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今回はゴルフをする上で使用するゴルフシューズの選び方のお話。



そもそもゴルフをするには絶対にゴルフシューズを履かなくちゃいけないの?



ゴルフ場でプレーする際は、必ずゴルフシューズでプレーしてください。
理由は以下のとおり。
- プレイヤーが安全にゴルフをするため
- プレイヤーのパフォーマンスを最大限に発揮するため
- ゴルフ場のコースを傷めないため
ゴルフシューズは芝の上でしっかりグリップするようなソールになっており、ショットや歩行時に滑りにくく転倒のリスクを少なくしたり安定したショットができるようになっています。
また、グリップ力が高いといってもコースの芝やグリーンを痛めにくい構造になっています。



新型コロナ流行時にゴルフが注目されましたが、知識に乏しいプレイヤーがサッカースパイクでグリーンが凸凹になったということがありました💦
最近ゴルフ場でのゴルフでスニーカーのようなシューズでゴルフをしているゴルファーをよく見かけますが、こちらは見た目はスニーカーでもしっかりゴルフシューズの機能を備えたスニーカー型ゴルフシューズですので、純粋なスニーカーでのゴルフは控えましょう。


ですのでゴルフ場でゴルフをする際は必ずゴルフシューズを着用してください。



最近は上で挙げたようなスニーカータイプのゴルフシューズも多く出ているのでいろんなテイストのゴルフシューズが選べます!
ゴルフシューズの種類と選び方
ゴルフシューズの選び方は以下の項目で選ぶのがおすすめです。
- ソール(靴底)で選ぶ
- 重量で選ぶ
- クッション性で選ぶ
- 防水力で選ぶ
- フィット感で選ぶ
ソールで選ぶ


まずはゴルフシューズのソールを選びましょう。
ゴルフシューズのソールは大きく分けて、
- ソフトスパイク(鋲あり)
- スパイクレス(鋲なし)
に分かれます。
ソフトスパイク


シューズのソールにプラスチックの「鋲」が埋め込まれたシューズ。
高いグリップ力でショットを安定させることができます。
鋲が消耗すると鋲だけを購入し交換することで高いグリップ力を維持することができます。
ソフトスパイクのデメリットとして、
- シューズの重量が重たくなる
- 歩きにくい
- グリーンを痛めやすい
- ゴルフ場でシューズを履き替える必要がある
- メンテナンスが面倒
という点があります。
スパイクレスシューズ


シューズのソールに「鋲」がないタイプ。
鋲を使わない代わりにソールのトレッドパターン等でグリップ力を維持します。
グリップ力はソフトスパイク(鋲タイプ)タイプより劣るとされてきましたが、近年はソフトスパイクに匹敵するグリップ力を誇るスパイクレスシューズが多数発売されています。
また、スパイクレスゴルフシューズのメリットは様々あり
- シューズの軽量化ができる
- 歩きやすい
- ゴルフ場でゴルフシューズを履き替える必要がない
- メンテナンスが楽
といったメリットがあります。
さらにスパイクレスゴルフシューズは近年プロゴルファーの使用率が高まっており、現在アマチュアゴルファーのゴルフシューズはスパイクレスシューズが主流となっています。



後ほどこのスパイクレスシューズのオススメ商品をご紹介します。
重さで選ぶ


次はゴルフシューズの重量を考えましょう。
最近は軽量タイプ=良い商品、という傾向ですが、重たいシューズにもメリットはあります。
重量級のシューズ
目安としては400g以上のシューズが重量級のシューズになります。
ほとんどがソフトスパイクのシューズになります。
基本的にソールがFRP(強化プラスチック)を利用してシューズ自体が硬くなります。
メリットとしてはグリップ力が高い、トルク(シューズの捻じれ)が少なくショットが安定するといったメリットがありますが、クッション性や屈曲性がなく足が疲れるといったデメリットがあります。
軽量級のシューズ
目安として、400g以下のシューズが軽量級のシューズになります。
鋲が片側5~6個の少ないシューズやスパイクレスのシューズが多いです。
ソールはFRP素材ではなく、屈曲性の良いラバーソールがメインです。(最近は部分的にFRP素材を使うことが多い)
軽量で屈曲性が高いので、普段履きでゴルフがしたい。ラウンドを楽に回りたい方におすすめ。
特に350~400gあたりのシューズは、重量級と軽量級のいいとこどりのシューズがあるのでお勧めです♪
クッション性で選ぶ


ソールと重量帯を決めたら次はクッション性を意識しましょう。
クッション性はシューズのアッパーとアウトソール(靴底)の間にある「ミッドソール」で決まります。
基本的にミッドソールが厚いほどクッション性が高くなりますが、各社様々な工夫が施されているパーツでもあります。
代表的なのは画像のようなナイキのエアークッションです。



エアークッション=クッション性が高いイメージは皆さんあると思います!
クッション性が高いと膝などの身体への負担が少なくなりますが、ショットが安定しない、地面からの反発が得られず飛距離が落ちやすいというデメリットがあります。
しかしながら現在は、クッション性と安定性を両立させたミッドソールを各社開発しているので、基本的にはクッション性は高いほうが良いです。
しかし、「厚底」は注意が必要で、身長が変わり、ショットのフォームが崩れる可能性があるので、ソールの高さはあまり変えないほうが良いと思います。



ゴルフシューズに極端な厚底がないのはこの配慮だと思われます。
防水性で選ぶ


基本的にはゴルフシューズにはほとんどの商品は防水性もしくは、撥水性が備わっていますが、一部の商品は備わっていないものがあります。
最近はメッシュ素材でもPUコーティングを施して撥水、防水機能が備わっているものも多いので、見た目にとらわれず防水機能の有無は確認してください。
基本的に防水機能は価格と比例するので、価格の高いシューズほど防水性が高くなる傾向になります。



低価格帯の防水シューズや未防水タイプは防水スプレーやガラスコーティングで補強しましょう。
ガラスコーティングについて詳しく知りたい方はコチラ👇


フィット感で選ぶ
フィット感の要素は主に以下の通りです。
- アッパー素材
- アッパー形状
- 紐orワイヤー
- ワイズ(幅の広さ)
- インソール



ここは実際に試履きしないとわからない部分なので解説は簡単にいきます。
アッパー素材
アッパー素材で足に対するフィット感が変わってきます。
天然皮革
フィット感が非常に高い素材。
履いていくうちに足に馴染み最高のフィット感が得られますがしっかり手入れをしないと著しく劣化します。
天然皮革は高額にもなるので最近はあまり使われない素材です。
人工皮革
現在ゴルフシューズで最も使用されている素材。
防水性、耐久性が高く様々な加工ができる凡庸性の高いことが特徴。
ただし素材が硬くゴアつきがあるデメリットがある
最近は足あたりのよいやわらかい人工皮革も出てきている。
メッシュ・ニット素材
通気性が良く軽量の素材、ストレッチ性があり、素材も柔らかのでフィット感がある。
防水性と耐久性が圧倒的に弱いのと、ホールド感が出ないのでゴルフシューズ向きではない素材。
最近はPUコーティングや防水フィルム、ホールドパーツと組み合わせてアッパーとして使用することで、フィット感、ホールド性、通気性、防水性を両立できる注目の素材となっている。



オススメはやわらかめの人工皮革タイプかPUコーティングメッシュ&補強パーツを組み込んでいるメッシュタイプ!
アッパータイプ
アッパータイプは大きく分けて3種類
- ベロ(シュータン)分離型
- ベロ(シュータン)一体型
- ロールフィット型
ベロ(シュータン)分離型
アッパーとベロが分離した一番一般的な形状。
履き口が広く履きやすいがフィット感はイマイチ。
甲高タイプの方と相性がよい。
ベロ(シュータン)一体型
アッパーとベロが一体型になったタイプ
非常に高いフィット感が得られるが、履き口が狭く履きにくい。
甲高の方と相性が悪く、最悪足が入らない場合がある。
ロールフィット型
アッパーとベロは一体になっているがロール状になっており包み込むようなフィット感が特徴。
一体型よりは履き口が広く履きやすい。



アッパー形状は大まかに3種類で括りましたが、ソックスタイプやセミ分離型など多くの派生タイプがあるので実際ご覧になったり履いてみるのがオススメです!
靴紐orワイヤー
ホールド感の調整は従来は靴紐で行っていたが、ここ10年で利便性の高いワイヤータイプが普及して現在半数以上のゴルフユーザーはワイヤータイプでホールド感を調整しています。



繊細なフィット感を求める方は紐タイプ、簡単さや便利さを求めるならワイヤータイプを選びましょう。
ワイズ(幅の広さ)
市販モデルですと
E(スリム)→2E(ノーマル)→3E(ワイド)→4E(スーパーワイド)
あたりまでがラインナップされています。
足が楽という理由で過剰にワイドタイプを選びがちですが、過度に幅広を選ぶとスイング時に安定感が損なわれます。



足を入れた際に小指と親指の付け根がシューズのアッパーに当たっていたくなければ問題ない場合がほとんどです。
インソール(中敷)
フィット感という意味でも、パフォーマンスアップという意味でもインソール(中敷)は非常に重要。
高単価のシューズはデフォルトのインソールでも簡単なアーチサポートが備わっているものもありますが、個人的にはインソールはインソール専門メーカーのインソールに入れ替えることがオススメで、
- 長時間の歩行でも疲れにくい
- ヘッドスピードが上がる
- スイング(前傾姿勢)が安定する
- 傾斜がきつくても身体が安定してショットが安定する
という効果が期待できます。
ただし特殊な形状の純正インソールが搭載されているゴルフシューズは入れ替えることで大きく履き心地やサイズ感が変わってしまうことがあるので注意。



特にフットジョイ製品は特殊形状のデフォルトインソールが多いので注意!
因みに高機能インソールは多くのプロゴルファーが使用しているBaneインソールのゴルフ用がオススメ♪


高機能インソールは別の記事でも詳しく解説しています!


ゴルフシューズの合わせ方(フィッティング)
シューズのサイズを決める際の基準は以下の通りです。
- 必ず両足を試履きする
- なるべく午後に試履きをする
- 試履き後は必ず立って歩いてみる
- 試う履き時はつま先ではなくかかとを合わせる
- 靴の縦のサイズ感は約1センチほど余裕をもたせる
- 横幅は親指と小指の付け根が当たって痛くなければ多少窮屈感があるくらいで〇
- 縦の長さと横幅はどちらかというと横幅が優先だが縦が2cm以上空くのは✖
以上の点を踏まえてサイズを選んで下さい。



上記の7点は私が実際にゴルフシューズをフィッティングする際に最も重要にしている項目です!
2025年おすすめスパイクレスシューズ
これからは今年おすすめのスパイクレスシューズを紹介していきます!



先述してますが最近はスパイクレスでもグリップ力が強いので軽量で使い勝手の良いスパイクレスシューズが断然おすすめです!
特に今回は機能性や快適性を重視したオススメスパイクレスゴルフシューズをご紹介します!
アディダス コードカオス25BOA
※メーカー表記は2E相当ですが実際の着用感としては2.5Eくらいで若干広めです。
シューズ選びに迷ったらコードカオス25BOAでOK!
ツイストグリップという独特のソールパターンがシューズ側面まで配置され、スイングのフィニッシュまで完璧にグリップします。
ランニングシューズでも使用されるブーストクッションを使用して高めのクッション性と反発性を両立し、身体に負担をかけずパワーロスのないスイングが可能です。
前々作ののコードカオスは防水性が低いデメリットがありましたが、今作はメッシュ素材にPUコーティングを施し、通気性と屈曲性をほぼ犠牲にせず、防水性と安定感、フィット感を高めています。
価格もこの性能で定価は税込22,000円と購入しやすいですね♪



ゴルフシューズで迷ったらまずこのシューズを試してみてください!
\ メンズ /


\ レディス/


センターのファスナーを締めるとフィット感が上がりますが、若干幅が狭く感じます。
幅広、甲高の方は従来の紐タイプですとゆったり着用できます。


\ レディス /


ニューバランス FuelCell1001v5
※メーカー表記は2E相当ですが実際の着用感としては2.5Eくらいで若干広めです。
ニューバランスのデザイン性、機能性、フィット感の3拍子揃った最強スパイクレスシューズ
抜群のクッション性がありながらも驚きの安定感でスイングはしっかりサポート。
また、クッション性と安定感が両立していることで長時間の歩行でも足の疲労感が感じにくいです。
アッパー素材もメッシュ素材にPUコーティングを施し通気性や屈曲性をほぼ妨げることなく、防水性とスイング時の安定感が大幅に向上しています。
アウトソールもしっかりグリップするパターンを採用し、ナノフロント素材のインソールを使用することでシューズ内の足のズレも起きにくい工夫もされています。
デザイン性も高く、どのウェアでもコーディネートしやすいデザインになっています。



サイズはユニセックスなので男女問わずサイズを選べます♪


防水性能がないメッシュタイプもあります♪


プーマ シャドウキャットニトロディスク
圧倒的なグリップ力と快適性を追求した最注目シューズ!
ソールに猫の目のような突起が搭載されたモデル。
この特徴的な特記が抜群のグリップ力を発揮!
アッパーもメッシュ素材にPUコーティングした生地をラップ形状にし包み込むようなフィット感があります。
ワイヤーも均一に締まる構造でさらにシューズと足に一体感が生まれます。
クッションもランニングシューズに採用されているニトロフォームを全面使用しスイングの安定感とラウンドの快適性を両立しています
日本人向けラストで幅が少し広めに設計されています。



今回プロも多く使用していて最近価格も安くなったので注目されているシューズです!
\メンズ/


\レディス/


フットジョイ FJ FUEL
これからゴルフを始めるゴルファーにオススメ!軽量で安定感が抜群のエントリーモデル!
軽量で歩きやすくありながらショットの安定感も高いモデル。
フットジョイのシューズは全モデル防水性が高いのもポイント!
BOAタイプで税込22,000円は良心的な価格設定です♪



スペック、快適性、価格のバランスがよい商品です!
\メンズ/


\レディス/


ミズノ NEXLITE ENERZY BOA
JAPANの本気!究極の履きやすさと軽量性!
日本を代表するスポーツメーカーミズノが本気で作ったゴルフシューズ。
抜群の軽量性と日本人向けの甲高幅広設計で履きやすさが売りの商品。



ラストはなんと4E相当!アッパーも非常にソフトなクラリーノ素材を使用しているの幅広甲高でシューズ選びに困っていた方にピッタリの商品です!


エコー biom c4 hybrid
10キロ歩いても疲れない!?ゴルフシューズ。
まるでオーダーシューズのようなフィット感。
世界最高水準の防水性と通気性。
程よいクッショニングがありながら圧倒的な安定感。
細かく考えられたアウトソールによるグリップ力。
価格は4万円オーバーだが納得のクオリティのシューズです。



エコーのシューズは購入して履けばわかるクォリティです!




スケッチャーズ スリップインズ GO GOLF MAX2 ROVER
画期的なスリップインズ機能でかがまずスポッとシューズが履ける。
最近CMでよく見るこのシューズのゴルフシューズバージョンです。
正直シューズ自体の性能はそこまで高くないですが、とにかくハンズフリーで履けるのが便利です。



エンジョイゴルフで楽に脱ぎ履きしたい方にオススメな商品です!


最後に
以前はスパイクレスシューズは練習場用のゴルフシューズという認識でした。
しかし2018年くらいから技術の進化でソフトスパイクに引けを取らないどころか、機能面でソフトスパイクを凌駕したシューズが各メーカー続々と販売しています。
2025年現在では完全にスパイクレスシューズの需要がソフトスパイクを上回っています!
ツアーを戦うプロのゴルファーも年々使用率も年々高まっております。
是非スパイクレスゴルフシューズにご注目ください!
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