こんにちは、あまがみです!
いつも、あまがみブログをご覧いただきありがとうございます!
コロナ禍の影響でゴルフの自粛も増えている昨今ですが、こんな時はゴルフの知識をインプットしてみてはいかがですか?
よく、「ゴルフは科学だ!」という言葉があるとおり、正しい理論や知識を得ることはスコアアップにつながります。
この あまがみブログはそんなゴルファーさんの為に少しでもお役に立てる情報発信をしたいと思います。
ゴルフクラブの基本
ゴルフは最大14本のクラブをセッティングできます。
ゴルフというスポーツは他のスポーツと多少異なり、基本的には、ショット時の力加減はしないで、クラブの性能で飛距離等を調整していきます。
例を挙げるとサッカーのフリーキック時に蹴る人はゴールを狙う場合、距離や角度、壁の高さ等で蹴り方や蹴る力を加減しますが、
ゴルフはアドレス(構え方、場所)は変わりますがスイングの仕方やスイングの力加減は常に一定で、クラブの特性で距離や高さを調整します。
※パターだけは力加減が必要なクラブです。
実際はテクニックとして打ち方を変えたり力加減を調整しますが、基本は一定のスイングを維持します
その理由として、ゴルフは「再現性」が重要なスポーツだからです。
どういうことかというと、ゴルフスイングは繊細で少しの違い(コンマ何秒の違い)が大きいミスになってしまうので、自身のスイングを定着(固定化といってもいい)させます。(結構練習が必要)
グリップの握り方、構え方、スイング可動域、リズムetc…
その定着されたスイングが力加減や打ち方を変えてしまうことで、崩れやすくなってしまうんです…
なのでゴルフは
スイングは基本固定してクラブで調整
が鉄則になっています。
ゴルフをするうえで非常に重要なことなので、事前に説明いたしました。
これを前提に以下の記事を読み進めていってください。
そしてもう一つ、クラブの番手に対する飛距離の目安を表にしているので、参考にしてください。
クラブの使い分け方
ここからは具体的なクラブの使い分け方、クラブの特性を説明していきます。
ゴルフクラブは大きく5つの種類があります。
この5種類です。これからこの種類別に説明していきます。
ウッド
このウッドも大きく分けて2種類に分別されます。
#1ウッド(ドライバー)
ドライバーは基本ホールの1打目に「ティーグラウンド」と呼ばれる部分からティを使用したティーショットをするときに使用するクラブです。
地面から少し浮いているので飛距離が出やすいです。
たまに2打目にドライバーを使う「直ドラ」をする人もいますが超高等技術です!
基本的に一番長く、一番軽いクラブになります。ティショットを前提に設計されたクラブでヘッドが大きいことが特徴です。
「ドライバー・イズ・ショウ」といわれる通りゴルフクラブの顔といわれる立ち位置です。
一般的には必ず入れるクラブの一つです。
👇初心者におすすめのドライバーはコチラの記事を参考に!
https://amagami-golfgear-labo.jp/2019-golf-dr-g410-m6-rmx220-xp1/
フェアウェイウッド(FW)
フェアウェイウッドは2打目以降に使うことが多いクラブ、種類も多いので以下の表でまとめます。
No | 呼び方 | 必要性 |
#2 | ブラッシー | ✖ |
#3 | スプーン | ○ |
#4 | バフィ | ○ |
#5 | クリーク | ◎ |
#7 | (ヘヴン) | △ |
#9 | (ディバイン) | ▲ |
#11 | (エリー) | ✖ |
この中で一般的に使用するのは#3~#7がメインになります。
#2と#11は現在ほとんど商品化されていません。
ここ10年での進化は凄まじく、昔と今では20y前後の性能の違いが出る場合もあります!
以下はその中でもおすすめのクラブを紹介。
#3(スプーン)
一般的にドライバーの次に飛距離の出るクラブ。
飛距離は出るので、パー5で2オンさせたいときに使用する方が多い。
しかし飛距離は出るが、
- 長いことでミートしずらい
- 球が上がりにくい
デメリットがあり初心者~中級者まではおすすめしにくいクラブです
ミートせず球も上がらないので結局#5のほうが飛距離が出ることが多いです…
ただ、狭いコースのティショット用として使用するのは推奨できます!
スプーンのティショットはドライバーより方向性が格段に良くなり、飛距離はそれほど落ちないのでお勧め!
#5(クリーク)
ドライバーの次に入れる最もおすすめのクラブ
飛距離性能と許容性のバランスが良く、安定したショットができます。
このクラブを基準にして#3ウッドや#7ウッドが必要かどうか判断すると失敗しにくいです。
#5ウッドで飛距離が足りなく、#3だとミスショット、球が上がらなくなる方は、#4ウッドがお勧めになります。
#4ウッドを販売しているブランドが少ないので注意!
#7ウッド
#9ウッドもそうですが、このあたりのクラブはユーティリティと性能が被る部分なので、その違いをお伝えします。
基本的には長さの短いユーティリティのほうがお勧めですが、
しっかりキャリーで飛ばしたい、少しでも飛距離がほしいという方は試してみる価値はありです。
またドライバーで280y~300yくらい飛ぶ方は240yくらい飛ぶ#7ウッドは高さが出てピンをデットに狙えるクラブとして愛用されている方が多いです。
👇おすすめのFWはコチラの記事を参考に!
https://amagami-golfgear-labo.jp/golf-osusume-fw/
ユーティリティ(UT)
ユーティリティはウッドとアイアンの中間に位置するクラブで、名前の通り、様々な用途で使用できるクラブです。
他にハイブリッドやレスキューと呼ぶメーカーもあります。
アイアンとウッドのいいとこ取りの便利クラブです。
しかしほとんどのメーカーはこのユーティリティは「アイアン」の部類に分類されており、クラブのネックはアイアン径になっていることが多く、ウッドのシャフトを挿せないことが多いです。
逆にアイアンのシャフトを挿せることが多く、スチールシャフトを装着できることが多いです。
純正シャフトであればユーティリティ専用設計の径でほぼ同等の性能のシャフトが用意せれていることが多いです。
最近難しくなっている#4~#6アイアンの代わり、方向性の不安が出るフェアウェイウッドの代わりに使用されます。U2(17°)~U6(30°)を幅広くカバーできる万能クラブです。
特にU4(22°)、U5(25°)が扱いやすく、初心者にはおすすめのクラブになります。
U3あたりからはある程度ヘッドスピードがないと球が上がりにくくなるので注意!
また、ユーティリティにはアイアン型のものもあります。
しかしこちらは初心者向けではなく、上級者かアイアンが得意なゴルファー向けのクラブになります。
ここまでをまとめると、初心者は
#1W | #5W(18°) | U4(22°) | U5(25°) |
このセッティングがお勧めです。
アイアン
アイアンはグリーンにボールを乗せるために使用するクラブで、球が上がりやすくスピンをかけてしっかりボールを止める(転がらない)設計のクラブです。
基本的に飛距離性能より正確性、安定性が求められるクラブです。
例えば150y飛ばしたいとかで、飛ばなくても、飛びすぎてもミスショットとなってしまいます。
アイアンの種類は
アイアンは番手とロフト角がメーカーによって差が大きいので選ぶ際は番手ではなくロフトを確認して選びましょう。
大きく分けて
- 通常ロフト #7で32~34°
- ストロングロフト #7で28~30°
- 超ストロングロフト#7で24~27°
の3種類があります。自身の距離感が合うロフトを選びましょう。
アイアンはセット販売が主流なので、どの番手を選ぶのか~とかはあまりないのでセットを購入して、必要な番手をセッティングしましょう♪
※メーカーによっては番手や本数を指定して購入できるメーカーもあります。
最近はUTの台頭で使いこなすのが難しいロングアイアンの使用が少なくなっています
#6や#7番からセッティングしているゴルファーが多くなっています。
ラフに入ってしまったり、林に入ってしまった場合にリカバリー用に#5や#6を使うことはあります。
👇おすすめのアイアンはコチラをcheck!
https://amagami-golfgear-labo.jp/biganniron-chukuiron/
ウエッジ
ウッドやアイアンショットでグリーンに乗らなかった場合、グリーンに寄せるために使用するクラブ
高く球が上がり非常にスピンがかかりやすくほとんど転がらない設計になっている。
クラブは重ためで、フルショットはあまりせず、クラブの重さでショットする。
ウエッジに関しては多少は力加減が必要になる。
大きく分けてウエッジは5種類
ピッチングウエッジ(PW)
アイアンのセットになっているウエッジ。38°~46°
ウエッジというよりは#10アイアンという感覚のクラブで使用する。
距離感が最も重要なウエッジです!
最近のロフト多様化に伴いロフトの範囲が広い
38°と46°では15ヤードほど違いが出てしまいます。
超ストロングロフトのアイアンでは飛距離のギャップを埋めるために、ギャップウエッジ(GW、AS)が設定される場合があります。
超ストロングロフトのアイアンを購入される方は最低でもGWまでは購入するほうが良いです。
アプローチウエッジ
グリーン周りからカップに近づけるショットをするためのクラブ。
ロフトは48°~54°が一般的。
距離感、操作性、スピン性能のバランスが重要。
このクラブのショットでパッティングの難易度が変わってきます!
万能なウエッジなのでこれ一本ですべて済ませてしまう人もいます。
実際、このウエッジが一番重要です!
サンドウエッジ
バンカー等のコンディションの悪い場所からショットするウエッジです。
ロフトは55°~59°が一般的
操作性ソールの抜け性能が重要になってきます。
バンカーという特殊な地面(砂)からショットするのでソール形状やソールの角度(バウンス角)が重要なんですが、難しい知識が必要なので、バンカー用は、厚めのソールでバウンス角度10~12を目安にしましょう。
アゴ(高低差が高い)場合はロブウエッジが必要(60~64°)があると便利な場合があります。
ウエッジのセッティング
PW(GW) | 45 |
AW | 50 |
SW | 56 |
PW(GW) | 44 |
AW | 48 |
AW | 52 |
SW | 56 |
このあたりが王道パターンになります。
チッパー
グリーンまで数メートルというシチュエーションで使用するクラブパターとウエッジが合体したような形でちょこんと浮かせて転がす用途で使うクラブ。
本数に余裕があれば便利な一本です。
パター
パターはグリーンからカップに入れるためボールを転がすクラブ。
種類は大きく分けて2種類
ピンタイプ
ブレード上のヘッドのパター。
自身の感性でパッティングする方向け
車でいうとマニュアル車。
どちらかというと上級者向け。
マレットタイプ
かまぼこ型、スクエア型など大型ヘッドのパター
アライメント(カップへの導線)が取りやすく直進性に優れるため初心者でも使いやすい場合が多い。
車でいうとオートマ車。
このクラブだけは、力加減が必須のクラブで、自身とのフィーリングが最も重要になります。
フィーリングは特に重要なのは以下の物です
実際打ってみてこの4つがしっくりくるタイプを選ぶことがお勧めです。
そんなこと言われても感覚なんてわかんないよ~って方は、ピンのパターフィッティングがおすすめ!
https://amagami-golfgear-labo.jp/golf-ping-osusume/
「パット・イズ・マネー」といわれるほどスコアに直結するクラブです!
最後に
今回は各クラブの役割や使い分け方をご紹介しました。
おそらくこの記事を見たら、「じゃあどうやってクラブセッティングするの?」
って感じると思いますよね?
クラブセッティングの基本はコチラの記事にまとめてますのでよろしければご覧ください♪
https://amagami-golfgear-labo.jp/golfclub-setting-osusume/
ゴルフは正しい道具選びとクラブセッティングもある意味技術です。
皆様のゴルフ上達の為、少しでも皆様のお役に立つことができれば幸いです。
そしてゴルフのスキルを身につけたらなるべく多くのラウンドをして、さらなる問題点を見つけて修正していきましょう♪
2021年にゴルフラウンドのサブスクサービス、TeeRexがスタートしました!
年会費59,800円でゴルフ場が回り放題ですよ!
コメント