こんにちは!あまがみ
数あるサイトの中から当ブログを選んでいただきありがとうございます!
このブログではゴルフ用品販売歴10年以上のあまがみが、失敗しないゴルフ用品の選び方を発信しています♪
2022年も9月に入りゴルフが快適な季節になってきました♪
そして9月~12月は各メーカーゴルフクラブの新製品が多く出る時期でもあります。
私が働いている店舗も続々試打クラブが入荷してます
その中で本日紹介するのは約3年ぶりとなるPINGの新作
G430シリーズのドライバーです!
おっ!満を持して登場だね♪
PINGのクラブ発売は他メーカーと違いかなり不定期なんです。理由は前作を上回るクラブができないとトップから発売許可が下りないとのことです!
なので当然メーカーとしても相当な自信作ということになります!
今回この記事ではPING公認フィッターのあまがみがこのG430ドライバーのスペックや特徴、そして前作のG425シリーズ内でのうち比べでこのクラブの評価と解説をしていきます。
PING G425シリーズドライバーの種類と総評
現在PING G430シリーズは
- 「究極の直進性」を重視したG430MAX
- 「直進性と低スピン」を重視したG430LST
- 「直進性とつかまり」を重視したG430SFT
こちらの3種類がありますが、先にあまがみの総評を発表します!
G430MAXドライバーの総評
G430LSTドライバー総評
G430SFTドライバーの総評
PING G430シリーズドライバーを試打して打ち比べ!
実際にG430シリーズ3機種のドライバーを打ち比べてみました。
G430シリーズドライバーのデータ比較
気になる試打結果はこちら!
上記のデータはサイドスピンが出ていないのでそちらも含めた試打データを表でまとめました。
G430MAX | G430LST | G430SFT | 前作G425MAX | |
---|---|---|---|---|
飛距離(キャリー) | 206.8y | 234.0y | 194.0y | 201.0y |
総飛距離 | 228.1y | 221.6y | 216.1y | 221.3y |
ヘッドスピード | 39.1ms | 38.9ms | 38.0ms | 38.1ms |
ボール初速 | 57.3ms | 58.2㎳ | 54.5ms | 54.9ms |
打出し角 | 19.2° | 18.6° | 18.8° | 18.3 |
バックスピン量 | 3140rpm | 2900rpm | 3100rpm | 3110pm |
サイドスピン量 | 右11rpm | 右115rpm | 左99rpm | 左180rpm |
ミート率 | 1.47 | 1.50 | 1.44 | 1.44 |
比較として前作のG425MAXにG430のシャフトを装着して打ったデータも載せてます。
全体的にどのモデルも左右のブレがなく、ボールが上がるデータになっています!
G430シリーズを試打した感想
実際に打ってみた感想としては
どのモデルもボールが上がりやすくなった
とにかくどのモデルもボールが上がりやすいです!
スピン量もすごい低いというわけではありませんが、ふけ上がるほどでもなく、滞空時間が長いショットになります。
シャフトを替えてもそこまで打出し角度が変わらなかったので、ヘッド性能の影響が大きそうです(^^♪
無理に弾道を低くしようとすると飛ばなくなる
そこで思ったのは打出し角度を低くしたらもっと飛ぶのでは?ということ。
ロフトを9°のタイプに入れ替えて打ってみると…
MAX9°でも打出し角度18.5°くらいでそこまで下がらず、スピン量は落ちたので若干飛距離アップ!
打出しを15度くらいにしたかったので8°にしたら、打出しは15.5°くらいになりましたが、ボールがつかまらない&スピンが低すぎる(1000回転前半)で急に飛ばなくなりました💦
おそらくこのクラブは「ちょっと球高めかなー」くらいが(16~19°)一番弾道が安定するのだと感じました♪
あくまでヘッドスピード40ms前後での話です。ハードヒッターならもう少し低くても大丈夫だと思います。
どのモデルも振り抜きがよくなりHSも向上
最近はどのメーカーのどのモデルも空力は徹底研究され振り抜きが向上していますが、G430シリーズも前作より空力がよくなりヘッドスピードが上がり振り抜き感がよくなっています。
実際のデータでも最高で1msほどヘッドスピードが上がりました♪
G430MAXの打球音が劇的に改善した
前作のG425MAXはかなり性能が高く高評価でしたが、独特の打球音が好きになれなく、クラブを手放したり、その部分は妥協したりするゴルファーが多いのが現状でした。
あの竹を割ったような高音が独特すぎて💦
今回はその反省点をしっかり改善してきました!
心地よい打球音でこれだけでもG425MAXからG430MAXのドライバーに買い替える価値はありそうです!
下記の音声バーを再生すると室内ですがG430MAXの打球音を聞くことができます♪
G430SFTのウェイト位置調整ができるようになった
前作のG425SFTは後方のウェイトが完全固定で位置変更ができませんでしたが、今作のG430SFTからはウェイト位置を2か所になり移動ができるようになっています。
これでSFTヘッドの需要もかなり上がると思います。
G430LSTが前作よりかなりやさしくなった印象
前作のG425LST同様、MAXやSFTよりも体積が小さく、ややオープンフェースなのは維持しながら、ボールが上がりやすくなりやさしいイメージがあります。
ヘッド体積が小さいのに高慣性モーメントとかどうやって実現してるんだろう…
PING G430シリーズドライバーのスペック
ここからはG430シリーズドライバーのスペックをご紹介。
G430シリーズドライバーのヘッドスペック
G430MAX | G430SFT | G430LST | |
---|---|---|---|
ヘッド素材(ボディ) | 811チタン(ボディ/クラウン) | 811チタン(ボディ/クラウン) | 811チタン(ボディ) カーボン(クラウン) |
ヘッド素材(フェース) | FORGED T9S+チタン(フェース) | FORGED T9S+チタン(フェース) | FORGED T9S+チタン(フェース) |
ヘッド体積 | 460cc | 460cc | 440cc |
ヘッド構造 | チタンボディ+フェース | チタンボディ+フェース | マルチマテリアルデザイン |
ロフト | 9 10.5 12 | 10.5 | 9 10.5 |
ライ角 | 59.5° | 59.5° | 58.0° |
ウェイト調整位置 | 3か所 | 2か所 | 3か所 |
総重量 ALTAJCB BLACK・S装着時 | 302g | 293g | 309g |
バランス ALTAJCB BLACK・S装着時 | D2 | D0 | D3 |
価格 | 税込93,500円 | 税込93,500円 | 税込99,000円 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ヘッドスペックとしてはMAXとSFTは近い構造ですがLSTは体積が440CCと小ぶり。
ライ角もLSTのみ58.0°とフラットな設計でつかまりを抑えた仕様になっています。
そしてLSTのみクラウンにカーボンを採用しています。
ヘッド後方を軽量にすることで浅重心を実現しています。
LSTだけクラウンの色が変わってますね…
G430シリーズドライバーのシャフトスペック
次にシャフトスペック。
今回からTour系のオリジナルシャフトが2種類になり
ALTA J CB BLACK | 日本専用の高弾道用シャフト |
PING TOUR 2.0 CHROME | しっかりと叩ける中弾道用シャフト |
PING TOUR 2.0 BLACK | ツアー向けの低弾道用シャフト |
出典:ピンゴルフジャパン
イメージ的には
ALTA J CB BLACK→ALTA J CB SRETEの後継シャフト
PING TOUR 2.0 BLACK→PING TOUR 173の後継シャフト
PING TOUR 2.0 CHROME→ALTA J CB SRETEとPING TOUR 173の中間スペックとして新設
今回はクラブの定価が高額でカスタムシャフトを装着すると10万円オーバーになるので、豊富なオリジナルシャフトを最大限利用してコスパよく選びたいところ!
G430のグリップ
最後にグリップ
PINGのグリップは太さによってカラーコードが設定されており、手の大きさを測定して太さを決定します。
標準はアクアで、ドライバーの場合はそれよりも少し細いレッドか少し太いホワイトを選ぶ場合が多いです。
在庫として売られているのは基本アクアのグリップが装着されております。
PING G430シリーズドライバーの特徴
G430シリーズドライバーの特徴は以下のとおり
弾道のブレの少なさは慣性モーメント(MOI)で表示されますが、
今回のG430シリーズは3機種すべてMOIの数値が前作より向上しています!
前作のg425シリーズをさらに進化させたモデルとなっています。
詳しく説明していきます!
空気抵抗を軽減するタービュレーター
全モデル共通でクラウンのフェース寄りに凹凸を付けたタービュレーターを搭載。
この機能により抜群の振り抜き性能とヘッドスピードアップを実現します。
振り抜きの良さは個人的には前作のG425シリーズより向上していると感じました!
スピンシステンシー・テクノロジー
スピンシステンシー・テクノロジーはフェースのバルジとロールを新開発することでミスショット時の弾道のブレや飛距離ダウンの軽減することに成功しています。
- バルジとロール
- ウッドのフェースは実は平面でなく、若干曲面になっています。
この曲面に対し、フェースの上下方向(縦方向)の曲がりをロール、水平方向(横方向)の曲がりをバルジと呼びます。
バルジとロールは「ギア効果」に基づく打点のバラツキによる飛び方向のバラツキを減少させる方向修正効果をもたらします。
バルジとロールは昔からある機能ですが、近年ではテーラーメイドがこの機能の進化版「ツイストフェース」を開発したことで認知されるようになりました!
超極薄の反発フェース
フェースはFORGED T9S+チタンフェースを使用することで超極薄の反発フェースが実現。
大きくたわむことにより、高い反発性と許容性が生まれます。
前作より中心部が6%、周辺部分が9%薄くなっているそうです!
快音を生み出す新サウンドリブ搭載
ヘッド内部に大型のリブを搭載することで余計な振動を抑え、打感や打球音の向上を図っています
個人的にはG430MAXの打球音改善には驚きました!
カーボンフライ・ラップ・テクノロジーで激飛(LSTのみ搭載)
ドライバーに関してはLSTのみカーボンクラウンが採用されています。
これにより浅重心化と低重心化が両立し高弾道ながら低スピンで強弾道になっています!
ちなみにドライバーはLSTのみの採用ですがFWとHBはすべてカーボンクラウンを採用しています。
最後にPING44公式YouTubeの紹介動画です。
PING G430シリーズドライバーのSNSでの評価
音がよくなったのは皆さん実感しているようです♪サイドスピンが少なくなっているので、プッシュ、チーピン時のケアの効果は確かに薄いかのです💦
すごい!G430の販促物がいっぱい♪振り抜きの良さは私もすぐにわかるくらい良くなってました!
MAXは本当にブレないです!
こんな方にPING G430シリーズがおすすめ!
最後にまとめです。
結果的に言うと
ピンはすべてのスペックでレフティのクラブのラインアップがあるブランドなので、レフティの方にはダントツおすすめのクラブです!
モデル別に紹介していくと、
G430MAXドライバーの評価
G430SFTドライバー評価
G430 LSTドライバーの評価
PING G430シリーズにあうボールは
タイトリストのTSRに合うボールを2つ紹介します!
キャロウェイERCSOFT
高弾道ドライバーには飛距離性能が高く最低限のスピン量を維持してくれるキャロウェイのERCSOFTがおすすめです♪
プリセプト PR-1
ブリヂストンから発売されているプリセプトPR-1
アイオノマーカバーながら、ウレタンカバーに近いスピン性能があります。
イメージ的にはブリヂストンのTourBとJGRの中間のようなボールでG430のクラブの性能を最大限に引き出してくれるボールです!
PINGのG430シリーズはは空力に重点を置いたクラブなので、ハドラスコーティングが効果的です!
本日はここまで!
最後まで見て頂きありがとうございます♪
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