こんにちは!あまがみ
数あるサイトの中から当ブログを選んでいただきありがとうございます!
このブログではゴルフ用品販売歴10年以上のあまがみが、失敗しないゴルフ用品の選び方を発信しています♪
2023年秋から2024年春にかけて多くのメーカーが新クラブを出しています。
その中でも個人的に注目しているのが
ヤマハゴルフから2023年10月に発売された、「RMX VD」シリーズです!
RMX VD/Mドライバーを使用している神谷そらプロが
昨年のJLPGAツアーでドライビングディスタンス1位に輝いてます!
今年のRMX VDシリーズのドライバーは
- RMX VD/X
- RMX VD/M
- RMX VD/R(数量限定)
今回はこの3機種の中からRMX VD/Rドライバーを実際に試打をしての評価と商品解説をしていきます。
本来はゴルフショップで実際にご自身で試打をしてほしいのですが
- ゴルフショップまで遠くて試せない
- 忙しくてショップに行く暇がない
- 実際試打をしたけどよくわからなかった
- 試打にはいくけど事前にある程度知識を持っておきたい
- ネットで買ったほうが安いしポイントがつくからリスクを承知でネットで買いたい
を徹底検証していきますので是非最後まで見てください♪
しかしここで簡易的な総評をしてしまいます!
あまがみが今回一番言いたいことは…
ヤマハRMX VD/Rドライバーは競技者ゴルファーが好む顔とフィーリングでありながら初速性能が高く寛容性も最低限あるということ!
そして
- 多彩な調整機能
- 抜群の初速性能
- 許容性と操作性のバランス
- ヤマハこだわりの打球音
この4点はかなり高評価ポイントになります!
どうしてこのような評価になったのか詳しく解説していきます♪
実際にヤマハRMX VD/Rドライバーを試打した感想・評価
まずはRMX VD Rドライバーを実際に試打をしたレビュー(評価)をしていきます。
見た目やフィーリング、データ分析などしていきます。
ヤマハRMX VD/Rドライバーの見た目のレビュー
まずは見た目の印象から
RMX VD/Rドライバー見た目のソールデザイン
前作同様、赤と黒を用いたカラーリングですが今作は黒の部分が多くよりアスリート感が演出された感じ。
ソール前方部の大きな可変式ウェイトが特徴的なデザインとなっています。
シンプルでメカニカルなデザインです。
RMX VD/Rドライバーのフェースデザイン
RMX VD/Xはかなり台形型のフェース形状でしたが、VD/Rは同じディープフェースでもヒール側は台形型でトュー側は丸みを帯びた独特な形状をしています。
かなりつかまりにくそうな形状になっています。
RMX VD/Rドライバーのクラウンデザイン
RMXVD/Rの構えた感じがこちら。
フェースは若干開いて見えて、形状も洋ナシ型です。
クラウン、フェース共に黒色でクラウンにターゲットもないので、初心者ゴルファーはアドレス時に少し戸惑う可能性がありそうです。
構えた感じはかなり玄人好みの顔だと思います!
RMX VD/Rと前作のRMX VD59ドライバーとの比較
まずは今作のRMX VD Rと前作のRMX VD59ドライバーとの比較。(どちらもウェイトはノーマルポジション)
今回は前作のRMX VD59と比較してみました。
RMXVD/R TENSEI TR(S) | RMXVD59 ディアマナYARED | 評価 | |
---|---|---|---|
飛距離(キャリー) | 187.8y | 172.6y | キャリーで約25yも伸びた |
総飛距離 | 209.4y | 195.1y | トータルでも約20yの飛距離アップ |
ヘッドスピード | 36.6ms | 35.7ms | 前作よりかなり振り抜きがよくヘッドスピードもアップ |
ボール初速 | 54.2ms | 50.6ms | ヘッドスピードが上がったので初速もアップ |
打出し角(縦) | 12.8° | 15.6° | ボールは少し低めで強い球が出る印象 |
打出し角(横) | 左6.6° | 左5.1° | 強めのフェードボールが出るので意図的に左へうち挿してます。 |
バックスピン量 | 3097rpm | 3545rpm | バックスピンも前作より少なくなっている。 |
サイドスピン量 | 右399rpm | 左201rpm | 少し強めのフェードボールが多い印象 |
ミート率 | 1.48 | 1.42 | ミート率は非常に高い |
※サイドスピンのみ別計測器で計測(GC3)
スリクソンのZ‐STARで明らかなミスショットを除く3球のショットの内、中間のデータを抽出しています。
前作のVD59より振り抜き性能が向上しヘッドスピードと飛距離が上がった!
まず感じたのは前作よりヘッドの投影面積が少なくなり振り抜きがかなり良くなったこと!
今作のVDRは前作と比べかなりヘッドが小さく見えることもあってか、かなり振りやすくなっています。
結果ヘッドスピードも約1.1msほど上がっていました。
普通にヘッドスピードが1.1msも上がるってすごいことです!
またミート率も1.48と非常に良く、初速性能の高さが伺えます。
当然ヘッドスピードが上がったことで飛距離もトータルで約13yも伸びています!
低めの弾道でフェードボールが多く出る
弾道の高さは少し低めで、風に強い強弾道が出ます。
またヘッドスピード38ms程度だとつかまりにくく、フェードボールが多くなる傾向でした。
ヘッドスピード45ms前後だとつかまるゴルファーが多い印象でした。
フェードボールでもしっかり初速は出ていました♪
バックスピンは少し多め
バックスピンは前作よりは低スピンになっていますが3,000rpmを超えているので少し多めといえます。
しかし打出し角度が少し低めに出るので、自身のスイングでは適正に近い数値と考えています。
この打出し角度でバックスピンが少ないとドロップしてしまう可能性があります💦
弾道は安定していてミスには強そう
低い弾道でフェードボール。
一見、上級者用に感じて難しいクラブのイメージがありますが、100切りできていないヘッドスピード38ms前後の私が使用しても弾道はそれほどばらけなかったです。
つかまりにくい一面はありますが、可変ウェイトでつかまり具合を調整できるので、あまりにもスライスや右プッシュが出る場合は可変ウェイトをヒール側に移動することで弾道の調整が可能です。
浅重心設計で左右のウェイト移動ができるクラブはとても珍しいです!
前作より打球音が静かになり心地よさアップ
前作のVD59はかなり高い金属音っぽい打球感でしたが、今作のVDXは少し低めの打球音になり、心地よい感じになっています。
かなりアスリート系のクラブっぽい音になっていますよ♪
ヤマハ RMX VD/Rドライバーのスペック
続いてRMX VD/Rのスペック解説
RMX VD/Rドライバーのヘッドスペック
RMX VD Rドライバー | |
---|---|
ヘッド素材(ボディ) | 811チタン精密鋳造ボディ カーボンクラウン |
ヘッド素材(フェース) | 6-4チタンCNC精密加工フェース |
ヘッド製法 | マルチマテリアル構造 |
ヘッド体積 | 445cc |
ロフト | 9.5° 10.5° |
ライ角 | 58.0° |
公式サイト | 詳細を見る |
ロフトは9.5°、10.5°のラインナップでタングステンの可変式ウェイトが搭載されたヘッドになっています。
RMXVDシリーズの中でも初速の高さが光るモデルです!
RMX VD/Rドライバーのシャフトスペック
RMX VDRドライバーは完成品ではカスタムシャフトのラインナップのみ。
ヤマハオリジナルのTENSEI TRシャフトは受注生産となります。
TENSEI TR | SPEEDER NX BLACK50(S) | TENSEI Pro Blue1K50(S) | TOUR AD VF-5(S) | TENSEI TR (S)特注 |
---|---|---|---|---|
重量 | 56.5g | 54g | 56g | 53.5g |
トルク | 4.9 | 4.8 | 4.3 | 4.9 |
調子 | 先中 | 中 | 中元 | 中 |
クラブ総重量(#7) | 306g | 306g | 306g | 302g |
シャフト長 | 45.5インチ | 45.5インチ | 45.5インチ | 45.5インチ |
ヘッドバランス | D4 | D3 | D3 | D3 |
推奨HS | 40~45ms | 42~46ms | 43~47ms | 37~44ms |
完成品価格 | 税込105,600円 | 税込116,600円 | 税込107,800円 | 税込92,400円 |
ヘッドスピードに自信がない方でもオリジナルのTENSEI TRシャフトを特注で作ることでかなり扱いやすくなります!
しかもオリジナルシャフト装着で定価も10万円を切るのでコスパ面でもオススメです。
オリジナルのRシャフト装着でヘッドスピード37msくらいでも全然扱えますよ♪
ヤマハ RMX VD/Rドライバーの特徴
RMX VDRドライバーの特徴を簡単に解説していきます。
特に今回注目なのは新しくリニューアルされた新スリーブです!
ひとつずつ解説していきます。
Bull’s-eye Face(ブルズアイフェース)
出典:YAMAHAGOLF
飛びの三要素と言われるボール初速・打ち出し角・スピン量の三つです。
ドライバーにおいてフェースセンターの少し上が飛ぶと言われる理由は飛びの三要素のうちの二つ、打ち出し角とスピン量を最適化できるためです。(高弾道、低スピン)
しかしボール初速が最も速いのはフェースのセンターであり、最も飛ぶ場所と最も初速が出る場所は異なっています。
新開発のBull’s-eye Faceは上の画像のようにフェースセンターの少し上で最も初速が出るように設計されています。
飛びの三要素すべてを最適化することに成功し、プレーヤーの最大飛距離を引き出すテクノロジーです!
簡単にまとめるとドライバーにおける初速の芯、スピンの芯、打出し角度の芯の位置を全部近い場所に集積したということです♪
新スリーブ構造
出典:YAMAHAGOLF
前作までは4ポジションの調整でしたが、今作から新スリーブとなり8ポジションに調整範囲が広がりました。
またスリーブ重量も2g軽量化されています。
スリーブのリニューアルはこれがあるから各メーカーあまり変えれないみたいです。
大型の移動式ウェイト
RMXVDRはソール前方部に大きなレールがついた移動式のウェイトが搭載されています。
ウェイト ヒール側 | ウェイト センター | ウェイト トュー | |
---|---|---|---|
打出し方向 | 左傾向 | 直進 | 右傾向 |
ウェイトを動かすことで上の表のような調整が可能です。
主につかまり具合の調整を行います!
こんな方にヤマハRMX VD/Rドライバーがおすすめ
最後にまとめ
受注生産でRMXVDシリーズのオリジナルシャフトTENSEI TRを装着することで幅広い客層のゴルファーにも使えるスペックになります!
おすすめポイントに当てはまる方は是非ヤマハRMX VDRドライバーの検討を!
アスリート志向でフィーリングのよさや細かい調整を好むゴルファーにオススメ!
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3機種の中ではアスリート向き、もしくはひっかけが気になるハードヒッターゴルファーにオススメ!
ちなみにRMXVDシリーズはフェアウェイウッド、ユーティリティは1機種のみの兼用モデルです。
ゴルフクラブを購入したらハドラスコーティングで傷と汚れからクラブを守り、ヘッドスピードもアップ!?
質問がある方は気軽にコメント欄にコメントしてください♪
本日はここまで!
最後まで見て頂きありがとうございます♪
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