こんにちは!あまがみ
数あるサイトの中から当ブログを選んでいただきありがとうございます!
このブログではゴルフ用品販売歴10年以上のあまがみが、失敗しないゴルフ用品の選び方を発信しています♪
2023年もゴルフが盛り上がっています。
ゴルフショップで働いているあまがみの店舗でも3月あたりからお客様は非常に増えており、中でもゴルフ距離計のお問い合わせが非常に増えております。
ゴルフ距離計の種類や基本的な選び方を知りたい方は下記の記事で詳しく説明しております。
その中でも人気の高いメーカがガーミンゴルフの商品です!
特に20~40代に人気でSNSでも頻繁に出ているわね♪
高機能で見た目もカッコいいから人気ですね♪
特に人気なのがアプローチS62!
あまがみも愛用しており、高額ですが使うことでゴルフがもっと楽しくなり本当に買ってよかったと思える商品です。
実際に使ってみたレビューや評価を記事にしています♪
ゴルフ女子仲間はアプローチS42を使ってる人も多いわよ♪
S62よりサイズも機能もコンパクトなS42は女性に人気ですね♪
こちらもレビュー記事を書いているので気になる方は覗いてみてください。
そして今回紹介するのが腕時計型では最もローコストの商品
アプローチS12です!
実はこのアプローチS12、以前はあまがみの中であまりお勧めできないアイテムでした。
理由は
- 機能が少ない
- ガーミンなのにタッチパネル非対応
- 競合と比べ価格が高い
このような理由で同スペック比較だと他メーカーを購入したほうがよいと思っていた。
しかし最近は少し考えが変わり、一部のゴルファーにはおすすめできる商品だと感じたので今回紹介記事を書くことにしました。
沢山のお客様への接客を経ておすすめできる人がいる機種だと再認識しました。
それではガーミンのアプローチS12の私の評価は以下のとおり。
図解の補足として
- ゴルフ距離計としての機能は多くないが、防水性や強度などのウェアブル(本体自体)性能は非常に高い
- 図解で△の評価部分はアプリや外着け品などでゴルフ機能のアップデートも可能。
- アプリが充実しておりゴルフの分析や健康管理が可能
今回改めて記事を書いてしっかりターゲットが明確な商品だと感じました。
今回どうしてこのような評価になったのか詳しく解説していきます。
ガーミン アプローチS12のスペック
まずはアプローチS12の基本スペックで特に重要な部分をピックアップしました。
外形寸法 | 幅43.7 x 高さ43.7 x 厚さ11.5 mm | ガーミンの中でもかなり小型&薄型で女性でも扱いやすい |
重量 | 約34.1g(バッテリー含む) | 非常に軽量 |
液晶 | 日光下でも可視性を保つ半透過型メモリーインピクセル(MIP) | 見やすいがモノクロ液晶 |
連続使用時間 | 最大30時間 | 腕時計タイプでは業界トップクラスのバッテリー性能 |
防水 | 5 ATM | 強い雨でも使用可能な防水性 |
GPS | みちびき、グロナス対応 | みちびきL1Sの受信は不可 |
ゴルフ場コース収録数 | 約42,000コース (国内カバー率99%) | 世界的ブランドなので海外を含む収録コースは非常に多い |
価格 | 32,800円(税込) | デバイススペックとしては優秀だがゴルフ機能が少なく、コスパは悪い |
防水性やバッテリー性能、耐久性などウェアブルデバイスとしては優秀ですが、ゴルフ機能が少なく競合品に比べるとコスパが悪いように感じます…
ガーミン商品のサイズ感比較
ご覧のようにS62が大きめに対してS42とS12は本体は小さく女性でも使いやすいモデルになっています。
本体の薄さもS62が少し厚さがあるモデルに対してS42とS12は薄くなっている。
重量比較
ガーミン S62 | 61.0g |
ガーミン S42 | 43.0g |
ガーミン S12 | 34.1g |
ショットナビ エボルブ | 74.0g |
イーグルビジョン エース | 57.0g |
ガーミンと他メーカーの同価格帯との比較ですが、重量に関してはガーミンのアプローチS12が非常に軽量ということがわかります。
他社の同価格帯のサイズ感比較
他社の同価格帯商品での大きさ比較
ショットナビのエボルブよりはかなり小さくなっています。
イーグルビジョンのエースは本体のサイズ感は同等ですがアプローチS12のほうが若干ベルトが細くなっています。
本体の薄さに関してはガーミンのアプローチS12が明らかにエボルブやエースより薄くなっており、装着に違和感が出にくくなっています!
みちびきL1S信号受信不可モデル
みちびきL1Sとは
https://greenon.jp/
みちびきL1Sは、みちびき(準天頂衛星システム)という日本の衛星から出る通信誤差を補正するシステムでこの信号を受信できるゴルフ距離計は距離精度±1m程度で距離を計測できます。
アプローチS12は通常のみちびきは受信可能ですがこのみちびきL1Sは受信できません。
しかしガーミン社は世界的なGPSメーカーでガーミン独自の衛星補完システムがあるので、極端に精度が落ちることはありません。
ガーミン アプローチS12中画面
ガーミンのアプローチS12はタッチパネル非対応となっており、ボタンでの操作になります。
またモノクロ画面ですが、ガーミン独自のディスプレイ技術によって室内外問わず画面はかなり見やすくなっています。
コースレイアウトが出ないのでモノクロ画面で全く問題はなしです♪
ゴルフナビ中は
- 標準画面
- ハザード場面
- グリーン拡大画面
この3つの画面を主に使用し、距離表示画面で自身の飛距離を確認します。
また、スコア入力画面でデジタルスコアを記録し、ラウンド後にアプリと同期しスコア管理もできます。
画面が細かく見にくい方はデカ文字画面で見やすい表示にすることも可能です。
基本的な操作方法はガーミン公式サイトのマニュアルをご覧ください
ガーミン アプローチS12のデフォルト機能
ここからはガーミンアプローチS12のメインとなるデフォルトの機能をご紹介します
- ハザード距離表示機能
- グリーン形状表示機能
- グリーンピン位置移動機能
- アプリ連携機能
正直機能は少ないですが、逆に好きない機能のお陰で操作がシンプルで使いやすいという意見が多く寄せられております。
ひとつずつ解説していきます♪
ハザード距離表示機能
ガーミンゴルフより
コースのハザードまで手前と奥の距離を表示してくれます
簡易的に図解で場所を表示してくれるのでわかりやすくなっています♪
グリーン形状表示
ガーミンゴルフより
ガーミンアプローチS12はコースレイアウトは出ませんが、グリーンの形状は簡易ですが表示してくれます。
基本的にグリーンまでのフロント・センター。バックの3つの距離を表示してくれますよ♪
ピン位置移動機能
ガーミンアプローチS12はボタン操作でありながらピン位置移動機能が搭載されています。
タッチパネルではないので任意の場所をタッチではなく、グリーンを9分割にしてピン位置があるマスにチェックを入れて変更する仕様となっております。
ピン位置を設定するとグリーンの中央を表示するCの文字がPに変わり、ピンまでの距離を表示します!
アプリ連携機能
アプローチS12は主に以下の2つのアプリと連携できます
- ガーミンゴルフ
- ガーミンコネクト
ガーミンゴルフ
ガーミンゴルフはゴルフで入手したショットデータやデジタルスコアを用いて自身のゴルフを分析できる機能です。
平均スコアや番手別飛距離、ドライバー最大飛距離、グリーンオン率などが出るので自身の課題を明確にできゴルフの上達を後押ししてくれます。
というか、いろんなデータが出るので純粋に楽しいです♪
※ガーミン アプローチS12で詳細なショット分析を表示するには別売りのCT-10が必要になります。
ガーミンコネクト
ガーミンコネクトはゴルフ以外のアクティビティを管理してくれるアプリです。
アプローチS12は歩数計が搭載されているので、歩数の日別や週間などの統計やカロリー消費量などを管理して健康促進をサポートしてくれます。
とにかくガーミンはこのアプリに力を入れているので、アプリ連携でデータを見たい人はガーミンがおすすめ♪
ガーミン アプローチS12のデフォルト機能
アプローチS12はオートショット機能が搭載されておらず、デジタルスコアを作るにはショットごとに地点登録をしなければなりません。
手動で地点登録することで飛距離測定のみ可能となります。
これが本当に面倒なんです。しかも押し忘れも結構出てしまいます…
アプローチS42、S62であればオートショット機能が搭載されており地点登録は自動で行ってくれます。
それでも番手登録は手動だし、チップショットやパッティングは検知精度は低め…
アプローチS12で簡に番手登録や地点登録をする方法はないの?
実はアプローチCT10というゴルフクラブに後着けするセンサーを着けるとすべて自動で行うことができるんです!
そのガーミンアプローチCT10というのがこちら
このネジみたいなセンサーをゴルフクラブのグリップエンドに挿してガーミンの本体と無線で連携させます。
本体との連携時に番手も設定するので、アプローチCT10を装着すると、自動でショットと番手を認識することができスコアとショット分析のデータを自動で取得できます。
絶対それ着けたほうがよいじゃん!
絶対つけたほうがよいのですが、アプローチS12の場合すべてのクラブにセンサーを装着しないといけないので、最大で14個のCT10が必要です💦
アプローチCT10は3個で税込み16,500円、14個セットでも54,800円します。
そんなに高いの?それならオートショット機能があるS42かS62買ったほうがよくない?
S42やS62でも番手登録も自動でしたいなら14個必要だからね…地点登録だけなら3個セット買えばそっちのほうが安あがりですね。
かなりコストがかかるので、あまりお勧めではありませんがアプローチS12を全番手オートショット機能にグレードアップする方法はあるので、参考にしてみてください。
ガーミン アプローチS12の注意点
アプローチS12は注意点がいくつかあるので紹介します。
詳しく解説していきます。
データ更新の重要性
GPSタイプのゴルフ距離計はコンピュータを使っているので、定期的なバージョンアップがあります。
その都度データ更新を行うことになるのですが、データ更新には主に2つの種類があります。
バージョンアップの種類 | 更新内容 | 更新しないとどうなる? |
---|---|---|
本体のバージョンアップ | 本体の不具合修正や 新機能搭載の更新 | バグが発生し使用不可になる 正常な動作をしなくなる 最新の機能が使用できない |
コースデータの バージョンアップ | コースのデータ不備や コース改修の補正 | 距離が合わなくなる ゴルフ場を検知しない |
ファームデータ(本体機能)更新をしないと最悪の場合動作すらしなくなります。
コースデータの更新をしないと距離がずれたり、最悪の場合ゴルフ場を検知しなくなります。
ガーミンの場合、コースデータはアプリ連携で簡単にデータ更新ができるので、そうならないために定期的にデータ更新のチェックと更新を行ってください。
本体のアップデートはガーミンエクスプレスをPCにダウンロードして行います。
アプリとかBluetoothで???となるかたは周りの方に相談しましょう♪
ゴルファーは今ほとんど使用しているのでわかる人はいるはずです。
充電端子の清掃
GPSの故障の問い合わせで「充電できなくなった」というものですが、ほとんどの場合は
- 接続端子の汚れ
- 充電ケーブルの断線
このどちらかです。
まずはベビーオイルがついた細めの綿棒で本体とケーブルの端子を清掃してよく乾燥させてください。
ほとんどの場合、これで充電できるようになります。
また、これでも充電できない場合は充電ケーブルが断線している可能性が高いのでケーブルの交換を試みてください。
また、充電ケーブルを一般コンセントで使用する際は必ずショットナビが指定するアダプタを使用してください。それ以外を使用すると故障の原因になりますし、その場合メーカー保証対応外になる場合があります。
端子を清掃しても充電ができない場合は充電ケーブルが断線している可能性もありますので、周りにガーミンの距離計を使っている方を探してケーブルを借りてみて充電ができた場合はケーブルを買い替えましょう。
本体がフリーズした場合の対応
故障の問い合わせで多いのは画面のフリーズです。
使用中に画面が全く動かなくなったり、黒い画面から全く動かなくななった場合はフリーズした可能性があります。
画面がフリーズした場合は上図のように左上のボタンを電源が落ちるまで長押ししてください。ほとんどの場合この作業で改善します。
フリーズの原因としては何度も同じボタンを連打したり、GPS機能と歩数計の機能を同時に使用したりすることで起こる場合が多いので心当たりのある方は確認してみてください。
リセットボタン後は再度電源を入れてください♪
アプローチS12はこんなゴルファーにおすすめ
最後にまとめです。
特におすすめなゴルファーとして
こんな方にぴったりな商品です!
逆に注意点としては
上記の要望があるゴルファーはもう一度下記の記事からご自身に合う距離計を探しましょう。
そして昨今の半導体不足や物流の不安定な状況で入手困難になる可能性もあるので、購入できるうちに手に入れることをオススメします。
この商品が本当の欲しい人の手に届きますように。
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本日はここまで!
最後まで見て頂きありがとうございます♪
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