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このあまがみゴルフギアLABOは、注目のゴルフクラブのレビューやゴルフ用品のお役立ち情報を掲載しています。
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2025年となり注目のゴルフクラブが続々と登場しています。
その中でも新年早々発表されたのが
キャロウェイゴルフのELYTE(エリート)シリーズです!
緑の差し色があるのでエピック系統のクラブの予感!
このELYTE(エリート)シリーズの発売日は2025年2月7日以降順次発売予定とのこと。
モデルは
- ELYTE(ベースモデル)
- ELYTE X(ドローバイアスモデル)
- ELYTE MAXFAST(軽量モデル)※レディモデルもあり
- ELYTE♦♦♦(低スピンモデル)※CALLAWAY SELECTED STORE限定商品
以上の4種類。
そして一部スペックの試打クラブが入荷してきたので今回は4種類あるヘッドの中から
ベースモデルのELYTE(エリート)ドライバーを実際に試打をしたレビューをしていきます。
恒例ですが、先に結論から言ってしまいます!
- ヘッドスピードを上げたい
- ミスショットしても距離が落ちないドライバーがほしい
- 左右のバラツキをある程度抑えたい
- 中弾道で強い球を打ちたい
- 弾道をカスタマイズしたい
- ヘッドスピード36ms以上推奨
どうしてこのような評価になったのか、実際の試打データや製品特徴を踏まえて解説していきます!
キャロウェイELYTE(エリート)ドライバーの外観
ここからエリートドライバーの見た目のレビューをしていきます。
ファーストインプレッションとして、エピック系統っぽいアスリート気質ながら、安心感もしっかりあるデザインだと感じました。
前作、全前作のパラダイムシリーズと比べ、デザインは大きく変わった印象。
ELYTE(エリート)ドライバー ソール部分の印象
メインカラーはブラックとシルバーで仕上げたカラーに差し色として緑色のラインが入ったデザイン。
これはキャロウェイが初速を重視して開発されていた、エピックシリーズを彷彿とするデザイン。
営業担当者に尋ねたところ、やはりエピックは意識しているそうで初速、スピードを特に意識したモデルとのことです。
クラブの性能の検証は後ほど♪
前作同様ネックは可変式ですが、後方のウェイトは前作のスライド式から3つのポジションに付け替える方式に変更されております。
スライド式は無段階調整が可能ですがパーツ全体の重量が重たくなり、設計の自由度が低くなりがち…それを改善した形と思われます。
ヘッド前方にもウェイトが配置していることから、低スピンのケアもしっかりしている印象です。
ELYTE(エリート)ドライバー フェース部分の印象
フェースは若干シャローフェースっぽい感じ。
フェース下部にAI 10X FACEの刻印がAiフェースがさらに進化しているのが伺えます。
フェースを見る限り重心が低そうで球が上がりやすそうなイメージ。
ELYTE(エリート)ドライバー 構えた時の印象
今度は構えてみた時の印象。
前作同様すわらせるとオープンフェース。
ただ前作よりはオープン具合は少ない印象です。
ここは好き嫌いがわかれるところ!
ヘッドを拡大するとこんな感じ。
カーボンクラウンだとすぐにわかる質感。
そしてキャロウェイマークのターゲットラインがあります。
そしてヘッドは若干洋ナシ型に近い感じがします。
キャロウェイELYTE(エリート)ドライバーを実際に試打したレビュー
ここからは実際にエリートドライバーを試打したレビューをしていきます。
今回は前作モデル、パラダイムAiスモークMAXドライバーと比較しました。
試打の比較データは以下のとおり。
両クラブ10球ずつ試打をして、そのなかで一番飛んで曲がらなかったデータをピックアップしています。
重要な項目を見やすく表にしたものが以下のとおり。
項目 | エリート オリジナルシャフトS | AIスモークMAX オリジナルシャフトS |
---|---|---|
ヘッドスピード | 40.2ms | 38.1ms |
ボース初速 | 54.8ms | 51.4ms |
ミート率 | 1.36 | 1.35 |
キャリー | 196.4y | 181.9y |
総飛距離 | 225.4y | 208.8y |
打出し角度 | 13.9° | 15.8° |
バックスピン | 1890rpm | 1945rpm |
サイドスピン | 右186rpm | 右138rpm |
打出し方向 | 左0.4° | 左0.5° |
オフライン (中心からの曲がり幅) | 4.9y | 2.8y |
特筆すべき点は3点。
- 前作よりもヘッドスピードが上がり飛距離が伸びた
- 前作よりも打ち出しが低く強い球が出た
- 前作同様打点がブレても距離が落ちにくく大きく方向性もブレない
前作よりもヘッドスピードが上がり飛距離が伸びた
前作よりもヘッドスピードが2.1msも上がった!
この理由は私の中で2つの仮説があって
- ヘッドの空気抵抗が前作より少なくヘッドスピードが上がった
- 前作よりもミスショットしても弾道がブレないのでいつもより振りにいけた
このあたりが要因として考えられます。
振り抜きは非常に良かったです!
打った時の打感や打球音は前作に近い感じです。
ミート率は前作とほぼ同様なので、初速性能は前作と変わっていない印象。
ただ、これだけヘッドスピードが上がると当然飛距離は伸びて、
前作と比べ+16.6yという結果になりました!
前作よりも打ち出しが低く強い球が出た
打出し角度は前作が15.8°に対し今作のエリートは13.9°と1.9°低い打出しになっています。
バックスピンも前作と比べ45rpmとほんのわずかですが少なくなっており、
前作より低めで強い球が出る印象です。
この弾道はエピック系統のクラブを彷彿させる感じですね♪
前作同様打点がブレても距離が落ちにくく大きく方向性もブレない
前作のAiスモークもそうだったんですが、打点がブレても飛距離が落ちにくいです。
明らかなミスショットをした場合でも極端なトップのミスではなければどのショットも総飛距離205y以上は飛んでいました。
方向性のブレに関しては前作以上によく、大体オフライン20y以内に収まっていました。
これにより、かなり振りに行っても方向性の不安が少ないのでヘッドスピードが上がる要因にもなると感じました!
むしろ少し叩きに行ったほうが安定するまであるかも⁉
キャロウェイELYTE(エリート)ドライバーの製品特徴
次はエリートドライバーの製品特徴をご紹介します。
主に前作のパラダイムAiスモークとのテクノロジーの違いについて解説していきます!
エリートドライバーの特筆すべき製品特徴は以下のとおり!
- 進化したAi 10x FACE
- 75回の試作で完成された空力フォルム
進化したAi 10x FACE
キャロウェイを代表する技術といえばAiを駆使して複雑な偏肉構造を可能したAiフェース。
特に前作のAiスモークシリーズから搭載されたスイートエリアが多数存在すことでどこに当たっても芯という謳い文句のAi SMART FACEがさらに進化したAi 10x FACEを今作のELYTEシリーズで採用されています。
エリートシリーズ (Ai 10x FACE) | AIスモークシリーズ (Ai SMART FACE) | |
---|---|---|
コントロールポイント | 25,000か所 | 2,500か所 |
飛距離比較 | 前作と比べ最大8yUP | – |
着弾点比較 | 前作と比べ19%狭まる | – |
コントロールポイント(スイートエリアの数)が10倍に増えたことで、前作比で飛距離は最大で8yのUP、着弾範囲は19%狭まる結果になったということです。
1年の開発でコントロールポイントが10倍になるのがすごい!
約75回の試作で完成された空力フォルム
チタン素材で成形できる3Dプリンターを導入することで約75回の試作品を制作。
これにより安心感あるヘッド形状ながら、空気抵抗が少ないヘッドが完成したとのこと。
これに関しては実際に試打をして一番前作と比べ進化した実感があるところです!
ちなみにリードタイムが1/90で試作できたということなので、前作は大体6個くらいの試作だったと考えると納得の進化です。
その他の進化ポイント
その他の進化ポイントをまとめました
項目 | 効果 |
---|---|
サーモフォージドカーボンクラウンの搭載 | スピン量、打出角の最適化、打球音の改善 |
ソールをカーボンからチタンに変更 | 低重心化による高打出し |
13gのウェイトを3ポジションで可変 | 20yの左右幅の調整 |
さらっと書いてしまいましたが、どれもスゴイ技術です!
エリートドライバーのクラブスペック
クラブスペックです。
ELYTE(エリート)ドライバーヘッドスペック
項目 | スペック |
---|---|
フェース素材 / 構造 | 鍛造 FS2S チタン / Ai 10x フェース |
ボディ素材 | 8-1-1 チタンボディ サーモフォージドカーボンクラウン スクリューウェイト約2g バックウェイト約13g |
ヘッド体積(cm3 | 460 |
ロフト角(°) | 9.0 10.5 12.0 |
ライ角(°) | 57.0 |
ホーゼル | 可変式 |
可変スリーブで8か所、ウェイトポジションで3か所弾道調整可能です!
VENTUS GREEN 50 for Callawayシャフトスペック
項目 | S | SR | R |
---|---|---|---|
シャフト長さ(インチ) | 45.5 | 45.5 | 45.5 |
シャフト重さ | 約58.5g | 約55.5g | 約53.0g |
シャフトトルク | 4.4 | 4.7 | 4.9 |
調子 | 中調子 | 中調子 | 中調子 |
クラブ重さ | 約306g | 約304g | 約303g |
バランス | D2.5 | D2.5 | D2.5 |
一番軽量のRスペックでも総重量303gあるのでヘッドスピード35ms以下のゴルファーは少しクラブが重たく感じる可能性があります。
ヘッドスピード35ms以下のゴルファーは同シリーズのエリートマックスファストがオススメ!
TENSEI GREEN 60 for Callawayシャフトスペック
項目 | S |
---|---|
シャフト長さ(インチ) | 45.5 |
シャフト重さ | 約64.0g |
シャフトトルク | 4.4 |
調子 | 中調子 |
クラブ重さ | 約311g |
バランス | D3.0 |
受注生産限定ですがTENSEI GREEN 60 for CallawayシャフトのSRとXフレックスシャフト、
TENSEI GREEN 70 for CallawayのS、Xフレックスのシャフトがあります。
、
2025年1月時点ではほぼ試打シャフトはないとのこと。今後用意してもらえることに期待!
ELYTE(エリート)ドライバーの価格
最後に価格ですが、キャロウェイのオリジナルシャフト装着スペックの価格で
107,800円(税込)です。
た、高すぎる!
おそらく円安の影響なのか、海外ブランドの2025年モデルはほぼすべて前作より値上げしています。
ただ今回は各ゴルフ用品量販店が先行予約でかなりお買い得に購入できるキャンペーンを実施しているので、今年に関してはネットではなくリアル店舗で購入するのがオススメです!
私はゴルフ量販店の販売員ですが今回は特に下取りのキャンペーンがすごい充実しているので買替のゴルファーはリアル店舗での買替がオススメです!
キャロウェイELYTE(エリート)ドライバーがオススメのゴルファー
最後にまとめ。
特にヘッドスピードを上げたい、マンブリしたいゴルファーにはオススメのドライバーになります。
是非購入を検討してみてください!
最後にですが、本来はゴルフショップで実際にご自身で試打をしてほしいのですが、
- ゴルフショップまで遠くて試せない
- 忙しくてショップに行く暇がない
- 実際に試打をしてみたけどよくわからなかった
- 試打には行くけど事前にある程度知識を持っておきたい
- ネットで買ったほうが安いしポイントもつくからリスクを承知でネット購入したい
以上のお悩みを持つゴルファー向けにこの記事を作成しております。
少しでもゴルファーの皆さんのお役に立てれば幸いです♪
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