こんにちは。あまがみ@bianchilupo0805です。
このブログではゴルフ販売員歴10年のあまがみが、失敗しないゴルフ用品選びや趣味のロードバイクのレビュー、シングルファザーの子育て奮闘記等を発信しています。
最近はセルフプレーが多くなりゴルフ距離計の利用も多くなっている中、
ゴルフ距離計の不具合の報告も多くなっています。
距離が合わない、充電がされないなどの不具合を経験したことがあるゴルファーさんも多いと思います!
ゴルフ距離計は電子機器の為不具合が非常に多いです。
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今回はゴルフ距離計の中でも特に不具合が多いGPSタイプの対処法をご紹介いたします。
GPSタイプの不具合
GPSタイプの距離計は大きく3つの不具合があります。
- 充電の不具合
- フリーズの不具合
- 距離が合わない不具合
ここであえて不具合といっているのは、上記の症状が故障だけではなく自分で解決できる症状も結構ありますのでここでは不具合といっています。
自分で解決できるものなら解決したいですよね💦
それではひとつずつ解決策を説明していきます。
充電の不具合
充電の不具合の割合は非常に高いです。
内容としては
- 充電されない
- フル充電してもすぐに切れる
この2つが多いです。
充電されない
充電がされない原因は以下の場合が多いです。
過充電状態になっている
バッテリーの多くは充電残量が0(スッカラカン)になると過放電状態となりバッテリーの寿命が縮まったり故障のリスクがあります。また過放電状態から充電するとすぐに充電が開始されず故障と勘違いしてしまう方が多いですが30分~1時間くらい充電を続けると充電が始まる場合が多いです。
全く充電されていない状態からの充電は充電中のランプがつかなくてもしばらく接続を続け様子を見ましょう。
ちなみにバッテリーを長持ちさせたい場合はバッテリー残量を常に20~80%を維持するように管理すると良いですよ♪
正規品の充電器(ケーブル)を使用していない
こちらも非常に多いケースです。充電器が他の電子機器との違いが判らなくなり違う電子機器の充電器を使用していたり、正規品以外の変換端子を利用しているケースです。
こちらは規格自体はあっているので接続できますが、実際は出力の違いなどで充電が進まなかったり、最悪故障するケースもあるので、充電器や充電ケーブルは正規品のものを使用しましょう。
しかも非正規品の充電器で故障した場合、メーカー保証が受けられないケースが多いので、しっかり正規品を使うようにしましょう。
接続端子が汚れている
本体もしくは充電器の接続ケーブルが指紋や油脂、埃などで汚れていると充電ができない場合がありますので、これが原因の場合はウェットティッシュなどで綺麗にしてから水分をしっかり取った状態で再度試してみると充電されます。
おすすめは赤ちゃん用のベビーオイルつきの綿棒です。細いので細かなところも掃除できるし、ベビーオイルだから安全性も高いです♪
ケーブルの接続不良
これは他の商品などで経験されている方も多いと思いますが充電器の劣化や摩耗によりケーブルの接続が甘くなり充電されない事案です。
あ~この角度の接触なら充電できる~みたいなやつですね💦
まあこの場合は正規品の充電器(ケーブル)を買い替えるのが無難です。
また機種によっては接続がシビアな機種が多いのでしっかり接続できているかどうか確認してください。
特にクリップタイプの充電器は接続しづらいので気を付けましょう。
また特例ですが、グリーンオンのゴルフウォッチノルムシリーズは接続する向きがありますので、
本体の▼とケーブルの▲を同じ向きで接続するようにしましょう。
向きを間違うと充電できないどころか、故障の原因になります💦
充電ケーブルの断線
長く充電器を使用しているとケーブルが断線している可能性もあります。
今までの内容の対応を試みても充電されない場合は、正規品の充電器を買い替えてみましょう。
充電器は高くても2,000円以内なので、これでなおるなら安いものだと個人的には感じます。
本体の故障
上記で挙げてきた対応策を行っても充電ができない場合はいよいよ本体の故障が疑われますので、
購入した店舗、もしくは直接メーカーに症状を伝えて対応してもらいましょう。
ここで注意点
まず、本体の故障を調べるためにメーカーに商品を預けて検査をしてもらうのですが、検査は約2週間ほどかかり、その間の代替機の対応はほとんどの店舗はありません。
大手ゴルフ量販店はサンプル機を持っている場合があるので希望はあります。
メーカー検査の際、故障が判明した場合は多くは修理対応になるのですが、保証期間内は無償修理の可能性がありますが、保証期間外の場合はほぼ有償修理になります。GPS距離計は日々進化しているので、修理より買い替えたほうがよい場合もあるので、しっかり相談しましょう。
こういう面でもゴルフ距離計はリアル店舗で購入したほうがよいですよ♪ネットでもそこまで安くないカテゴリの商品なので…
そして特に注意が必要なのがグリーンオンの商品を使っているユーザー。
こちらのメーカーは保証期間の1年を過ぎた場合はメーカー検査するだけで2000円前後の費用が発生します。
ほとんどのメーカーは検査自体は無料なんですがグリーンオンは購入1年以上は有料です💦
メーカー検査をする場合は付属品や箱など関係するものはすべて一緒に送りましょう。
メーカーの保証書(購入店舗のショップ印と購入日が記載されている)か購入レシートは必須ですのでこちらもご用意してください。
紛失しても大手量販店での購入なら1年~2年くらいまででその店舗の会員とかなら記録が残っていることが多いですよ。
フル充電でもすぐ切れる
この場合はバッテリーの寿命がほとんどです。
購入店舗や直接メーカーにバッテリー交換が可能かどうか確認しましょう。
場合によっては交換より買替の場合が良い場合もあるので、よく相談しましょう。
因みにバッテリーを長持ちさせるコツは
- 正規品の充電器を使用する
- 充電を20~80%の間で管理する
- 高温の場所(35℃以上)を避ける
この3点に注意することでバッテリーを長持ちさせることができますよ♪
フリーズの不具合
GPSのゴルフ距離計はコンピュータで管理しているので、画面が固まってしまうことがあります。
原因は主に3つで
- メモリーが足りない
- ソフトウエアのデータが古い
- データが破損している
ここからは上記の対応策について紹介します。
メモリーが足りない
コンピュータの処理能力よりも多い機能を使っている場合にフリーズが起きる場合があります。
例えば
- ゴルフナビ機能と歩数計機能を同時に使っている。
- 同じボタンを連打してしまった。
基本的にスマホと一緒でボタン連打や、多くのアプリを起動するとフリーズしたりダウンしたりしてしまうのと一緒です。
この場合はほとんどの機種はリセットボタンがあるのでリセットボタンでリセットした上、コンピューターに負荷を与えないようにしましょう。
多くの機種は複数ボタンを同時押しでリセットがかかります。詳しくは各機種のマニュアルを参考に♪
ソフトウェアデータが古い
本体のコンピュータのソフトデータが古いと機能が使えなくなってしまうことがあります。
これが原因の場合はソフトウェアのデータ更新(ヴァージョンアップ)を行うことで解決します。
各メーカーのホームページにデータ更新の案内ややり方などのマニュアルがあるので
確認してください。
データ更新をしないことでの不具合は非常に多いです💦
データが破損している
リセットボタンとデータ更新をしてもフリーズがなおらない場合は本体のデータが破損している場合がありますので、この場合は購入店か直接メーカにお問い合わせをしてメーカー検査をしてもらいましょう。
データ破損の故障の場合は、メーカー保証期間外の場合でも無償修理の場合が多いですよ♪
実はこのデータ破損の故障も結構多いです。これを防ぐためにソフトウエアの更新(ヴァージョンアップ)を行うことがありますので、ソフトウェアの更新は故障を防ぐ意味でも重要です!
距離が合わない不具合
充電の不具合に続き多いのは距離が合わない不具合。
一番ストレスがたまる不具合です。距離を測る機械の距離が合わないんですから…
一般的にみちびき対応のゴルフ距離計で誤差5y前後、みちびきL1S対応で誤差1m程度といわれているので、10y以上の誤差が多く出る場合は不具合が出ている可能性があります。
GPS距離計の距離が合わない原因は結構ありますが大分すると
- ヤードとメートル表記の間違い
- コースデータが古い
- 直線距離とリアルディスタンス
- 受信不良
- コースエラー
- 本体故障
- GPSとコースデータのズレ
ヤード/メートル表示
まず疑ってほしいのはメートル表示の設定になっていないかどうかです。
特に実際の距離よりも常に10%ほど短く誤表示が出る場合はここの設定がメートル表示になっている可能性があるので確認してみてください。
変更方法は各機種のマニュアルを参照してください。
コースデータが古い
GPSはゴルフ場ごとのコースデータをGPS等で得た現在位置情報を基に機能させています。
そのコースデータはゴルフ場の改修やコースデータの修正などで日々更新されています。
最新データではない古いデータを使用している場合、コースデータが実際のゴルフ場と異なっていたり、不具合が修正されていなかったりと距離が合わないことがありますので、ラウンド前日にそこのゴルフ場のコースデータが更新されていないか確認し、更新の必要がある場合は各メーカーのマニュアルを確認してコースデータの更新をしておきましょう。
直線距離/リアルディスンス
出典:ショットナビ
これは不具合や故障といった類ではないのですが、
基本的にはGPSのゴルフ距離計の表示方法は現在位置からグリーンまでの直線距離です。
なのでドックレッグのコースなどでは実際に打つべき距離との乖離が出てしまいます。
直線距離(最短距離)なので基本的に実際打つべき距離は直線距離より長くなることが多いですね💦
これはGPS機能の標準なので致し方ない仕様なのですが、
ショットナビの商品にはリアルディスタンスを表示できる機種がありますので
打つべき距離のリアルディスタンスを表示したい場合はショットナビのGPS距離計がおすすめです。
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受信不良
GPS距離計は衛星システムからデータを受信するため、曇りの日などは受信状況が悪くなり、誤差が大きくなったり、受信できないこともあります。
また、山間、盆地等のコースも受信不良が起きやすいです。また近くに携帯電話の電波塔などがある場合も受信不良が起きやすいです。
解決策はあまりなく、時計タイプより、持ち運びタイプのほうがアンテナの精度が高いので少しはマシかもしれませんんが、受信不良が気になる方は、レーザータイプを使うのが一番確実ですね💦
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コースエラー
こちらの不具合は次のコースが表示されないなどの不具合距離が表示しなくなったり次のコースまでの距離が出てしまったりします。
この場合は一度リセットボタンを押す必要がある場合が多いです。
また、コースの端や隣のコースに打ち込んだ場合隣のコースを認識して距離を表示する場合があるので、全く関係ない数字が出る場合は画面のホール数を確認しましょう。
本体故障
ヤード/メートル表示、最新コースデータ更新を行って、受信不良でもない場合は本体故障の可能性があります。
ちなみにGPS受信できない故障もあるので、常に受信不良がある場合もメーカー検査依頼をしたほうがよいですよ!
その場合は、購入した店舗、もしくは直接メーカーにお問い合わせをしてメーカー検査依頼をしてください。
先述した通り、付属品や箱など残っているものはすべて送りましょう。
また保証書か購入レシートは必須ですよ。
GPSとコースデータのズレ
本体の検査でも異常がなく、受信不良もなく、それでも距離がズレる場合は、メーカーのコースデータ自体がズレているというケースもあります。
コースの改修をしていないのにコースデータの更新がある場合はこのケースが多いです。
このケースはユーザーの声で改善されることが多いので、上記の場合はどんどん声を上げることで精度が高くなっていきます。
ゴルフ販売員がよくある事案をメーカーに報告するのも非常に重要だと思っています。
まとめ
最後に不具合が出た場合にやることのまとめです。
充電の不具合の場合
フリーズの不具合
距離の不具合
距離の不具合の前に前提として
- 現在地点からの直線距離の表示が基本
- コースの距離表示があっているとは限らない
- くもりや盆地、電波塔などで受信不良が出る場合がある。
この3点は考慮したうえでお願いします♪
GPSのゴルフ距離計は不具合が非常に多いので、不具合が出たら、手順を追って対応し、解決しない場合は速やかに購入店やメーカーに問い合わせをしましょう。
あとから持っていこうと思っていたら保証期間を過ぎてしまっていたなんてこともあるので気を付けてください💦
また購入時の付属品や保証書、レシートなどは必ず無くさず保管しておきましょう。
今回はこれで終わり!
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