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このあまがみゴルフギアLABOは、注目のゴルフクラブのレビューやゴルフ用品のお役立ち情報を掲載しています。
尚、2024年以降のゴルフ距離計の情報は『あまがみゴルフ距離計LABO』にて掲載しております!
2025年となり注目のゴルフクラブが続々と登場しています。
その中でも注目を集めているのが、
テーラーメイドのQi35シリーズです!



今回のカーボンフェースの色は黒ですね!
このQI35シリーズの発売日は2025年2月7日発売とのこと。
モデルは
- QI35(コアモデル)
- QI35MAX(10Kモデル)
- QI35MAX Lite(軽量モデル)
- QI35LS(低スピンモデル)※SELECTED STORE限定商品
以上の4種類。
そして一部スペックの試打クラブが入荷してきたので今回は4種類あるヘッドの中から
QI35(コアモデル)ドライバーを実際に試打をしたレビューをしていきます。



恒例ですが、先に結論から言ってしまいます!


- 低スピンで飛ばしたい
- ひっかけのミスを軽減したい
- 前作より弾道がブレにくい
- 低めの打球音が好み
- 見た目がシックでカッコいいドライバーを使いたい
- オリジナルシャフトを複数の中から選びたい
- 海外ブランドでコスパが良い新製品を使いたい
どうしてこのような評価になったのか、実際の試打データや製品特徴を踏まえて解説していきます!


テーラーメイドQI35ドライバーの外観


ここからQI35ドライバーの見た目のレビューをしていきます。
ファーストインプレッションとして、ほぼすべてのパーツをカーボンで作成したことで全体的にカーボン調のグレーの柄でまさにカーボンドライバーといったような見た目になっています。



前作のQi10とはがらりとデザインを変えてきてシックでスポーティなカッコいい見た目になっています。
QI35ドライバー ソール部分の印象


メインのカラーはカーボンを採用したことによるカーボン調のカラーに黄緑色の差し色が入っています。



テーラーメイドで黄緑色だと初代のロケットボールズの差し色を思い出します♪
前作同様可変式ネックが採用されています。
今回はヘッド前方部のウェイトと後方部のウェイトが脱着でき、ウェイトを入れ書いたり、別売りで販売されている別の重さのウェイトを付け替えたりできます。



なので前方部のウェイトを重たくすることでLSっぽい仕様にできたりとカスタマイズ性が上がっています!
QI35ドライバー フェース部分の印象


今回のカーボンフェースの色は黒!



ステルスシリーズは赤、Qi10が青、Qi35は黒でQi10と別カラーなので大きく進化した意味合いがあるかもしれません。
ちなみにフェース部分はCARBONの文字しかありませんが、しっかりツイストフェースになっているので弾道のブレもしっかり補正してくれそうです。
Qi35ドライバー 構えた時の印象


今度は構えてみた時の印象。
私見ですがすわらせるとほんと若干オープンフェースに見えます。
あと、前作のQi10ドライバーと比べると明らかにヘッドは大きく見えます。



大きいほうが安心感はありますが、テーラーメイド好きは小ぶりヘッドのファンも多いので好き嫌いの意見は分かれそうです!


ヘッドを拡大するとこんな感じ。
カーボンクラウンだとすぐにわかる質感。
拡大してみるとやはり私は逃げ顔(オープンフェース)に見えます。



ヘッドは大きいけど、スクエア~若干オープンな見た目なので大きくてもまだ許せるという玄人ゴルファーは一定数いそうです。
テーラーメイドQI35ドライバーを実際に試打したレビュー


ここからは実際にQI35ドライバーを試打したレビューをしていきます。



今回は前作モデル、QI10ドライバーと比較しました。
試打の比較データは以下のとおり。
両クラブ10球ずつ試打をして、そのなかで一番飛んで曲がらなかったデータをピックアップしています。


重要な項目を見やすく表にしたものが以下のとおり。
項目 | QI35 オリジナルシャフト(ブルー)S | QI10 オリジナルシャフトS |
---|---|---|
ヘッドスピード | 40.6ms | 39.7ms |
ボース初速 | 55.4ms | 54.1ms |
ミート率 | 1.36 | 1.36 |
キャリー | 193.3y | 170.1y |
総飛距離 | 216.3y | 194.0y |
打出し角度 | 14.3° | 12.2° |
バックスピン | 2,539rpm | 2,693rpm |
サイドスピン | 右665pm | 右1,535pm |
打出し方向 | 左2.8° | 左5.5° |
曲がり | 右19y | 右31y |
オフライン (中心からの曲がり幅) | 右10y | 左15y |
特筆すべき点は2点。
- 前作よりも振りやすく、スライス軌道が軽減した
- 前作よりも高弾道になった
- 圧倒的な弾き感とバシンと響く低いサウンド
前作よりも振りやすく、スライス軌道が軽減した
まず前作のQI10ドライバーは個人的に苦手であまり良いショットが出ませんでした。



特にスライスが大きく出て飛ばなかったんです💦
しかし今回のQI35ドライバーを振ってみると思った以上に振りやすく、右に曲がる弾道は一緒ですが、スライスのサイドスピン量は上記のデータで半分以下、平均でも45%ほど軽減されていました。
前作で曲がり幅が31yに対し今作のQi35は19yと12yも改善され飛距離ロスがなくなり距離が伸び要因になったと感じました。
また大きく感じたヘッドも実際はかなり振り抜きがよく、ヘッドスピードも1ポイント近く上がり、ボール初速が上がりました。
この曲がり幅の軽減とヘッドスピードアップによる初速の向上が総飛距離が約20y伸びた要因と考えています。
前作より高弾道が出やすい
初代カーボンフェースはのステルスの登場は衝撃を受けましたが、蓋を開けてみると、低弾道、低スピンが色濃い製品でハードヒッターゴルファー以外はボールが上がらない、ドロップボールが出ると問題点が浮き彫りになりました。
後継のステルス2、QI10はヘッドスピードに自信がなくてもしっかり飛ばせるよう高弾道化が進められてきましたが、今作は前作よりもボールが上がりやすくなっていると感じました。
バックスピン量も常に2200~2700回転ほどで収まっており、ドロップや吹け上がりのリスクも少なそうです。
ただ前作より球が上がりやすくなったとしても、キャロウェイのエリートやピンのG440MAXよりは低めな弾道の印象です。



正直前作のクラブが苦手だったので飛距離の伸びが大きく出た感は否めませんが、実際に私は今作で苦手意識はなくなりました!
私同様、テーラーなんとなく苦手なんだよねー と感じている方も今作に関しては一度試打してみることをオススメします!
圧倒的な弾き感とバシンと響く低いサウンド
数字に出ないフィーリングの部分の感想です。
まずは打感ですが、カーボンフェース特有の少し硬めの打球感と圧倒的な弾き感があります。
打球音はあまり高音は出ないで、バシンと響く低めのサウンドになっています。
シャフトは2025 Diamana BLUE TM50のSシャフトをメインで打ちましたが、結構しっかり目のシャフトでした。
2025 Diamana SILVER TM55のSシャフトも振りましたが、こちらは重量感も結構あり、かなりしっかりしたシャフトで自分にはオーバースペックと感じました。
これよりもハードな2025 Diamana BLACK TM60というオリジナルシャフトもあると考えるとかなりハードヒッターを想定したラインアップだと感じました



ハードヒッターや長くゴルフをされている方に好印象なフィーリングやシャフトラインアップだと感じました
テーラーメイドQi35ドライバーの製品特徴


次はQI35ドライバードライバーの製品特徴をご紹介します。



テーラーメイドは革新的な機能が沢山あります!
QI35ドライバーの特筆すべき製品特徴は以下のとおり!
- ほぼフルカーボンのドライバー
- 前作と比べヘッドでの弾道調整が可能に
- 積み上げてきたテクノロジーを惜しみなく搭載
ほぼフルカーボンのドライバー


クラウンは当然としてソール、そしてフェースまでもカーボン素材で設計されたヘッド。
カーボン以外の素材を使っているのはフェース周りとヘッド後方にウェイトの台座として用いられた一部のチタン素材と重量配分を行うタングステンウェイトのみ。



見た目の割合でいうと85%以上はカーボン素材を使っていると思います!
素材を徹底的に軽量化することにより、重量配分や重心位置を最適化することで圧倒的なやさしさと初速性能を実現しています。
特に今作は低重心化にこだわり、有効打点の面積が増えたことでよりミスショットに強くなっています。
前作と比べヘッドでの弾道調整が可能に


ここ数年のテーラーメイドのドライバーは後方のウェイトは固定式で重量などの変更はできませんでしたが、今作のQI35ドライバーは前方、後方共にウェイトの付け替えが可能になりました。
後方13gと前方3gのウェイトを付け替えることでバックスピンの低減や低弾道化を狙えます。
また別重量のウェイトも販売されるので弾道のカスタマイズ性は前作より格段に上がりました。



低スピン化したいけどLSだと難しすぎるし…と感じていたゴルファーはこのQI35のウェイトを入れ替えてLSっぽい仕様にするのが流行りそうです!


積み上げてきたテクノロジーを惜しみなく搭載
代々受け継がれてきたテーラーメイドのテクノロジーを惜しみなく搭載されています。
項目 | 効果 |
---|---|
60層カーボンツイストフェース | フェースをツイスト状に曲げることで弾道のブレを抑制する技術 |
貫通型スピードポケット | ソールの下に溝を設けてたわみを活用する技術。特にトップ時のミスショットを軽減する |
イナーシャジェネレーション | スイング時の空気抵抗を軽減するソール形状 |
可変スリーブ | ロフト、ライ、フェース角を12ポジションで調整可能 |



他のメーカーは新技術を搭載すると以前のテクノロジーを廃止することが多いのですが、テーラーは継続して搭載することが多いです。
テーラーメイドQI35ドライバーのクラブスペック
クラブスペックです。



ここは簡単に説明します。詳しくはメーカーの公式HPで確認してください。
Qi35ドライバーヘッドスペック
項目 | スペック |
---|---|
フェース素材 / 構造 | 60層カーボンツイストフェース + PUカバー |
ボディ素材 | チタンフレームボディ [9-1-1 ti] インフィニティカーボンクラウン カーボンソール 特殊強化カーボンコンポジットリング |
ヘッド内蔵ウェイト | 後方→TASバックウェイト(13g x 1) 前方→TASフロントウェイト(3g x 1) |
ヘッド体積(cm3 | 460 |
ロフト角(°) | 9.0 10.5 12.0 |
ライ角(°) | 56.0 |
ホーゼル | 可変式(12ポジション) |



可変スリーブで12か所、ウェイトポジションで2か所弾道調整可能です!
QI35オリジナルシャフトスペック
QI35ドライバーは
- 2025 Diamana BLACK TM60
- 2025 Diamana SILVER TM55
- 2025 Diamana BLUE TM50
以上の3種類オリジナルシャフトがあります。
項目 | 2025 Diamana BLACK TM60 S | 2025 Diamana SILVER TM55 S | 2025 Diamana BLUE TM50 S | 2025 Diamana BLUE TM50 R |
---|---|---|---|---|
シャフト長さ(インチ) | 45.5 | 45.5 | 45.5 | 45.5 |
シャフト重さ | 約63g | 約59g | 約50g | 約49g |
シャフトトルク | 3.1 | 3.6 | 4.5 | 4.8 |
調子 | 元調子 | 中元調子 | 中調子 | 中調子 |
クラブ重さ | 約310g | 約304g | 約297g | 約296g |
バランス | D2.5 | D1.0 | D0 | D0 |
総重量は296~310gほどでシャフトのトルクはハード目で適正ヘッドスピード39ms以上の方で扱いやすくいスペックといえます。



ヘッドスピード38ms以下のゴルファーは同シリーズのQi35MAXLITEという軽量モデルが出ているのでこちらがオススメです!
QI35ドライバーの価格
最後に価格ですが、キャロウェイのオリジナルシャフト装着スペックの価格で
99,000円(税込)です。



テーラーメイドもやっぱり去年より値上がりしてる!
おそらく円安の影響なのか、海外ブランドの2025年モデルはほぼすべて前作より値上げしています。
メーカー/モデル名 | 価格(税込) |
---|---|
テーラーメイド/QI35 | 99,000円 |
キャロウェイ/エリート | 107,800円 |
ピン/G440 | 107,800円 |
コブラ/ダークスピードアダプト | 99,000円 |
上図のとおり、キャロウェイとピンは10万円オーバーの価格。
テーラーメイドはややコスパは良いといえるでしょう。



私がゴルフ販売員になった15年前は大体税込7万円くらいだったので、当時と比べると3割~高くなっていますね…
テーラーメイドQI35ドライバーがオススメのゴルファー
最後にまとめ。





是非購入を検討してみてください!
\ QI35ドライバー/


最後にですが、本来はゴルフショップで実際にご自身で試打をしてほしいのですが、
- ゴルフショップまで遠くて試せない
- 忙しくてショップに行く暇がない
- 実際に試打をしてみたけどよくわからなかった
- 試打には行くけど事前にある程度知識を持っておきたい
- ネットで買ったほうが安いしポイントもつくからリスクを承知でネット購入したい
以上のお悩みを持つゴルファー向けにこの記事を作成しております。



少しでもゴルファーの皆さんのお役に立てれば幸いです♪
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