こんにちは!あまがみ
数あるサイトの中から当ブログを選んでいただきありがとうございます!
このブログではゴルフ用品販売歴10年以上のあまがみが、失敗しないゴルフ用品の選び方を発信しています♪
2022年も10月に入りゴルフも少し肌寒さが出てきました。
そして9月~12月は各メーカーゴルフクラブの新製品が多く出る時期でもあります。
私が働いている店舗も続々試打クラブが入荷してます
その中で本日紹介するのはヤマハゴルフから2022年10月発売予定の
impressDRIVESTARドライバーです!
こちらのインプレス ドライブスターシリーズは元祖ぶっ飛び系のシリーズ「UD+2」の後継モデルとなります!
UD+2といえば超ストロングロフトで分厚いソールでメッチャ飛ぶアイアンが有名だよね♪
はい!UD+2はシニア系のイメージが定着していましたが、今作はシニアのかたはもちろん、アベレージや女性でも使いやすいシリーズに進化しています♪
今回この記事ではこのインプレスドライブスタードライバーのスペックや特徴、そして実際にドライブスターと前作のUD+2のドライバーをうち比べてこのクラブの評価と解説をしていきます。
でも最初に簡単な総評をしてしまいます!
実際に試打してみたことも踏まえた感想として「現段階でのオートマチックドライバーの完成系」ともいえるクラブでなにも考えずに打つだけでナイスショットが出る感じのクラブでした!
ドライブスターとUD+2ドライバーを打ち比べ!
実際に今作のドライブスターと前作のUD+2ドライバーを打ち比べてみました!
試打比較データ
ヘッドは10.5°、シャフトはオリジナルシャフトのSRでの試打比較です。
上記のデータはサイドスピンが出ていないのでそちらも含めた試打データを表でまとめました。
ドライブスター | UD+2 | 評価 | |
---|---|---|---|
飛距離(キャリー) | 201.7y | 192.6y | 約9yの飛距離アップ!ほぼキャリーで飛距離アップしてます |
総飛距離 | 223.6y | 214.5y | 約9y飛距離アップ!芯をはずしてもぶっ飛んでいく感じ♪ |
ヘッドスピード | 38.7ms | 39.7ms | 前作より多少ヘッドが効いている感じ。HS落ちてるのに飛んでる(笑) |
ボール初速 | 55.7ms | 54.5㎳ | HSが落ちてるのに初速上がってる!芯が広い? |
打出し角 | 18.8° | 19.4° | 前作より球の上りは抑えている印象。アベレージに対応傾向 |
バックスピン量 | 3130rpm | 3620rpm | スピンも前作より減少!打出し角とスピンのバランスが◎ |
サイドスピン量 | 左333rpm | 左523rpm | 前作ほどつかまらないけどスライスの怖さはないから安心♪ |
ミート率 | 1.44 | 1.38 | 打点が芯からズレても弾き感が落ちない感じ。フェースも開閉あまりしない印象 |
試打インプレッション
実際に打ってみた感想としては
前作より多少ヘッドが効いている
ヘッドスピードが前作よりも落ちたことでわかるように、UD+2より振っていて若干重さを感じた。
ただ、私のヘッドスピード(38ms)くらいでは振り遅れる感じではなく、ヘッドの重量感でスイングが安定する印象を受けました。
すごく構えやすく安心感もある
前作のUD+2はクラウンのフェース寄りに細かい凹凸があり若干それが気になったのですが、今作はそれがなくスッキリして構えやすい♪
また、前作はフェースプログレッション(グースネック)が少し強めでしたが、今作はほぼないのでそこも構えやすいポイントかと思います。
芯をはずしても初速が落ちない印象
そしてフェース部分も非常に大きく見えるので構えたときにミスショットのイメージが付きにくくここも構えやすいポイントだと思います。
実際に試打を数十球打ちましたが芯をはずしたショットも初速はほとんど落ちなかったです!
フェースが自然と程よく返り、勝手にハイドローが出る感じ
今回オートマチック性が高いといったのはここの部分。
多分このクラブの開発者たちは、どんなスイングでも一定のフェースローテーション(フェースの開閉)を維持するように試行錯誤して設計したのではないでしょうか?
試打しているときに数名に同じクラブを試打したのですが、180飛ぶ人も220y飛ぶ人も250y飛ぶ人も大体同じくらいのフェースローテーションの数値でした。
意図的に開閉させれば流石に数値は変わりましたが、自然とスイングした際は一定のフェースローテーション、さしずめ若干ドローになるような設計になっていると感じました!
フレックスを替えると結構クラブの性格が変わる印象
この後のクラブスペックでもふれますが、今回のドライバーはオリジナルシャフトのフレックス選びが超重要です!
スペック面でも、実際の試打の印象でも、フレックスで結構クラブの性格が変わってきます!
ヤマハ インプレスドライブスタードライバーのスペック
まずはドライブスターのスペックのから
ドライブスタードライバーのヘッドスペック
ヘッド素材(ボディ) | 6-4チタン精密鋳造ボディ、カーボンクラウン |
ヘッド素材(フェース) | 6-4チタン(ボディ一体型) |
ヘッド体積 | 460cc |
ヘッド構造 | マルチマテリアル構造 |
ロフト | 9.5 10.5 11.5 |
ライ角 | 59° |
公式サイト | 詳細を見る |
ボディ・フェース一体型のチタン構造の為、非常にスイートエリアが広く、打点がブレても初速が落ちにくい構造になっています!
ライ角が59°なので若干つかまりやすい設計ですね♪
インプレス ドライブスタードライバーのシャフトスペック
シャフトスペックデータ
フレックス | シャフト重量 | トルク | 調子 | 長さ | 総重量 | バランス | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
SPEEDER NX for Yamaha M423d | R SR S | 45.5g 51.5g 58.0g | 非公開 | 中 | 45.5インチ | 279g 284g 296g | D5 |
中調子のD5スペックは難しい?
SPEEDER NX for Yamaha M423dは前作のUD+2のオリジナルシャフトより、先端の剛性を強めて、手元を少し軟らかくした中調子となっています。
鞭のようにしならせてビュンビュン振るというよりは、自然とタメを作ってしならせるシャフトになっているので、安定したショットがしやすい設計になっています。
バランスD5は数値上はかなり重たいように感じますが、シャフトが45.5インチと若干短尺な点と、総重量がSシャフトでも300g以下なので振りにくさはほとんど感じないです。
前作のUD+2と比べると流石にヘッドの重量感を感じますが、一般的なアスリート用のD5バランスのクラブと比べると断然楽に振れますよ♪
フレックス選びが超重要!
ドライブスターのオリジナルシャフト、SPEEDER NX for Yamaha M423dは幅広いゴルファーの支持を得るためにフレックスでユーザー層がかなり変わってきます!
SPEEDER NX for Yamaha M423d | シャフト重量 総重量 | 対象ヘッドスピード ゴルファー層 | 普段のドライバーの 飛距離での目安 |
---|---|---|---|
Rシャフト | 45.5g 279g | 35ms~39ms シニア・レディースアスリート | 180~200y |
SRシャフト | 51.5g 284g | 39ms~42ms アベレージ、シニアアスリート | 200~220y |
Sシャフト | 58.0g 296g | 42ms~45ms アベレージ、若者初心者 | 220~240y |
通常オリジナルシャフトのフレックス違いの重量は5g以内に収めることが多いのですが、SPEEDER NX for Yamaha M423dはフレックス間で5g以上変わってきます。
非公開になっていますが、トルクや振動数もかなりフレックスでかわります。
なのでこちらのクラブのフレックスはいつもSRシャフトを使ってるからSRという風に選ぶのではなく、しっかり試打をして確認することを強くお勧めします!
どうしても実際に試打ができない場合は上記の表を参考にしてください。
インプレス DRIVESTARドライバーのグリップスペック
最後にグリップ
ラムキンクロスライン | バックライン | 重量 | 太さ | 品番 |
---|---|---|---|---|
S | あり | 40.0gg | 径60X | Y23GC4060 |
R、SR | あり | 35.0g | 径60X | Y23GC3560 |
グリップはラムキン製のグリップです。
SシャフトとR、SRシャフトで装着されているグリップの重量が違うので交換の際は注意してください。
ヤマハのグリップって、バックラインありでロゴ無だったり、ロゴありで裏刺し使用だったりとこだわりがあるので好きなんです♪
インプレス ドライブスタードライバーの特徴
ドライブスタードライバーの特徴は以下のとおり
数値面も大事ですがヤマハはフィーリングを特に重要視するブランドです!
詳しく説明していきます!
インプレスとRMXの合体技BOOSTBOXの採用
ブーストリングは他社製品でよくみられるソールの溝構造をフェース周りをぐるっとすべて溝にした構造で、フェースのどこで打点がブレてもミスショットを軽減する構造で今作のRMXシリーズに搭載された技術。
対してスピードボックスはフェース上下に四角い凹凸をつけることで、インパクト時の衝突エネルギーロスを少なくする機能で前作のUD+2に搭載された技術。
今回のドライブスターは、この2つの機能を掛け合わせたブーストボックスを採用することで、高初速とオフセンターショット時の飛距離ロスの軽減を両立させています!
しかもこの構造はヘッド内部に施しているので見た目はスッキリ!進化してます。
COUNTERWEIGHT SYSTEMで抜群の安定性
出典:ヤマハゴルフ
重心点を中心に、約25gのウェイトをトゥ、バック、ヒール3点に最適に配置しています。
これによりルール限界クラスの横慣性モーメント5570g・㎠を達成し、圧倒的な飛びと直進性を生み出す。
個人的にはかなり変わった場所にウェイトを配置している印象なんですが、ほんとこれで安定してハイドローが出るので不思議です。
中・上級者ゴルファー好みの顔
通常ヘッドの慣性モーメントを追求すると、ヘッドはより四角形に近い形状になります。
逆に上級者好みの丸みを持った形状は操作性が高くなる代わりに慣性モーメントが落ちます。
今回このドライブスターは高い横方向の慣性モーメントを維持しながら極力、丸みを帯びたシャープなヘッド形状に仕上げています!
相当数のテストを繰り返し、この形状が出来上がったみたいです!
楽器メーカーこだわりのフィーリング
ヤマハは世界に誇る楽器メーカーです。
その誇りにかけて打球音などのフィーリングには一切の妥協はありません。
ヤマハの本社には世界屈指の音を分析できる施設を持っているので、ゴルファーが心地よく感じる打球音を分析して商品化しています。
今回のドライブスターもXXIOに近い高音の打球音ですが、XXIOにはない爽快感がある音になっています。
打球音の良し悪しは個人の好みによって変わるものですが、それでもヤマハの打球音は非常に評価は高いです!
インプレス ドライブスタードライバーのSNSでの評価
他メーカーはヘッドで客層を分けているけどドライブスターはシャフトで客層を明確に分けている印象ですね♪
10月21日発売 ヤマハ インプレス ドライブスター レディース ドライバー(Rシャフト) YAMAHA DRIVE STAR 2023年モデル
— みぃー(kamille)🌼 (@piramiku126) October 14, 2022
試打してきた🏌軽いのに飛ぶし(最高220y)打感・音良いし一目惚れ🙌
メンズクラブ(S)だと重いし長いし疲れると振れなくなる。違和感ありまくりだし、そろそろ替え時かー😏
レディスもシャフトラインアップはL、A、Rと豊富!フレックス別でシャフトの長さも変わります。
最後にヤマハ公式で出している商品動画です。
こんな方にインプレスドライブスタードライバーはおすすめ
最後にまとめです。
クラブを選ぶ際はフレックスをしっかりフィッティングしましょう♪
レディースも基本的には同じ特性ですが個人的にはデザインがカッコかわいいので見た目的にも超おすすめです♪
またヤマハのドライバーはこのインプレスドライブスターのほかにRMXシリーズも発売されています。
特にVD59とは特性的にも近いクラブなのでこちらも興味があれば確認してみてください。
質問がある方は気軽にコメント欄にコメントしてください♪
本日はここまで!
最後まで見て頂きありがとうございます♪
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