こんにちは!あまがみ
数あるサイトの中から当ブログを選んでいただきありがとうございます!
このブログではゴルフ用品販売歴10年以上のあまがみが、失敗しないゴルフ用品の選び方を発信しています♪
今回はバンカーショットにお悩みがあるゴルファーに朗報。
キャスコから発売されたドルフィンウェッジの最新作、DolphinWedgeDW-123が非常に好評です!
かなり独特な形状のウェッジだね!
この独特の形状が驚異のバンカー脱出率91%を実現しているとのことです!
今回実際にあまがみがこのドルフィンウェッジDW-123を実際に試打をしたレビューと製品スペックの詳しい解説をしていき、どんなゴルファーにこのクラブがオススメかご紹介していきます。
本来は実際にゴルフショップなどに足を運んで実物を確認、できれば試打をしたほうがよいのですが、
- ゴルフショップまで遠くて試せない
- 忙しくてショップに行く暇がない
- 実際試打をしたけどよくわからなかった
- 試打にはいくけど事前にある程度知識を持っておきたい
- ネットで買ったほうが安いしポイントがつくからリスクを承知でネットで買いたい
上記のような方の役に立てればと思い、この記事を作成しています。
詳しい解説の前にザックリとこのクラブの評価を先に言ってしまいます!
とにかくソールの抜けが良く、ダフってもナイスショットになる魔法のようなウェッジ!
オートマチック性が非常に高いのでオーソドックスな打ち方でどんな状況からでもリカバリー可能でした!
逆にフェースを開いたりと小技を使おうとすると上手く打てなくなるデメリットがあります。
バンカーショットにお悩みがあるゴルファーは要検討のウェッジですよ!
DW-123ウェッジを実際の試打レビュー
ここからは実際にあまがみが試打室とコースで使ってみたレビューをしていきます。
いつもの記事では弾道測定器でデータを取り数値に基づいたレビューをするのですが、今回はウェッジということで純粋な感想をメインでレビューします。
ウェッジはデータよりもソールの抜け感やフィーリングが重要です!
試打室での使用感
まずは試打室で実際に試打してみての使用感は以下のとおり。
見た目とは裏腹に非常に構えやすい!
まず感じたのは見た目のゴツさとは裏腹に実際に構えるとストレートネックでトップブレードの厚みも少なくかなり構えやすいという点。
構えた感じは一般的なウェッジとあまり変わりません。
ドルフィンウェッジを持つこと自体がカッコ悪いと思うゴルファーは一定数いますが、使用感において見た目で敬遠されるゴルファーは少ないのではないかと思います。
打ち込んでも全然跳ねない
かなり意図的にダウンブローで打ち込んでもソールが全然跳ねず抜けていきます!
地面が硬い試打室や練習場だと打ち込むと普通跳ねてしまいますが、このドルフィンDW-123は全然跳ねないんです!
後ほど解説しますが、ドルフィンDW-123の最大の特徴「クアッドソールX」の効果が出ています!
ボールが上がりやすい
ドルフィンDW-123はウェッジでは珍しいキャビティ形状で重心が低めに設定されているので、ボールも上がりやすいです。
この設定もバンカー脱出に大きく貢献しそう♪
スピンもかなり入る
通常重心を低くするとバックスピン量が減ってしまうのですが、このドルフィンDW-123はそこまでスピン量が変わらず、ランが多く出る印象はなかったです。
フェースを見るとスコアラインの間にも細かいミーリングが入っており、これがしっかりスピンを入れてくれてると感じました。
確かにキャロウェイのJAWSとかと比べるとスピンは若干少ない印象ですが、DW123はボールが上がりやすくその分しっかり止まる印象です。
逆に転がすようにチップショットでスピンで止めるというのはやりにくいクラブという感じはあります。
ドルフィンでそういうボールを打ちたい場合はドルフィンのチッパーがオススメ♪
フェースを開きすぎるとトップのミスが出やすい
ドルフィンDW-123はオートマチック性能が高く、オーソドックスに構えて打つだけで簡単に高弾道でスピンの入ったボールが打てます。
でも敢えてフェースを開いて打とうとすると上の画像の〇で囲ったソールフィンの部分が邪魔でリーディングエッジが浮きやすく、トップのミスが出やすくなってしまいました。
基本的にこのウェッジはオーソドックスな打ち方オンリーでOKです♪
実際にコースで使ってみた感想
実際コースで使ってみたレビューをTwitterであげております。
ドルフィンの最新ウェッジDW-123をコースで使ってきました⛳🏌️♀️
— あまがみ@失敗しないゴルフ用品選び案内人🏌️ (@bianchilupo0805) April 20, 2023
バンカーは本当に潜らず、ボールも上り易かったです。
あと砂の抵抗がかなり少なく感じます🎶
バンカー脱出率91%は伊達じゃない感じで使いやすかったです❗… pic.twitter.com/w6T3jOY7To
フェースは大型ですがスッキリして構えやすいストレートネックでシャンクを恐れず打つことができます。
バンカーショットは砂の抵抗が少なく潜りにくいので非常に簡単にバンカーを脱出できます!
バンカー脱出率91%はダテじゃないです!
寄せでも抜群の抜け性能でボールもかなり上がりやすいのでグリーン周りが苦手な方はかなり重宝するクラブですよ♪
ただランニングさせるようなショットはやりにくい印象があります。
数回トップ気味のミスが出ましたが、意外とスピンが入るのでしっかり止まってくれたのもありがたいです♪
DW-123のSNSでの評判
ここでは実際にドルフィンDW-123を使用したSNSでの反応をまとめています。
バンカーが使いやすいのはもちろんですが、アプローチも非常に使いやすいウェッジですよね♪
カッパー(銅メッキ)仕様メチャカッコいいです!
DW-123の52度の銅メッキ届いたー😍
— ゴルフにハマってるカモ (@golf_beginnnner) March 29, 2023
鈍い光がかっこええしドルフィンかわええ😍
先に使ってる56度は普通のですが52度は打ち間違えないように銅に😊
銅と普通の違いわからない腕だし🤣 pic.twitter.com/boVHdr0DaL
番手間違えないように色違いを購入は考えましたね♪
DW-123ウェッジの商品特徴
ここからは商品の特徴を解説していきます。
ドルフィンDW-123は多くのテクノロジーが詰まった商品です。ひとつずつ丁寧に解説していきます♪
QUAD SOLE X(クアッド ソール エックス)
QUAD SOLE X(クアッド ソール エックス)はキャスコが開発した徹底的に抜けの良さにこだわった新ソールです。
トゥ・センター・ヒールでバンス角を変化させることでスイング時のソールの抵抗を減少するソール形状になっています。
これによりソール全体が働くため、どんな状況でも抜けの良さを発揮します。
また、フェースを開かなくてもソール全体が機能するので、難しいことを考える必要がなく、スイングを変えずにやさしく打つことが出来ます。
このオートマチック性が高いやさしさ抜群のソール形状でバンカー脱出率91%という驚愕のデータが出ています!
このQUAD SOLE X(クアッド ソール エックス)は
- HEEL FIN(ヒールフィン)
- PYRAMID SHAPE(ピラミッドシェイプ)
- CUTOFF TOE(カットオフトゥー)
の3つの形状の組み合わせで成形されています。
HEEL FIN(ヒールフィン)
イルカのフィンのような独特な形状がエクスプロージョンショット時に砂に潜ることを防ぎ、スイング方向へクラブを自然に導いてくれ、バンカーからの脱出が楽になります。
前モデルよりもソール幅を広くし、潜り難さが向上。
また、重心も低く設計しているため球が上がりやすくなっています。
ドルフィンウェッジシリーズといえばこのフィンソールですが、こちらもしっかり進化しています!
PYRAMID SHAPE(ピラミッドシェイプ)
刺さらない!ザックリミスを防ぐ
リーディングエッジの浮きを抑えながらバンス角を付けた山形の形状が、芝や砂に刺さることを防ぎます。
トゥ・ヒール方向も山形にすることで、つま先上がりや、つま先下がりのライで構えやすくなっています。
跳ねない!トップやホームランを防ぐ
トゥ・ヒール方向の接地長さを短くすることで抵抗が減少。
跳ね返ることを防ぎ、トップのミスやバンカーでのホームランが怖くなくなります。
また、ベアグランドなどの硬い場所のヘッドが弾かれやすい状況下でもストレスなく構えて打つことが出来ます。
このピラミッドシェイプのお陰で技術が未熟な私でもトップやダフリのミスを恐れずにショット出来ます!
CUT OFF TOE(カットオフトゥー)
不要な抵抗を無くすためにバンスをカット。
さらに、このトゥ側の中央部分を凹ませ、砂がより抜ける設計でエクスプロージョンショット後にスッと抜けます。
この機能はバンカー専用といっていい機能ですね♪前作モデルにはなかった新機能でもあります!
最後にキャスコ公式のyoutubeチャンネルに今回のDW123ウェッジのクアッド ソール エックスソールの抜け性能の実験が出ているのでご覧ください。
DUAL GROOVE(デュアルグルーヴ)
波をイメージしたグルーヴを設け、ソールとバックフェース面に重量を最適配分。
これによりソール面を幅広化でき、やさしさが向上。
また、打球部を肉厚にして打感も追及しました。
簡単に言うとキャビティ形状にしてやさしくしてますよ~ってことです♪
FACE GROOVE(フェースグルーヴ)
スコアラインをリーディングエッジ近くまで入れることでスピン性能を向上。
また、スコアラインの間隔を狭くし、よりボールに溝がかかるように改善しました。
溝のアールの大きさは番手別に変化させ、求められるショットに応じた最適なスピン量を発揮します。
46°~52°
ボールとの接触面積がより大きくなるようエッジのRを大きくしスピン性能を高めた。
54°~64°
ボールをひっかけることで食いつきを良くするためにエッジのRを小さくしスピン性能を高めた。
DW-123のカタログスペック
ここからは商品スペックやラインナップの解説です。
DW-123のヘッドスペック
まずDW-123のヘッドスペックは通常タイプとカッパー(銅メッキ)タイプの2種類があります。
カッパータイプのほうが打感がマイルドで使い込むと味が出る仕様になっています。
ロフト° | 46 | 48 | 50 | 52 | 54 | 56 | 58 | 60 | 64 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ライ角° | 63.0 | 63.0 | 63.0 | 63.0 | 63.5 | 63.5 | 63.5 | 63.5 | 63.5 |
ノーマル | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
カッパー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
レフティ | ✖ | ✖ | 〇 | 〇 | ✖ | 〇 | 〇 | ✖ | ✖ |
DW-123のシャフトスペック
次にシャフトラインアップとスペック
Dolphin DP-231 (カーボンシャフト) | N.S.PRO 950GH neo | Dolphin DP-231 L (レディース用カーボン) | |
---|---|---|---|
フレックス | WEDGE (ワンフレックス) | WEDGE (ワンフレックス) | L |
重量 | 52g | 98g | 39g |
トルク | 3.5 | 1.7 | 4.4 |
調子 | 中 | 中 | 先中 |
シャフト長 | 35.25~35.0インチ | 35.25~35.0インチ | 34.25~34.0インチ |
クラブ総重量 | 399~405g | 446~452g | 376~382g |
ヘッドバランス | C9~D0 | D2~D3 | C5~C6 |
ちなみに受注生産対応のカスタムシャフトは以下のとおり。
- DYNAMICGOLDS200
- N.S.PROMODUS3TOUR120
- N.S.PROZELOS7
- N.S.PROZELOS6
- N.S.PROZELOS7LADIES
- N.S.PROZELOS6LADIES
出典:キャスコ
2023年12月にダイナミックゴールドシャフトのラインナップが追加になりました。
DW-123ウェッジをおすすめしたいゴルファー
最後にまとめ
上記のお悩みがあるゴルファーは是非検討してみてください♪
2023年12月にダイナミックゴールドシャフトモデルが受注生産が可能にされました!
逆に
ドルフィンの良さを維持しつつ、打感や操作性に優れたドルフィンウェッジってないの?
こういう方は究極の打感と操作性に優れたドルフィンウェッジ、DW-993Pがピッタリですよ!
本日はここまで!
最後まで見て頂きありがとうございます♪
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