こんにちは、あまがみです!
いつも、あまがみブログをご覧いただきありがとうございます。
アースモンダミンカップがついに開幕されましたね。
天候は最悪ですが…
やっぱりツアーが再開されると、アマチュアゴルファーのゴルフに対するモチベーションも上がりますね♪
特にドライバーは1yでも遠くに飛ばしたい方が多いと思います!
ドライバー・イズ・ショウとはよく言ったものですね♪
今回は近年注目されている、「高反発ドライバー」の選び方と注意点、
そして、おすすめのドライバーを紹介していきたいと思います。
高反発ドライバーとは?
高反発ドライバーとはR&Aにより定められた
ルール以上の反発係数をもったゴルフドライバーです
ルールの内容はクラブフェースの反発係数(COR)と呼ばれる数値が、0.830以内でないといけないということになっています。
SLEルールについて
高反発のクラブはSLEルールに違反したクラブの為、公式な競技では使用不可になっています。
ここでは、ドライバーに関するSLEのルールをおさらいします。
反発係数
ゴルフクラブはSLE「スプリング効果(SPRING‐Like Effect=バネのような効果)」
を持ってはならないというゴルフ規則の条項に数値的な基準を設けたものです。
クラブフェースの反発係数(COR)と呼ばれる数値が、0.830以内
ルールが定められた背景には、ゴルフクラブのテクノロジーの急速な進化が要因が挙げられます。
飛躍的に飛距離が向上したことでパー5のロングホールでも2オンできるプロが続々と現れ、規定打数が意味のないものになりつつありました。
ゴルフ場のホールを長くすることなんてできないですからね…
それだけ高反発ドライバーは飛ぶという証拠でもあります。
最近は技術の向上により、アイアンも高反発クラブを製造できるようになっています!
ヘッド体積
ヘッド体積も大きいほど反発係数が上がりやすい要素となるので、460cc以下と定められています。
この基準はゴルフの性質、ゴルフクラブの構造上ドライバーのみの基準といえます。
シャフト長さ
こちらはSLEではなくR&Aのルールですがシャフト長さは48インチ以内と定められています。
こちらもシャフトが長いほどヘッドスピードが出やすく飛距離が出てしまうという理由で規制されていますが、
こちらに関しては長いことでのデメリットも大きいため、
48インチの長さを超えるドライバーはあまり開発されていません。
ミート率が下がってしまうのと単純に振りにくくなりますからね…
高反発クラブは飛ぶの?
結局、高反発ドライバーは飛ぶのか?という話ですが、
こんな記事を書いておいてなんですが、
高反発ドライバーを購入して飛距離が伸びた!って人は
ほとんどいません!
理由は明確で、高反発=飛ぶという考えでフィッティングを疎かにしてしまうからです。
よく、お客様に「このクラブ飛ぶんでしょ?」とか
「飛ぶクラブちょうだい」とか言われるのですが、
いまの生き残ってるゴルフメーカーは素晴らしいノウハウと技術を持っており、
飛ばないドライバーなんてありません、どのドライバーも飛びます。
飛ぶか飛ばないかは、ゴルファーにそのクラブがあっているどうかなんです。
高反発という言葉だけで飛ぶと思ってしまうのは非常に危険ですので、
しっかりフィッティングを受けたうえで、選びましょう。
因みに高反発ドライバーのほとんどはシニア向けのクラブなのでハードヒッターのゴルファーは球が暴れたり逆に飛ばないことが多いです。
またシャフト長さも注目で、高反発ドライバーは飛距離を追求するので46インチ以上のドライバーが多いのですが、
長尺ドライバーはミート率を下げてしまうので、こちらも逆に飛ばなくなってしまう方も多いので注意が必要です。
全く同じクラブでフェースのみルール内とルール外の反発係数のクラブを比較すると間違いなく飛びますが、そもそもそのクラブがゴルファーにフィットしてないと飛ばないので、自分に合っているクラブを探すのが飛距離アップの近道です。
高反発ドライバーのメリット
高反発ドライバーのメリットは以下の点が挙げられます
とにかく一番のメリットは「飛距離が伸びる」です。
むしろそれ以上の理由なんてありませんね(笑)
後ほど説明しますが、基本的の高反発ドライバーは
重量 | 軽い |
つかまり | 良い |
スイートエリア | 広い |
弾道 | 高弾道 |
といったように、シニア層に支持されやすいクラブがほとんどで、
20年前の飛距離をもう一度!というユーザー層をターゲットとしています。
中にはヘッドスピード○○㎳以上の方は使用禁止とかのクラブがありますからね。
そして高反発ドライバーは非常に硬い金属を極限まで薄く加工するため
打球音が非常に高いクラブが多いです。
打球音の良し悪しは個人の好みによるところが大きいですが、程よい高音は
XXIOに代表されるように飛んでるイメージを与えます♪
そして高反発クラブはシニア層がターゲットなので見た目が派手で高級感があるものが多いです。
金ピカなクラブが多いですね♪
高反発クラブのデメリット
高反発クラブのデメリットは以下の通り、
デメリットはほぼこの、「公式な試合で使えない」ですね。
またほとんどがシニア層ターゲットのクラブの為ハードヒッター向けスペックのドライバーはほぼ皆無です。
アスリート系の高反発クラブはエポンやムジーク、ミステリー等、工場発のブランドや地クラブが多く、さらにヘッドのみの販売がほとんどです。
というかメーカー側としてはハードヒッターに使われてしまうとフェースが割れてしまう可能性があるので使ってほしくないハズ…
仲間うちで行うプライベートゴルフでは問題なく使えるのですが、ここにも落とし穴があって、高反発ドライバーで一緒に回っているゴルファーと飛距離差が出ると
「お前のクラブ高反発だから道具に頼りやがって~」とか言われるというのはよく聞かれますので、そのあたりは、お相手の性格などをよく考慮して検討されるのが賢明です。
ゴルフは仲良くやりたいですよね♪
おすすめ高反発ドライバー
ここからはおすすめの高反発ドライバーをご紹介します。
PRGR(プロギア)NEW SUPER egg
プロギアが販売する480ccの高反発モデル!
飛距離というえばeggというのも板についてきましたね♪
SLEルール対応になってから、あえてルール適応外のクラブを意図的に販売してきたブランドです。
やさしさ+飛距離を徹底追及したブランドコンセプトで、非常につかまりやすい設計で扱いやすいのが特徴
特に特筆すべきはシャフトの長さで、
45~45,5インチと高反発ドライバーの中ではかなり短尺の設計で、ミート率が上がるので、ミスショットも少なくコンパクトに振りぬけます。
ヘッド性能が良いのでシャフトは短くても問題なし!ということでメーカーの強い自信が伺えます!
プロギアのシャフトフレックス表示はは独特でヘッドスピードの数字がフレックスになっています。
S | 42 |
SR | 40 |
R | 37 |
R2 | 35 |
が目安になります。
そしてこのNEW SUPER eggシリーズはドライバーからアイアンまですべて高反発で揃えることができますので、すべてのショットの飛距離アップが狙えます!
※こちらのクラブはヘッドスピード43㎳以上で打つことが制限されていますのでご注意ください
KASCO(キャスコ) ゼウスインパクト2
キャスコから発売されているゼウスインパクトはとことんルール違反のクラブです。
3つのルール適合外のクラブ設計になっています。
特に反発係数0,855は最高峰の数値で、圧倒的な初速を実現できます。
また打球音も非常によく、音だけで周りに飛んでいると感じさせてくれます。
つかまりも非常に良くシャフトも規格外の為、スライスが本当に出にくいです。
ヘッドも昔のパーシモクラブをイメージしたデザイン+ディープフェースで
玄人好みの構えやすさとやさしさが融合しているモデルです!
※こちらのクラブはヘッドスピード45㎳以上で打つことが制限されているクラブですので注意してください。
WORKSGOLF(ワークスゴルフ)飛匠ドライバー
徹底的に軽さと見た目にこだわったドライバーです。
飛匠ドライバーの重量はなんと243g
フェースの薄さはなんと0,4mm
高反発+軽量によるヘッドスピードアップで飛距離を狙います!
ヘッドが軽すぎる場合も重量違いのウエイトが付属するので重量や重心の調整ができます。
このクラブ、結構なシャローフェースなのですが、構えた感じはシンプルなデザインですっきり見えるので不思議です。
またシャフトやクラウンは和柄をあしらったデザインになっており、高級感があります。
※このクラブはヘッドスピード45㎳以上、摂氏5℃以下での使用ができない制限がかかっておりますので注意してください。
イッティ HAYABUSA-B
一般的に配置されているウエイトはネジで固定されているのに対しこのハヤブサビヨンドはチタンとウエイトのタングステンをボディに直接溶接(特許取得)することでエネルギー伝達ロスが劇的に少なくなります。
ヘッド形状がとことんエネルギーロスをなくす設定で高初速、高慣性モーメントを実現しています。
2015年以降継続的に販売されています。それほど完成度が高いクラブということです。
ハヤブサビヨンドはネットでは公式オンラインショップのみでの販売になります。
気になる方は以下のバナーから特別価格で購入できます。
KATANA(カタナ)ボルティオニンジャプラス
反発係数0,8802という圧倒的な反発係数で高初速を狙えます。
シャフトも純正シャフトでフジクラ製のスピーダーシャフト(カタナオリジナル)が装着されているので非常に格好良いです。
カタナゴルフは特別価格でクラブを出していることが多く、2020年6月の時点で公式ショップで約70%OFFとなっています。
最後に
高反発のクラブはR&Aのルール対応外のクラブになるため、公式な競技には使用不可になります。
また、反発係数を上げるためにフェースの厚さを極限まで薄くしているクラブもあり、ヘッドスピードの制限がかかっているクラブもあるのでご注意ください。
上記の点を注意して頂き、正しいフィッティングをしていただければ、確実に飛距離アップが見込めると思います♪
さらにハドラスコーティングを施すことでさらにヘッドスピードが上がり、飛距離アップにつながり、さらにクラブを傷から守ってくれます♪
気になる方は以下の記事も読んでみてください♪
https://amagami-golfgear-labo.jp/hardolass-glass-coat/
あまがみブログでは失敗しないゴルフ用品選びの記事を多数挙げていますので
よろしければのぞいてみてください♪
コメント