こんにちは!あまがみ
数あるサイトの中から当ブログを選んでいただきありがとうございます!
このブログではゴルフ用品販売歴10年以上のあまがみが、失敗しないゴルフ用品の選び方を発信しています♪
2024年になり春発売の新クラブが続々と発表されています。
その中でも注目を集めているゴルフクラブが
ピンゴルフから2024年2月8日に発売する、「G430MAX 10Kドライバー」です!
昨年発売されたG430シリーズの追加モデルです!
今回はドライバーのみの発売で通常のG430MAX10Kと軽量モデルのG430MAX10KHLの2機種が発売になります。
今回はPINGのG430MAX10Kを実際に試打をしての評価と商品解説をしていきます。
本来はゴルフショップで実際にご自身で試打をしてほしいのですが
- ゴルフショップまで遠くて試せない
- 忙しくてショップに行く暇がない
- 実際試打をしたけどよくわからなかった
- 試打にはいくけど事前にある程度知識を持っておきたい
- ネットで買ったほうが安いしポイントがつくからリスクを承知でネットで買いたい
を徹底検証していきますので是非最後まで見てください♪
しかしここで簡易的な総評をしてしまいます!
あまがみが今回一番言いたいことは…
G430MAX10Kシリーズは圧倒的な直進性で究極のオートマチッククラブになっているということ!
そして
- 圧倒的な直進性
- 安定した高弾道性
- オートマチック性が高いことでマン振りできるので飛距離アップが狙える
- 豊富な純正シャフト
- 安心感ある超大型ヘッド
この5点はかなり高評価ポイントになります!
どうしてこのような評価になったのか詳しく解説していきます♪
実際にPING G430MAX 10Kドライバーを試打した感想・評価
まずはG430MAX 10Kドライバーを実際に試打をしたレビュー(評価)をしていきます。
見た目やフィーリング、データ分析などしていきます。
PING G430MAX 10Kドライバーの見た目のレビュー
G430MAX10KとG430MAX10KHLの見分け方は、後方ウェイトがブラックなのが通常のG430MAX10KでシルバーがG430MAX10KHLになります。
まずは見た目の印象から
G430MAX 10Kドライバーの見た目のソールデザイン
通常のG430MAXの違いとして
- G430MAXより平べったいイメージ
- ソール後方のウェイトが可変式ではなく移動不可の固定式になっている
G430MAXより投影面積は大きくなっており、かなり平らな設計になっています。
後方ウェイトが固定式になっているのは、この位置以外のポジションにしてしまうと今作のテーマである上下左右の慣性モーメントの数値が10Kを割ってしまうからだと予想しています。
ヘッドも通常のG430MAXよりかなり大きく見えます
G430MAX10Kドライバーのフェースデザイン
通常のG430MAXと比べるとかなりシャローフェースになっています。
ソールの投影面積が大きくなっているので予想はしていましたが、思った以上にシャローフェースです!
G430MAX10Kドライバーのクラウンデザイン
クラウン部分の見え方が通常のG430MAXと一番変わった印象です。
投影面積がかなり大きくなっている点とクラウン素材がカーボンに変更したことで、カーボン独特の模様になっています。
今までカーボンフェースはドライバーではG430LSTのみに採用されていました!
通常のG430MAXと新作のG430MAX10Kを試打して打ち比べた感想
ここからは実際に試打ブースで打ってみた感想と評価をしていきます。
通常のG430MAXと新作のG430MAX10Kを実際に試打をして打ち比べてみました。
似たような見た目でも結果は大きな違いが出ました!
G430MAX10K | G430MAX | 評価 | |
---|---|---|---|
飛距離(キャリー) | 202.3y | 188.9y | キャリーでしっかり飛んでいる印象 |
総飛距離 | 224.2y | 211.1y | ランはあまり出ない印象 |
ヘッドスピード | 38.6ms | 37.3ms | 普段がヘッドスピード37.5msほど。ヘッドが効いている印象 |
ボール初速 | 55.8ms | 53.5ms | ヘッドスピードに対して初速は出ている印象 |
打出し角 | 18.6° | 21.9° | ボールはかなり上がりやすい! |
バックスピン量 | 3,562rpm | 3895rpm | 打出し角に対して、バックスピンは少し多い印象。 |
サイドスピン量 | 右15rpm | 左45rpm | びっくりするほど直進性が高い! |
ミート率 | 1.45 | 1.43 | 明らかなミスショット以外は1.4は常に超える感じ |
※サイドスピンのみ別計測器で計測(GC3)
スリクソンのZ‐STARで明らかなミスショットを除く3球のショットの内、中間のデータを抽出しています。
G430MAXと比べると慣性モーメントが高く、ヘッドがスクエアに当たりやすいことで、ミート率が高い。
初速が上がるのでキャリーの飛距離が伸びる印象。
G430MAXよりはバックスピンは抑えられているが、打出しが高くバックスピンも多いのでカチャカチャ自分のスイングに合わせたロフトセッティングが必要。
こちらはG430MAX10KとG430MAXの弾道のバラツキの比較。
G430MAX10Kのほうが左右の弾道のバラツキが抑えられてるのがわかります。
G430MAX自体も直進性が高いことで有名なクラブですがそれを凌駕する結果になっています!
ちなみにこちらはG430MAX10Kと軽量のG430MAXHL10Kのデータ比較
通常、軽量になると慣性モーメントが落ちて直進性が損なわれますが、G430MAX10KHLは通常のG430MAX10Kとほぼ遜色ない試打結果になっています!
ヘッドスピードに自信がないシニアゴルファーや女性ゴルファーでも扱えるスペックがあるのは非常にありがたいですね♪
おそらくG430MAX10KHLの重量で慣性モーメント10Kを超えてるクラブは他にないと思います。
G430MAX10KドライバーのSNSでの評判
一般ゴルファーのSNSの反応を紹介します。
やはり直進性の高さと初速性能の評価は高いですね!
ただ真っ直ぐ飛ぶだけじゃなくてしっかり飛距離も伸びるというのがポイントですね!
PING G430MAX10Kドライバーのスペック
続いてG430MAX10Kドライバーのスペック解説
G430MAX10Kドライバーのヘッドスペック
PINGG430MAX10Kドライバー | |
---|---|
ヘッド素材(ボディ) | 811チタン(ボディ) カーボン(クラウン) |
ヘッド素材(フェース) | FORGED T9S+チタン |
ヘッド製法 | マルチマテリアル |
ヘッド体積 | 460cc |
ロフト | 9.5° 10.5° 12° |
ライ角 | 59.5° |
公式サイト | 詳細を見る |
通常のG430MAXとの大きな違いはクラウンの一部がカーボンになっている点。
ヘッド体積の460は一緒だがG430MAX10Kのほうがクラウンの投影面積は大きくなっています。
ライ角59.5°は結構アップライトですがPINGの可変スリーブはライ角を-3°に設定できるのでこちらで調整を。
G430MAX10Kドライバーのシャフトスペック
G430MAX10Kドライバーの純正オリジナルシャフトは4種類
本当にザックリですが、特性は以下のとおり。
長さ | 硬さ | 重さ | 特性 | 用途 | |
---|---|---|---|---|---|
ALTA JCB BLACK | 普通 | 普通 | 普通 | 走り系 | クセの少ない万人向けシャフト |
PINGTOUR 2.0CHROME | 短尺 | 硬め | 重め | 粘り系 | タメを作りやすいシャフト |
PINGTOUR 2.0BLACK | 短尺 | 硬い | 重い | 粘り系 | 叩きにいけるシャフト |
FUJIKURA SPEEDRENX | 長尺 | 軟い | 軽い | 走り系 | 軽くて楽に飛ばせるシャフト |
また、各ヘッド最も標準的なシャフトを搭載した場合の完成品スペックは以下のとおり。
G430MAX10K ALTAJCBBLACK (SRスペック) | G430MAX10KHL FUJIKURA SPEEDRENX | |
---|---|---|
総重量 | 302g | 272g |
ヘッドバランス | D2 | D2 |
シャフト長 | 45.75 | 46.0インチ |
定価 | 税込104,500円 | 税込104,500円 |
PINGは重量ごとに分けると全部で7つの型、フレックスも含めると15種類もあり、ほぼ9割ほどのゴルファーはPINGの標準シャフトでフィッティング可能になります。
特にハードヒッターの方はカスタムシャフトを搭載することで、定価が1~3割ほど割高になりますが、標準シャフトでオーダーすることで出費を抑えることもできます!
重量でいうと38g~76g、トルクでいうと6.3~2.9まで非常に幅広いです♪
PING G430MAX10Kドライバーの特徴
G430MAX10Kドライバーの特徴を簡単に解説していきます。
とにかく慣性モーメントが10K(10,000g・㎠)を越えているということが特徴!
ひとつずつ解説していきます。
MOI値10,000g・㎠の高慣性モーメント
ヘッドの開閉を抑えたり、ミスヒット時のフェースの動きを抑える効果がある慣性モーメント。
2~3年前までは左右のMOI値が5,000g・㎠ならスゴイ!といわれていました。
しかし去年あたりから、左右だけではなく左右上下で9,000g・㎠以上がめっちゃスゴイといわれるようになりました。
そして今年、このPINGのG430MAX10Kが遂に左右上下の慣性モーメントが10,000g・㎠オーバーの商品を出してきました。
通常のゴルフクラブの機能や性能、見た目を保ったままMOI10,000以上を作るのは非常に難しいといわれています!
今回MOI値10,000g・㎠を達成させるために、
- カーボンクラウンを採用し低重心化&余剰重量の確保
- 極限までシャローフェースにすることで深重心化
- フェースを薄くすることで軽量化→深重心化
- 後方ウェイトを固定式にすることで最も効率的な重量配分を可能にした
このような改良を加えることでクラブの性能を落とさずMOI値10,000g・㎠オーバーを実現しています。
PINGだからできる芸当です!
※軽量のHLは上下左右のMOI値は9,500前後とのこと。
むしろ270g台でMOI値9,000以上出せてなおかつ振りやすさを維持できていることがすごいです!
同時期に発売される同じくMOI値10,000g・㎠を越えるテーラーメイドQi10MAXドライバーの記事はコチラ👇
https://amagami-golfgear-labo.jp/taylormadeqi10driverreview-2024-0202/
投影面積が大きいヘッドで抜群の安心感
シャローフェースにより大型化されたクラウンは慣性モーメント向上のほかにも、ショットの安心感も与えてくれます。
これだけヘッドが大きく見えるとミスヒットのイメージはつきにくくなります♪
極薄フェースで初速アップ
通常のG430MAXよりフェースの中心部は約4%肉薄化、周辺部は約7%も肉薄化されています!
G430MAX10Kは真っ直ぐ飛ぶだけでなく、飛距離アップも狙えるクラブになっています。
G430MAXからG430MAX10Kの買替は全然ありです!
新サウンドリブで打感・打球音の改善
これはG430シリーズからの共通性能ですが、新サウンドリブを採用することで、前作でかなり不満が出ていた、打感・打球音が大幅に改善されています。
当然このG430MAX10Kシリーズにも新サウンドリブは搭載されています!
8ポジションで調整可能な可変式スリーブ搭載
G430シリーズのすべてのドライバーに可変スリーブが搭載されています。
- 標準ポジション
- ロフト+1°
- ロフト+1.5°
- ロフト-1°
- ロフト-1.5°
- ライ角-3°
- ライ角-3°、ロフト+1°
- ライ角-3°、ロフト-1°
上記の8ポジションの変更が可能です!
こんな方にPING G430MAX10Kドライバーがおすすめ
最後にまとめ
おすすめポイントに当てはまる方は是非PINGのG430MAX10Kドライバーの検討を!
圧倒的な直進性能と安定したビックショットを打てるドライバーです!
ゴルフクラブは高額でネット購入では偽物も多く出回っています。
ネット販売なら大手量販店のオンラインショップなら安心してお買い物ができます。
2024年はMOI値10Kの時代!
👇昨年発売されたPING G430シリーズドライバーの記事はコチラ👇
👇追加発売されたPING G430の軽量モデルドライバーの記事はコチラ👇
👇PINGの女性専用モデルGLE3ドライバーの記事はコチラ👇
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