こんにちは!あまがみ
数あるサイトの中から当ブログを選んでいただきありがとうございます!
このブログではゴルフ用品販売歴10年以上のあまがみが、失敗しないゴルフ用品の選び方を発信しています♪
2023年になり春発売の新クラブが続々発表されております。
特に海外ブランドの発表が多いですね♪
その中で本日紹介するのはテーラーメイドから2023年1月に発表された
STEALTH2(ステルス2)シリーズです!
前作のステルスは難しいクラブという評価が多かったけど改良された?
はい!今作は前作の評価を受けてかなり改良をしてきた印象です♪
本来はゴルフショップで実際にご自身で試打をしてほしいのですが
- ゴルフショップまで遠くて試せない
- 忙しくてショップに行く暇がない
- 実際試打をしたけどよくわからなかった
- 試打にはいくけど事前にある程度知識を持っておきたい
- ネットで買ったほうが安いしポイントがつくからリスクを承知でネットで買いたい
今回はステルス2ドライバー2機種の
を徹底検証していきますので是非最後まで見てください♪
しかしここで簡易的な総評をしてしまいます!
あまがみが今回一番言いたいことは…
前作よりやさしくなり万人うけするクラブに仕上がっています!
特に
つかまり性能 ボールあがりやすさ 弾道の安定感
この3点はかなり進化したと感じました!
どうしてこのような評価になったのか詳しく解説していきます♪
※追記:2023年10月27日に価格改定したため、非常にお買い求めしやすくなりました♪
ステルス2ドライバー2機種と前作の比較も含めた試打結果
今回実際に試打してみたクラブは
- ステルス2ドライバー
- ステルス2HDドライバー
の2機種
セレクトストア限定のステルス2プラスは試打が手に入らなかったので試せてません…
今回は
- ステルス2とステルス2HDとの比較
- ステルス2、ステルス2HDそれぞれ新旧比較
を行った結果を報告します。
ステルス2とステルス2HD比較
上記のデータはサイドスピンが出ていないのでそちらも含めた試打データを表でまとめました。
※ベースデータはボイスキャディSC300i、補足データはGOGOGOLF(EDH)
ステルス2 TENSEIRED TM50 | ステルス2HD TENSEIRED TM50 | 評価 | |
---|---|---|---|
飛距離(キャリー) | 204.6y | 208.9y | 飛距離は若干ステルス2が飛ぶ |
総飛距離 | 225.9y | 230.3y | 飛距離は若干ステルス2が飛ぶ |
ヘッドスピード | 38.3ms | 39.0ms | ステルス2HDのほうが降りやすかった |
ボール初速 | 57.0ms | 57.5㎳ | ヘッドスピードが出たHDのほうが当然初速は高い |
打出し角 | 15.2° | 18.5° | 打出し角度は明らかにHDのほうが高く出た! |
バックスピン量 | 2490rpm | 2990rpm | 打ち出しが高いHDのほうがバックスピンも多くなった |
サイドスピン量 | 右80rpm | 右20rpm | どちらもブレない弾道だがHDのほうが若干つかまりやすい |
ミート率 | 1.49 | 1.47 | ミート率はステルス2に軍配 |
実際に打ち比べ試打をしてみた感想は以下のとおり。
2機種の大きな違いは弾道の違い!
両モデルの共通点は飛んでブレない
ステルス2、ステルス2HDの共通点として、カーボンフェースの特徴を活かした押し出すような感じで球持ちがありつつ、強い弾き感がある打感で非常に強い球が打てます。
スイートエリアも広いのか、打点がブレても方向性、距離ともに弾道のブレが少なく、安定したショットが打てる印象です。
やさしさという点では前作より確実に進化しています!
ステルス2とステルス2HDでは弾道が違う
ステルス2とステルス2HDの大きな違いは弾道とバックスピン量です。
ステルス2はほどよい高さと低スピンでフェードの弾道
ステルス2HDはバックスピンが少し多く入る分、よりこう打出しになりハイドローで飛ばすタイプです。
ここは自分の球筋に合わせたチョイスをする感じですね♪
ステルス2と前作ステルスドライバーの新旧比較
上記のデータはサイドスピンが出ていないのでそちらも含めた試打データを表でまとめました。
※ベースデータはボイスキャディSC300i、補足データはGOGOGOLF(EDH)
ステルス2 TENSEIRED TM50 | ステルス TENSEIRED TM50 | 評価 | |
---|---|---|---|
飛距離(キャリー) | 204.6y | 207.1y | 飛距離はほぼ同等 |
総飛距離 | 225.9y | 228.2y | 飛距離はほぼ同等 |
ヘッドスピード | 38.3ms | 39.1ms | ヘッドスピードは若干下がる |
ボール初速 | 57.0ms | 57.7㎳ | ヘッドスピードの0.8ポイント低減に対し初速の減りは少ない |
打出し角 | 15.2° | 14.5° | ボールは前作より明らかに上がりやすくなった! |
バックスピン量 | 2490rpm | 2490rpm | ボールが上がるようになってもスピン量は変わらない! |
サイドスピン量 | 右80rpm | 右380rpm | サイドスピンはかなり少なくな弾道のブレが少なくなった |
ミート率 | 1.49 | 1.47 | ミート率は0.2ポイントアップ! |
実際に打ち比べ試打をしてみた感想は以下のとおり。
ステルス2ドライバーは飛距離は据え置きで弾道が安定した結果に!
ボールが上がりやすい
私の場合は元々ボールが上がりやすい打ち方で、前作のステルスのほうが適正打出し
角度だったので、ボールが上がりやすくなったステルス2だと少しボールが上がりすぎる印象でした。
しかしミート率の向上で飛距離はステイという結果に。
前作のステルスだとボールが低く出てドロップ気味だったゴルファーは飛距離アップする可能性が非常に高い印象を受けました!
前作はボールが上がりにくいという評価が多かったので、プラスになる人も多そうですね♪
弾道が安定する
前作のステルスは少しつかまりにくい印象だったのですが、今回は若干つかまるように調整された印象です。
パラダイムと比べるとまだつかまらない感じですが、右のミスショットが少なくなり、ストレートor若干フェード軌道で安定しショットがまとまるようになりました!
弾道が安定するだけでも前作との買替を検討する余地はありますね♪
ステルス2HDドライバーの新旧比較
上記のデータはサイドスピンが出ていないのでそちらも含めた試打データを表でまとめました。
※ベースデータはボイスキャディSC300i、補足データはGOGOGOLF(EDH)
ステルス2HD TENSEIRED TM50 | ステルスHD TENSEIRED TM50 | 評価 | |
---|---|---|---|
飛距離(キャリー) | 208.9y | 184.3.y | 飛距離大幅アップ! |
総飛距離 | 230.3y | 206.8y | 飛距離大幅アップ |
ヘッドスピード | 39.0ms | 37.6ms | ヘッドスピードもアップ!打ちやすい |
ボール初速 | 57.5ms | 52.6㎳ | 初速も大幅アップ!というより前作は多分自分に合わない… |
打出し角 | 18.5° | 16.9° | ボールは前作より明らかに上がりやすくなった! |
バックスピン量 | 2990rpm | 2910rpm | ボールが上がるようになってもスピン量は変わらない! |
サイドスピン量 | 左20rpm | 右110rpm | 弾道は安定して若干フェードから若干ドローが出た |
ミート率 | 1.47 | 1.40 | ミート率は0.7ポイントアップ |
実際に打ち比べ試打をしてみた感想は以下のとおり。
前提として前作のステルス2は自分には合っていなくて参考比較になってない感があります…
振りやすさが向上
前作のステルスHDはインパクト直前にヘッドが大きく返る感じがあり、全然ミートしない感じでしたが
ステルス2HDはダウンスイングからインパクトにかけてゆっくり返る感じで非常に振りやすく良い結果になりました
どちらかというとリストターンのゴルファーよりボディターンのゴルファーのほうが向いている感じのクラブに感じました
ここに関しては人によって打ちやすい、打ちにくいは結構分かれると思います。
ボールは上がり弾道が安定する
ボールが上がり弾道が安定するという点は通常のステルス2と同じ感じ。
前作よりつかまる感じもあります!
ステルス2HDのほうが私は良い結果が出ました♪
ステルス2シリーズドライバーのSNS評価
ここからはステルス2シリーズドライバーのSNSでの評判をみていきます。
今作は顔が良くなって、フェースも自然と返る感じで打ちやすいです♪
前作比較だとやはり距離は変わらず安定感がアップしてる感想が多いです♪
ミスショットに強いのはホントに同感です!
ステルス2シリーズドライバーのスペック
続いてステルス2シリーズドライバーののスペック解説
ステルス2シリーズドライバーのヘッドスペック
ステルス2 | ステルス2HD | ステルス2プラス | |
---|---|---|---|
ヘッド素材(ボディ) | チタンフレームボディ [9-1-1 ti] 6層カーボンクラウン 9層カーボンソール 特殊強化カーボンコンポジットリング フロントTSSウェイト | 9-1-1チタンフレームボディ 6層カーボンクラウン 9層カーボンソール 特殊強化カーボンコンポジットリング フロントTSSウェイト | チタンフレームボディ [9-1-1 ti] 6層カーボンクラウン 9層カーボンソール 特殊強化カーボンコンポジットリング スライディングウェイト(15g) |
ヘッド素材(フェース) | 新60層カーボンツイストフェース PUカバー | 新60層カーボンツイストフェース PUカバー | 新60層カーボンツイストフェース PUカバー |
ヘッド体積 | 460CC | 460CC | 460CC |
ヘッド構造 | マルチマテリアル構造 | マルチマテリアル構造 | マルチマテリアル構造 |
ロフト | 9° 10.5° 12° | 9° 10.5° 12° | 8° 9° 10.5° |
ライ角 | 56° | 58° | 54° |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
前作からの大きな変更点としてフェース周りのチタンボディとウェイト以外はすべてカーボン素材になっているということ
目測ですがパーツ構成でいうと80%くらいはカーボン素材で占められています!
モデル別でいうと、ソールウエイト位置とライ角ががそれぞれ違っていて、
ウエイト位置 | ライ角 | |
---|---|---|
ステルス2 | ソール前方部(ややヒールより) | 56° |
ステルス2HD | ソールネック部 | 58° |
ステルス2プラス | ソール前方部(左右スライド式) | 54° |
HDはつかまり重視、プラスは低スピンで弾道調整ができるヘッドですね♪
ステルス2シリーズのオリジナルシャフトスペック
ここからはシャフトスペック。
オリジナルシャフトを中心にご紹介します。
ステルス2、ステルス2HD装着オリジナルシャフト TENSEIRED TM50(22)
出典:テーラーメイドゴルフジャパン
S | SR | R | |
---|---|---|---|
重量 | 57g | 55g | 52g |
トルク | 4.3 | 4.7 | 5.0 |
調子 | 中 | 中 | 中 |
グリップ | Lamkin Crossline 360 Black/Red CP (径60/42g) | Lamkin Crossline 360 Black/Red CP (径60/42g) | Lamkin Crossline 360 Black/Red CP (径60/42g) |
シャフトスペックは以上のとおり。
前作のステルス2と同様のシャフトを採用しています。
テーラーメイドオリジナルのテンセイなので、三菱オリジナルのテンセイシリーズよりワンフレックスほど軟らかい設定になっています。
若干粘り気のあるシャフトでスイングのタメを作りやすいシャフトになっています。
純正シャフトといえテンセイが入っているとアスリート感が出ますね♪
ステルス2プラス装着オリジナルシャフト Diamana TM50 (’23)
出典:テーラーメイドゴルフジャパン
S | SR | R | |
---|---|---|---|
重量 | 59g | 57g | 55g |
トルク | 3.7 | 4.1 | 4.4 |
調子 | 中元 | 中元 | 元 |
グリップ | Lamkin Crossline 360 Black/Red CP (径60/47.5g) | Lamkin Crossline 360 Black/Red CP (径60/47.5g) | Lamkin Crossline 360 Black/Red CP (径60/47.5g) |
ステルス2プラスはTENSEIREDTM50より若干重たくトルクが少ないディアマナシャフトを採用しています。
調子も中元調子でしっかり感がある叩きにいけるシャフトになっています。
コスメが最近のディアマナじゃなくて初期デザインっぽいのがまたいいですね♪
カスタムシャフトラインナップ
出典:テーラーメイドゴルフジャパン
カスタム標準装備設定は
の3種類でステルス2、ステルス2プラスのみでのラインナップになっています。
ステルス2HDのカスタムシャフトや上記3種類以外のカスタムシャフトは受注生産となります。
完成品スペック
最後に完成品のスペック。
ステルス2 TENSEIRED TM50(S) | ステルス2HD TENSEIRED TM50(S) | ステルス2プラス Diamana TM50 | |
---|---|---|---|
総重量 | 302g | 303g | 312g |
シャフト長 | 45.75インチ | 45.75インチ | 45.75インチ |
バランス | D3.5 | D3 | D4 |
価格 | 93,500円(税込) | 93,500円(税込) | 96,300円(税込) |
標準カスタムシャフト装着モデルの価格は
- ステルス2→税込113,300円
- ステルス2プラス→税込116,600円
様々な世界情勢で価格が高騰しています💦
ステルス2シリーズドライバーの特徴
ステルス2シリーズドライバーの特徴は以下のとおり
基本構造はSIM2のボディを採用されています。
詳しく説明していきます!
60層カーボンツイストフェース
ステルス2の一番の特徴はこの特徴的な赤いフェース。
60層のカーボンシートにPUのコーティングをして適性のスピン量が入るようにし唯一無二のフェースです!
通常のチタンフェースより約40%も軽量になり、インパクトの際、ボールの接地時間が長くなりヘッド後方の重たい部分の挙動でボールを押し出す形となり飛距離性能が向上しています。
またカーボンフェースになることでスイートエリアが上がることで、ミスショットでも飛距離が落ちにくくなっています!
しかもこのカーボンフェースはツイストフェイスになっており、ミスショットでも方向性のブレが少なくなる構造になっています。
ツイストフェイスはフェースの形状をねじることでオフセンターショット時の弾道のブレを軽減するフェース。以下の動画で形状のイメージができますよ♪
ツイストフェースは私の記憶が確かならM4の時に初搭載された技術です。
新ミルドバックカップフェース
ステルス2は前々作で採用されていたミルドバックカップフェースを再び採用。
これは
- カーボンフェース
- カーボンクラウン
- カーボンソール
- 強化カーボンリング
- チタンフレームボディ
- タングステンウェイト
この6つのパーツを溶接ではなく接着で接合することで製品誤差を少なくすることができ、ルールぎりぎりの反発性能を追求できるというものです。
またこの製法は軽量化という点でも優れています。
前々作のSIM2は④のリングはアルミニウムでしたが、今作のステルス2は強化カーボン素材になり進化を遂げています!
これはもうカーボンウッドと呼んでもよさそうですね!
イナーシャ ジェネレーター
イナーシャジェネレーターはソールの〇で囲った部分。
少し出っ張った形状で先端にウェイトがついてますが、この構造がダウンスイング時の空気抵抗を少なくしてヘッドスピードを上げる効果があります。
空気抵抗ってなかなか体感ってできないよね…
空気抵抗が少ないほうがよいのは皆さん理解してますが実際どれくらい効果があるのかわからない方も多いですよね💦
まずはこの動画をご覧ください。
この動画でイナーシャジェネレーターの効果で空気抵抗が軽減されているのがわかります。
次にこの表をご覧ください。
ヘッドスピード毎秒(m/s) | ヘッドスピード時速(kph) |
---|---|
36 | 129.6 |
40 | 144.0 |
44 | 158.4 |
これは通常表現されるヘッドスピード(秒速)を時速に変換した表です。
ヘッドスピード36msでも時速130キロほど出ているんですね!
これだけスピードが出ている状態なのでイナーシャジェネレーターは確実にヘッドスピードアップの役に立っています。
貫通型スピードポケット
スピードポケットは画像の赤〇で囲った部分。
この部分に溝をつけることで大きなたわみ効果が得られて、初速アップやミスショットの軽減が期待できます!
このテクノロジーはテーラーメイドが10年以上使用しています。
こんな方にステルス2シリーズドライバーがおすすめ
最後にまとめ
ステルス2ドライバーがおすすめな人、そうでない人
おすすめポイントに当てはまる方は是非ステルス2ドライバーの検討を!
前作より慣性モーメントが上がりやさしく、ミスショットにも強くなってますよ
2023年9月に価格下がりました!
新製品でコスパを重視するならスリクソンのZXMk2LSドライバーも候補に!
ステルス2HDドライバーがおすすめな人、そうでない人
おすすめポイントに当てはまる方は是非ステルス2HDドライバーの検討を!
※追記:2023年10月27日に価格改定したため、非常にお買い求めしやすくなりました♪
2023年9月に価格下がりました!
新製品でコスパを重視するならスリクソンのZXMk2ドライバーも候補に!
ゴルフクラブを購入したらハドラスコーティングで傷と汚れからクラブを守り、ヘッドスピードもアップ!?
https://amagami-golfgear-labo.jp/callaway-paradymdriver-review-2023-02-11/
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本日はここまで!
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