…
個人的にはこのメリットは非常に大きいと思っています。
というかGPS不具合が多すぎなんよ💦
見える場所ならどこでも測定できる
GPSタイプの距離計は現在地点からの
- グリーンまでの距離
- 地点登録されたハザードまでの距離
のみ計測されます。
しかしレーザータイプの距離計は見える範囲であればどこでも測定できます。
よくあるシチュエーションとしては
など使用の幅が非常に広いのもレーザー距離計の特徴です。
望遠鏡としても使える
レーザータイプの距離計はほぼすべての機種に望遠(ズーム)機能が備わっています。
その機能を利用して、
- ショット後のボール位置の確認
- グリーン上のピン位置の確認
なども行えます。
ゴルフ場以外でも使える
レーザータイプの距離計はゴルフ場以外でも
練習場の飛距離確認などでも使用できます。
それこそ冒頭であげたような、測量での臨時仕様や猟師が獲物に対する距離を計測などゴルフ以外での用途も工夫次第で使用できるのが魅力のひとつです。
バッテリー性能が高い
GPSタイプの距離計の使用時間は8時間~24時間ほど(2~5ラウンド)ですがレーザータイプの距離計は電池一個で大体30~40ラウンド程使用できることが多いです。
年間50ラウンド程行く人でも年に1~2回くらいの交換で済みます。
なので予備の未開封の電池は常にキャディバッグに入れておいてください。
レーザー距離計(計測器)のデメリット
一方、レーザー距離計にはデメリットもありまして以下のものになります。
ターゲットが見えないと計測できない
対象物に対してレーザー照射の反射で測定するので、対象物が見えないと測定できないという大きなデメリットがあります。
- ドッグレッグでピンが見えない
- ミスショットで崖下からのショット
- 霧で視界が悪い
上記のようなシチュエーションでは計測自体出来なくなってしまいます。
携帯するのにストレスがかかる
GPSタイプは現在腕時計型が主流となっており、小型で腕に常に装着しているので持ち運びのストレスをほとんど感じません。
また使用時も腕に装着したまま使用します。
対してレーザータイプの距離計はイメージとしてはデジタルカメラを常に持ち歩いている感じになりますので、持ち運びするだけでもかなりのストレスを感じます。
さらに使用ごとに取り出して、計測後にまた収納という動作を繰り返すのでなかなかのストレスです。
しかし最近は小型化が進みポケットに収納できるくらい小さいものや、距離計本体に強力マグネットを内蔵した機種が多く、ベルト部に金属を通してくっつけたり、カートにくっつけたりすることでストレスが少なくなってきています。
遠い距離ほど計測しにくく誤差も大きくなる
カメラ同様遠距離は拡大レンズを使用するので手ブレが発生し計測しにくくなります。
何も対策していないモデルだと100y以上はすでに計測しにくくなりますが、
測定速度が速い機種、手ブレ機能ある機種は300y前後でもストレスなく測定できます。
対象物が小さいと計測しにくい
ピンフラッグは非常に細いので通常棒の部分ではなく旗の部分で捕捉します。
しかし無風だったりすると旗がなびかず補足が難しくなってしまいます。
しかし最近の機種はピンを自動で捕捉できる機能があったり、ボタン長押しで連続して測定し続ける機能などが出てきており計測がしやすくなってきています。
顔認識ならぬ「ピン認識」の機能でピンを優先的に認識する機能や、背景の樹木を認識させない機能等様々出てきています。
レーザー距離計(測定器)を選ぶポイント
レーザー距離計を選ぶポイントとして
200y以上を計測するかしないか?
まずはここを考えましょう。
測定スピード、測定機能で選ぶ
個人的にはレーザータイプの距離計は、グリーンオンさせるときに正確な距離を調べるアイテムだと思っています。
上記の目的がメインの場合、計測距離は200y以下がほとんどになると思います。
この場合は低価格帯の距離計で十分な性能になります。
もう少し正確にいうと測定スピードや機能性はあまり重視しなくても問題ありません。
相場としては2万円台の距離計でも十分使えます♪
しかし
- ドッグレッグまでの距離を測りたい
- パー5で2オンを狙いたい
- 前のカートまでの距離を測りたい
などの用途で200y以上の計測を想定する場合は
測定スピードが速く機能が充実しているモデルを選ぶことで格段に使用感が良くなります。
測定スピードは0.5秒以下、もしくは手ブレ補正機能がある機種を選びましょう。
また最大測定距離も重要で最低でも800y以上あるモデルを選びましょう。
最大測定距離が800y以下だと300~400yくらいの距離計測が結構不安定になったりします。
その条件を満たすモデルは、金額もそれなりになってきます。
相場としては5万円前後になってきます。
最近はGPSとレーザーをそれぞれ安いモデルを購入してデメリットをカバーし合う距離計2個持ちが流行ってきていて私も推奨しています。
https://amagami-golfgear-labo.jp/kyorikei2komochiosusume-20220425/
その他で気をつける点としては
この辺りの機能は確認しましょう。
サイズ感
基本的にコンパクトであるほど持ち運びやすいのでサイズ感は小さいほうがよいでしょう
重量も軽いほうがよいといいたいところですが、軽すぎると計測時に手ブレが起きやすいというデメリットもあるので、測定時に重たくて疲れない程度の重量が良いでしょう。
防水性能
レーザー距離計の購入を検討されている方は、エンジョイゴルファーよりは競技者思考のゴルファーが多い傾向にあります。
そういったゴルファーは雨の日でもプレーすることが多いので、防水性能の高いモデルを選びましょう。
レーザー、GPSを含め距離計は電子機器ですので水分が内部に侵入した時点で故障する可能性大です。
最低でもIPX4相当(生活防水程度)以上の防水性能のものを選びましょう。
表示カラー
表示カラーは見落としがちですが結構重要です。
雨や曇りの日のプレーは暗く数字などの表示が非常に見えにくくなります。
また、薄暮プレーなどでも後半暗くなるので、自動調光や赤色LED表示機能がある機種を選択しましょう。
高低差加味表示機能の有無
最近のレーザー距離計は勾配を加味した実際に打つべき距離を表示する機能が備わっている機種があります。(というかほとんど搭載されています)
かなり便利な機能ですが競技ゴルフではこの機能が禁止されています。
そのためどの機種もこの機能をON・OFFでき、さらにこのON・OFFは周りのゴルファーが見てもすぐにわかるようになっています。
もし、そのようになっていない機種があったら、その機種は購入しないほうがよいです!
この辺りはしっかり確認しましょう。
選びかたのまとめ
あまがみ厳選!レーザー距離計5選
以上の点を含めておすすめのレーザー距離計を5点紹介します!
ニコン クールショットプロⅡ スタビライズド
日本が誇る最高品質のレンズと技術でゴルフをサポート!
最大測定距離 | 1200y |
距離精度 | 0.75y |
測定スピード | 0.3秒 |
手ブレ補正機能 | 〇 |
ピン認識捕捉機能 | 〇 |
連続測定機能 | 〇 |
高低差加味表示 | 〇 |
防水機能 | 防水(電池室は生活防水)/防曇 |
表示カラー | 赤色LED |
自動調光 | 〇 |
大きさ | 100×75×42mm |
重量 | 約180 g (電池除く) |
価格 | 税込51,700円 |
タイトル | 詳細を見る |
高品質なレンズで視界がクッキリで見やすい!
ビデオカメラの技術を使用した最高峰の手ブレ補正と超速0.3秒計測でストレスない計測。
自動調光、赤色LEDと振動で計測が見やすくわかりやすい。
計測に便利な機能も全部盛り!
しかもコンパクト&軽量と文句のつけようがない完全無敵モデル!
5万円以上の金額を出せるならクールショットプロⅡ スタビライズドが断然おすすめ商品になります!
Tectectec ULTS
有機LED表示+手ブレ補正で3万円以下の驚愕コスパモデル!
最大測定距離 | 1200y |
距離精度 | 非公表 |
測定スピード | 0.2秒 |
手ブレ補正機能 | 〇 |
ピン認識捕捉機能 | 〇 |
連続測定機能 | 〇 |
高低差加味表示 | 〇 |
防水機能 | 防水・防塵 |
表示カラー | 黒色LCD (有機LED表示) |
自動調光 | 〇 |
大きさ | 112×76×42mm |
重量 | 204±5 g (電池除く) |
価格 | 税込28,600円 |
タイトル | 詳細を見る |
手ブレ補正機能は便利だけど高いと感じている方はTectectecのULTSがオススメ!
Tectectecはフランスのメーカーで高品質の商品を低価格で提供することで有名なメーカーです。
AmazonUSAレーザー距離計販売台数5年連続No.1、楽天ゴルフ距離計ランキングNo.1を受賞しています!
手ブレ補正機能はもちろん、クールショットプロⅡスタビライズドとほぼ同等の機能で価格は40%ほど安いという驚愕のコスパモデル。
内部表示が黒色の点とサイズ、重量感ではプロⅡスタビライズドに劣りますが、測定スピードと測定精度はプロⅡスタビライズドよりも高スペックになっています。
高コスパでもレンズはしっかりこだわっていて多層レンズもしっかり採用しています。
内部表示も黒色ですが有機LEDを使用しているので見やすいです。
Tectectec ULTSは別記事で詳しく解説しています。
https://amagami-golfgear-labo.jp/tectectecults-hyouka-20211125/
ブシュネル ピンシーカープロX3ジョルト
PGAツアー使用率99.3%のブッシュネル、ハイエンドモデル!
最大測定距離 | 1300y |
距離精度 | ±1y |
測定スピード | 非公開 (体感では0.2秒程度) |
手ブレ補正機能 | ✖ |
ピン認識捕捉機能 | 〇 |
連続測定機能 | 〇 |
高低差加味表示 | 〇 |
防水機能 | 完全防水構造(IPX7:雨天使用可能) |
表示カラー | 赤色ハイコントラスト/LCD(黒色表示) |
自動調光 | ✖ |
大きさ | W43×H120×D83mm |
重量 | 340g (電池除く) |
価格 | 税込83,600円 |
タイトル | 詳細を見る |
PGAツアー使用率が驚異の99.3%という圧倒的なツアー信頼度を持つブッシュネルのハイエンドモデル。
特徴として本体がかなりタフである点。
完全防水構造で雨天使用可能で、本体外装はかなり頑丈な素材で作られており、ちょっとコースに落としたくらいではビクともしません!
また勾配機能だけではなく、気温や気圧を計測し、それらの情報を加味した打つべき距離を表示してくれます。
内部表示も赤と黒を切り替え可能で非常に見やすい。
マグネット内蔵モデルなのでカートにくっつけて移動したり、コースに置いた本体をアイアンやウェッジで拾い上げることもできます。
サイズ感がかなり大きく重量感もかなりありますが、このサイズと重量感が逆に計測時の安定感が出て計測しやすくなります。
価格が8万円オーバーなので高額でも性能を重視たいゴルファー向けの商品です。
ニコンのクールショットプロⅡスタビライズドがかわいく見えてしまいます💦
ブシュネル ピンシーカープロX3ジョルト は別記事で詳しく解説しています。
ボイスキャディ TL1
女子プロの使用率が高い驚異の0.1秒超速計測!
最大測定距離 | 1000y |
距離精度 | ±1y |
測定スピード | 0.1秒 |
手ブレ補正機能 | ✖ |
ピン認識捕捉機能 | 〇 |
連続測定機能 | 〇 |
高低差加味表示 | 〇 |
防水機能 | IPX7:雨天使用可能 |
表示カラー | 2カラーOLED |
自動調光 | 〇 |
大きさ | W39.7×H108.6×D70mm |
重量 | 202g (電池除く) |
価格 | 税込83,600円 |
タイトル | 詳細を見る |
特筆すべき点は今回ご紹介する中では最も速い測定スピード0.1秒計測!
手ブレ機能がなくてもサクサク計測できます。
さらに有機赤色&緑LEDの内部表示がとても見やすい。
雨天でも使用可能な防水性能にシリコンケースが付属品としてついてくるので、さらに防水性と耐久性をアップすることができます。
そしてボイスキャディはLPGAと公式距離計パートナーシップを締結しますので、特に女子プロの使用率が高くなっています。
女子プロの大会を見ていると多くの選手がTL1を使用しています!
ボイスキャディTL1は別記事で詳しく解説しています。
Tectectec Mini
200y以下の計測に最も優れたコスパモデル!
Mini | Mini+M | |
---|---|---|
最大測定距離 | 800y | 800y |
距離精度 | ±1y | ±1y |
測定スピード | 0.5秒 | 0.5秒 |
手ブレ補正機能 | ✖ | ✖ |
ピン認識捕捉機能 | 〇 | 〇 |
連続測定機能 | 〇 | 〇 |
高低差加味表示 | 〇 | 〇 |
防水機能 | 防水性あり | 防水性あり |
表示カラー | 黒色 | 黒色 |
自動調光 | ✖ | ✖ |
大きさ | 非公開 | 非公開 |
重量 | 118g (電池除く) | 148g (電池除く) |
価格 | 税込17,600円 | 税込22,000円 |
タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る |
計測は200y以内がメインでコスパを重視したいゴルファーにピッタリなモデル。
非常にコンパクトで軽量なのもポイント。
ピン捕捉、勾配加味、連続測定と機能面も充実しているので使い勝手も非常に良いです。
通常タイプは税込17,600円で、ベルトに本体を装着できるMini+mでも税込22,000と超コスパモデルとなっています。
このモデルはコンパクトなので、基本ポケットに収納するかMini+mならベルトにつっくけるのでポーチはあまり使いません。
Tectectec Miniは別記事で詳しく解説しています。
最後に
レーザー距離計(測定器)は基本的にはグリーンに乗せる際のショットで使用する測定器です。
GPS距離計(計測器)より機能の多さでは劣りますが、ここぞ!のショットの時に抜群の精度でショットをサポートするもので、必要最低限の動作で効率よくスコアアップを狙えます!
レーザー距離計(測定器)の選び方のコツは如何に「ストレスなく使用、測定できるか?」なので、それを念頭にあなたのゴルフライフにフィットした測定器を選んで下さい。
この記事が少しでも商品選びのお役に立てたら幸いです♪
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