こんにちは、あまがみです!
いつも、あまがみブログをご覧いただきありがとうございます!
北国の皆さんもゴルフシーズンが到来する季節になってきました♪
ゴルフは、他の競技より道具の影響を受けるスポーツです!
ゴルフクラブ選びはスコアに直結します!
『どのメーカーのクラブを使うのか?』も重要なのですが、もっと重要なのが、『どのようなセッティング(番手配置)にするのか?』です!
意外と役割が重複するクラブセッティングをしているゴルファーもいらっしゃるので、今回はゴルフクラブのセッティングの仕方をまとめてみたいと思います♪
クラブセッティングとは?
クラブセッティングとは自分の得意不得意やコース戦略に合わせてキャディバッグに入れるクラブを調整・選択することです。
合計で14本セッティングすることができます。
そしてクラブセッティングの基本は以下の通りです。
打ちたい飛距離のクラブを入れる
基本中の基本は打ちたい飛距離のクラブを入れていくということ、同じ飛距離性能のクラブを重複させることは、基本的には無駄になります。
メーカーによりシャフト長さや、ロフト角度等違うので、飛距離性能には誤差がありますが、現在のおおよその番手別飛距離は以下の通りです。
繰り返しますがおおよその目安です。メーカーによって番手とロフトは異なります。
※ドライバー飛距離が240yの場合です。(HS42㎳前後)ご自身のドライバー飛距離で比率計算をして、ご自身の大体の適正値を算出してください。
用途に合わせたクラブを入れる
飛距離を考えた後は、用途に合わせたクラブを選びます。
おおまかなクラブの種類別用途です。
・ウッド(ドライバー、フェアウェイウッド)
比較的大きな中空構造のヘッドが付いたゴルフクラブです。
主にチタンやステンレスがメインの素材で作られています。
特徴としては、
大体ウッドから2~3本入れる方が多いです!
主にコースのフェアウエイに乗せるために使うクラブです。
・アイアン・ウエッジ
小ぶりなヘッドで主に鉄やステンレスで作られているクラブです。
以前はワンピース構造でしたが、最近は中空構造やポケットキャビティ構造等、様々な種類があります。
特徴としては
アイアン・ウエッジは大体8本前後入れることが多いです。
主にコースでグリーンに乗せるために使用されるクラブです。
ユーティリティ(UT)
メーカーによっては、ハイブリッドとかレスキューとかいわれますが基本一緒です。
先ほどのウッドとアイアンの間のような形をしています。
性能も両方のいいところを併せ持つもので、主にウッドとアイアンの間にセッティングすることが多いです。
チッパー
その名の通りチップショット、ボールを転がして寄せるアプローチショットに適した形に作られています。 分類でいえばアイアンのグループに属し、パターのように平面を持ったグリップやセンターシャフトのようなネックはルール上許されていません。
パター
グリーン上で上でボールをコロがすのに使われるクラブ。ピン型、マレット型、ネオマレット型などさまざまな形状のものがある。
用途に合わせたクラブを入れる
打ちたい飛距離の他に用途に合わせたセッティングも考えます。
例を挙げると
など、コースの特徴や自身のウィークポイントを補うためのセッティングです。
このあたりを意識しながらセッティングしていきます。
今回は重量フローや重心角、フレックス等はある程度無視して、あくまで番手でのセッティングの基本のセッティングをご紹介します
とはいえ、全く無視することもできないので簡単に触れますので、最低ここは意識してください!
- クラブは短くなるほど重くなる
- クラブは短くなるほど硬くなる
- 重心角はなるべく近い数字が望ましい
基本すべて同じシリーズでセット組している場合は自然と上記の数値が理想値に近い状態になっているので安心してください。
逆に違うシリーズやブランドを混ぜてセッティングしている場合は注意が必要です。
特にシャフトは同じSフレックスでも、全く振動数(硬さ)が違う場合が多いです!
シリーズが違うと重さも硬さも重心角もそれぞれなので、ゴルフショップのスタッフやレッスンプロの方に見てもらいましょう。
おすすめの番手セッティング
これからは実際にお勧めする番手セッティングです。
王道セッティング
ミスショットに強く、グリーン周りも強化した王道セッティング。
ミスショットしやすい#3ウッドと#5アイアンを外しリスクを回避
UT2本入れでさらにショットの安定感と飛距離性能を両立しています。
グリーン周り用のウエッジを2本入れて寄せやバンカーショットもばっちり!
1本空きを入れてるので、用途やスキルによってバージョンアップも可能です♪
どんなゴルファー、コースにも対応する超オーソドックスセッティングです!
飛距離追求型セッティング
飛距離が落ちてきたシニアゴルファーにおすすめなセッティング
ウッド系は長く扱いずらい#3ウッドが入っているが経験でカバー
アイアンは今流行りの『ぶっ飛びアイアンで』やさしさと飛距離の両立
寄せやバンカーは58°のウエッジで調整する形です。
U4と#6位アイアンの飛距離が被っているのは、フェアウエイやライが良い場合はUT、
ラフやライが悪い場合は#6アイアンと使い分けを行うため。
残り150~170yは非常に重要なショットですから、選択肢は多いほうが良いです。
アイアン特化型セッティング
ハードヒッター向けのコントロール重視のセッティング
ドライバーで280yくらい飛ばせる方が目安。
操作性の良いアイアンをメインにして飛距離より方向性、操作性を重視
ハードヒッターでアイアンの飛距離も出てしまうのでグリーン周りのウエッジが3本と多め。
U2のUTで2打目のショットでもグリーンを狙う!
1本余裕があるので、必要ならば#3ウッドを追加!
飛距離、やさしさ両立セッティング
飛距離とやさしさを両立させる為、極力アイアンを少なくしたセッティング。
飛距離を出したいが、ミスショットのリスクも気になるというゴルファーにおすすめのセッティング。
#3ウッドが難しいので#5よりロフトが立っている#4ウッドをセッティング、
UTを3本セッティングすることで飛距離とやさしさを両立。
アイアンもぶっ飛びアイアンを選択することで、飛距離とやさしさを両立、
ぶっ飛び系アイアンは#7~のセットが多いので本数も少なくできます!
非常に魅力的なセッティングですが、クラブの組み合わせなど、クラブの知識とセッティング技術を求められる、難しいセッティングなので、セッティングに詳しいスタッフ等にしっかり相談しましょう!
複数のシリーズやブランドを組み合わせる必要も出てきそうです…
UT特化セッティング
ドライバー以外のウッドを使用せずセッティングするパターン
UTを4本セッティングすることでミスショットを少なく、低弾道で風に強くランを稼いで飛距離を伸ばす戦術に効果的。ロングアイアンも使用しないでUTを使うため安定感も抜群!
一本少ない13本で、UTの6か#5アイアンをセッティングすることで、さらに戦略が広がります。
デメリットは池や崖など障害物やドックレックなどのコースには不向きです。
意外とおすすめのセッティングです!
最後に
今回はいくつかのセッティングをご紹介しましたが、番手選びだけでももっとたくさんのセッティングがあります。そして「セッティング」以外にもその人に合うクラブ「フィッティング」もあります。
このセッティングとフィッティングがマッチしたとき、ゴルフがきっと今よりも楽しくなると思います!
そして必ずゴルフのラウンドでセッティングが合っているかどうか答え合わせをして、番手と飛距離のギャップやスポットになっている飛距離を確認して、修正をしていってください。
2021年6月に年会費59,800円でゴルフのラウンドが回り放題になるサブスクサービス、TeeRexも始まったので、これを活用するのもいいかもしれません。
ゴルフは本当に奥が深いですね♪
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