こんにちは!あまがみ
数あるサイトの中から当ブログを選んでいただきありがとうございます!
このブログではゴルフ用品販売歴10年以上のあまがみが、失敗しないゴルフ用品の選び方を発信しています♪
2022年も9月に入りゴルフが快適な季節になってきました♪
そして9月~12月は各メーカーゴルフクラブの新製品が多く出る時期でもあります。
私が働いている店舗も続々試打クラブが入荷してます
その中で本日紹介するのはテーラーメイドから2022年9月末に発売した
タイトリスト TSRシリーズです!
とってもアスリート感があるデザインですね!
余計な装飾がなくてカッコいいですよね♪機能美って感じのクラブです♪
すでに発売されていますが、ボール初速が向上し振り抜きと操作性が高く非常に好評のドライバーです!
今回この記事ではこのTSRシリーズドライバーのスペックや特徴、そして前作のTSI2やTSRシリーズ内でのうち比べでこのクラブの評価と解説をしていきます。
タイトリストTSRシリーズドライバーの種類と総評
現在タイトリストTSRシリーズは
- 「やさしさ」を重視したTSR2
- 「弾道調整」を重視したTSR3
- 「強弾道」を重視したTSR4
こちらの3種類がありますが、先にあまがみの総評を発表します!
TSR2ドライバーの総評
TSR3ドライバー総評
TSR4ドライバーの総評
TSRシリーズドライバーを打ち比べ!
実際にTSRシリーズ3機種のドライバーを打ち比べてみました。
TSRシリーズドライバーのデータ比較
気になる試打結果はこちら!
上記のデータはサイドスピンが出ていないのでそちらも含めた試打データを表でまとめました。
TSR2 | TSR3 | TSR4 | 前作TSI3 | |
---|---|---|---|---|
飛距離(キャリー) | 195.2y | 199.7y | 152.9y | 183.0y |
総飛距離 | 216.8y | 221.6y | 175.1y | 205.3y |
ヘッドスピード | 38.4ms | 38.4ms | 34.1ms | 38.0ms |
ボール初速 | 55.2ms | 55.5㎳ | 47.2ms | 53.5ms |
打出し角 | 21.0° | 18.7° | 15.3 | 18.7 |
バックスピン量 | 3580rpm | 3090rpm | 2630rpm | 3470rpm |
サイドスピン量 | 右89rpm | 右330rpm | 右889rpm | 右118rpm |
ミート率 | 1.44 | 1.44 | 1.38 | 1.41 |
比較として前作のTSI3にTSRのシャフトを装着して打ったデータも載せてます。
先にお詫びです。
私の技術とヘッドスピードではTSR4は扱いきれず全く参考にならないデータになってしまいました💦
実際打ってみてTSR4はヘッドも小さくて重く、全く球は上がらずつかまりませんでした…
見ているとヘッドスピード45ms以上の方が適度に上がり、つかまるようです♪
TSRシリーズを試打した感想
それでは気を取り直し、実際に打ってみた感想としては
振り抜きが前作より向上しヘッドスピードもアップ!
体感的に前作のTSIシリーズよりも振り抜きがよくなってます!
そのせいなのかヘッドスピードも向上しており明らかに前作より進化している印象です!
ほかの方の試打を見ていてもたいていの方がヘッドスピード上がってました!
TSR3は左右のウエイト移動ができるのが○
TSR2とTSR4はソール中央部とソール後方部に装着されたウエイトの重量を替えることで主にボールの上りとバックスピン量を調節できるのに対して、
TSR3はソール後方のウエイトを左右にスライドすることで左右の弾道調整が可能です。
個人的にはウエイト前後の重量調整より、左右の弾道調整のほうが重宝するのでTSR3にかなりの好印象を受けました!
しかもこのスライド式のウエイトも空気抵抗を考慮して完全内部埋め込み式になっています!
TSRシリーズドライバーのフィーリングは最高
TSR2~TSR4まですべてのヘッドでのフィーリングは最高で、弾き感はありながらもボールがフェースにくいつく感じがあり、ボールを押し出せる感じがします。
あまり上手くなくても操作できる気がします!
TSR4は特に難しい!
試打冒頭でも伝えましたが、TSR4が全く上手く打てませんでした💦
とにかくつかまらない、上がらない。
打てたと思ったら低弾道、低スピンでドロップして飛ばないという感じでした。
TSR2はTSR4に比べるとかなりやさしく感じました。
TSR3は構えた感じは難しそうに見えますが、思ったよりつかまるし、ミスショットにも強い!
つかまらなくてもウェイトをスライドしてつかまりを調整できるので安心♪
打出し角度としピン量のバランスがよく、ランもしっかり出て、3機種の中で一番飛距離がでました♪
TSRシリーズドライバーのスペック
ここからはタイトリストTSRシリーズドライバーのスペックをご紹介。
TSRシリーズドライバーのヘッドスペック
TSR2 | TSR3 | TSR4 | |
---|---|---|---|
ヘッド素材(ボディ) | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
ヘッド素材(フェース) | チタン | チタン | チタン |
ヘッド体積 | 460cc | 460cc | 430cc |
ヘッド構造 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
ロフト | 8 9 10 11 | 8 9 10 | 8 9 10 |
ライ角 | 58.5° | 58.5° | 58.5° |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
フェース素材は前作話題になった新素材ATI425チタンは今回のTSRシリーズには採用されていませんが、引き続き航空宇宙領域でも活用されるチタン合金を採用しているので高い性能を維持しているとのことでした!
今回公式で非公開の情報が多いです!かなりこだわった素材を使っていそう…
TSRシリーズドライバーのシャフトスペック
次にシャフトスペック。
メーカー純正のシャフトとプレミアムシャフトのラインナップがあるので、分けてご紹介。
TSRシリーズオリジナル(純正)シャフトスペック
オリジナルシャフトは上記のとおり3種類。
それぞれのヘッドに最適なシャフトの種類とフレックスが純正ラインナップとしてセッティングされています。
TSR2オリジナルシャフトスペック
TSR2 | フレックス | シャフト重量 | トルク | 調子 | 長さ | クラブ総重量 | バランス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
TSP111 50 | S SR | 54g 52g | 5.5 5.9 | 先中調子 | 45.5インチ | 305g 303g | D3.0 |
TSP310 60 | S | 59.0g | 5.5 | 中調子 | 45.5インチ | 312g | D4.0 |
TSR3オリジナルシャフトスペック
TSR3 | フレックス | シャフト重量 | トルク | 調子 | 長さ | クラブ総重量 | バランス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
TSP111 50 | S | 54g | 5.5 | 先中調子 | 45.5インチ | 304g | D3.0 |
TSP310 60 | S | 59.0g | 5.5 | 中調子 | 45.5インチ | 311g | D4.0 |
TSR4オリジナルシャフトスペック
TSR3 | フレックス | シャフト重量 | トルク | 調子 | 長さ | クラブ総重量 | バランス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
TSP311 60 | S | 64g | 4.2 | 中調子 | 45.5インチ | 318g | D2.0 |
ホームページには載っていないですがこの3種類のシャフトの中でTSP310とTSP311にはSよりも硬いフレックスのTS(ツアーS)シャフトが存在しカスタムクラブ(受注生産品)としてオーダーできます。
受注生産ならTSR4にTSP111やTSR3にTSP311のシャフトをオーダーできますよ♪
TSRシリーズプレミアムシャフトスペック
TSRのプレミアムシャフトはグラファイトデザインのTourADのDIとIZがラインナップされています。
TSR2プレミアムシャフトスペック
TSR2 | フレックス | シャフト重量 | トルク | 調子 | 長さ | クラブ総重量 | バランス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
TourAD IZ5 | S | 56g | 4.4 | 中調子 | 45.0インチ | 308g | D2.0 |
TourAD IZ6 | S | 63g | 3.2 | 中調子 | 45.0インチ | 315g | D3.0 |
TourAD DI5 | S | 57g | 4.7 | 中調子 | 45.0インチ | 309g | D2.0 |
TourAD DI6 | S | 65g | 3.3 | 中調子 | 45.0インチ | 317g | D3.0 |
TSR3プレミアムシャフトスペック
TSR3 | フレックス | シャフト重量 | トルク | 調子 | 長さ | クラブ総重量 | バランス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
TourAD IZ5 | S | 56g | 4.4 | 中調子 | 45.0インチ | 307g | D2.0 |
TourAD IZ6 | S | 63g | 3.2 | 中調子 | 45.0インチ | 315g | D3.0 |
TourAD DI5 | S | 57g | 4.7 | 中調子 | 45.0インチ | 308g | D2.0 |
TourAD DI6 | S | 65g | 3.3 | 中調子 | 45.0インチ | 316g | D3.0 |
TSR4プレミアムシャフトスペック
TSR4 | フレックス | シャフト重量 | トルク | 調子 | 長さ | クラブ総重量 | バランス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
TourAD DI6 | S | 65g | 3.3 | 中調子 | 45.0インチ | 319g | D3.0 |
上記のプレミアムシャフトのスペックの場合に限り、既製品として通常ラインナップとして販売されます。
また通常のカスタムシャフトの受注生産品よりも安い定価99,000税込で販売されるので、カスタムシャフトを選ぶ際はまずはこのシャフトを試打してみましょう。
TSRドライバーのグリップスペック
最後にグリップ
オリジナルシャフト用グリップ
バックライン | 口径 | |
---|---|---|
ツアーベルベット・ラバー・360°・フラットキャップ(M60) | なし | 径60X |
プレミアムシャフト用グリップ
バックライン | 口径 | |
---|---|---|
Z・グリップ(M60) | なし | 径60X |
グリップは全シリーズ共通でオリジナルシャフトにツアーベルベット・ラバー・360°・フラットキャップ(M60)
プレミアムシャフトにはZ・グリップ(M60)が装着されます。
タイトリストの可変スリーブはシャフトが回転するので、グリップ交換の際は必ずバックライン無を選びましょう。
TSRシリーズドライバーの特徴
TSRシリーズドライバーの特徴は以下のとおり
前作のTSIシリーズをさらに進化させたモデルとなっています。
詳しく説明していきます!
圧倒的なエアロダイナミクス形状
全モデル共通で極力ヘッドの凹凸を無くし徹底的に空力にこだわったヘッドは機能美と呼ぶにふさわしい美しさとカッコよさがあります。
この機能により抜群の振り抜き性能とヘッドスピードアップを実現します。
振り抜きの良さは個人的には2022年発売モデルの中では一番です!
マルチプラトーVFTデザインで高反発で高い寛容性
タイトリストのフェースは宇宙航空機にも採用されているチタン合金を最新のコンピュータで最も初速と寛容性が得られる形状に設計されており、ミスショットに強く、ビックキャリーも狙えるクラブです。
実際打ってみた印象は、左右だけでなく、上下のミスショットもスピン量が調整されブレが少なるなる感じでした♪
構えやすさの追求
どのヘッドでも前作より洋ナシ型が強調されており、操作性が高い印象があります。
またFP値(グース具合)を若干調整し、右に逃げないように見える形状に進化しています。
フェース面も大きく見えるようにし、ボールが当たりやすい印象を与えてくれます。
タイトリストは構えやすさ=当てやすさというコンセプトでクラブ設計をしているそうです。
モデル別ウェイト機能
TSRシリーズはモデルごとにウェイトの場所や形状が異なるのが特徴です。
モデルごとのウェイトの特徴をまとめました
ウェイト個数 | 重量変更(別売) | ウェイト位置移動 | ウェイト位置 | 特徴・効果 | |
---|---|---|---|---|---|
TSR2 | 1個 | 可能 | 不可 | ソール最後方 | ソール最後方装着で高弾道、高慣性モーメントを実現 |
TSR3 | 1個 | 不可 | 可能 | ソール後方 | 左右にウェイトを移動することで左右の弾道調整が可能 |
TSR4 | 2個 | 可能 | 可能 | ソール最後方 ソール前方 | ソール最後方と前方2か所あることで重心深度の調整が可能でバックスピンと球の上りを調整可能 |
それぞれ特徴があり、この機能の違いがモデル選びの基準となります。
個人的にはTSR3の左右のウェイト可変は重宝します。
またタイトリストの可変スリーブSurefit調整機能でも弾道の上下、左右の調整が可能です。
フィーリングもこだわる
打感や打球音などのフィーリングの良し悪しは明確な正解はなく個人の好みにはなるのですが、TSRシリーズは特に上級者やハードヒッターに好まれるフィーリングを追求しており
- 高音になりすぎない、渋い打球音
- ボールがくいつくような打感
- 打ちごたえのある打球感
が特徴的になっています。
こればかりは実際に打ってみてとしか言えないです…
タイトリストTSRシリーズドライバーのSNSでの評価
個人的にはTSR4が極端に難しくてTSR2とTSR3は前作より少しだけやさしくなった印象です♪
例えるならF1マシンのように無駄は一切省いたら究極の機能美でめっちゃカッコよくなった感じです!
初速と見た目のカッコよさに目が行きがちですが弾道のブレもホントに少ない!特にTSR2はブレにくいです!
こんな方にタイトリストTSRシリーズがおすすめ!
最後にまとめです。
結果的に言うと
モデル別に紹介していくと、
TSR2ドライバーの評価
TSR3ドライバー評価
TSR4ドライバーの評価
タイトリストTSRシリーズにあうボールは
タイトリストのTSRに合うボールを2つ紹介します!
タイトリストプロV1/V1x
タイトのクラブにタイトのボールという王道中の王道ですが、このボールをおすすめしない理由がありません💦
ドライバーの飛距離を重視する方はプロV1を
アイアンのスピン性能を重視する方はプロV1xがおすすめ♪
プリセプト PR-1
ブリヂストンから発売されているプリセプトPR-1
アイオノマーカバーながら、ウレタンカバーに近いスピン性能があります。
イメージ的にはブリヂストンのTourBとJGRの中間のようなボールでタイトリストのクラブの性能を最大限に引き出してくれるボールです!
タイトリストのTSRは空力に重点を置いたクラブなので、ハドラスコーティングが効果的です!
本日はここまで!
最後まで見て頂きありがとうございます♪
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