当サイトを選んでいただきありがとうございます♪
このあまがみゴルフギアLABOは、注目のゴルフクラブのレビューやゴルフ用品のお役立ち情報を掲載しています。
尚、2024年以降のゴルフ距離計の情報は『あまがみゴルフ距離計LABO』にて掲載しております!
2025年となり注目のゴルフクラブが続々と登場しています。
その中でも新年早々発表されたのが
キャロウェイゴルフのELYTE(エリート)シリーズです!



緑の差し色があるのでエピック系統のクラブの予感!
このELYTE(エリート)シリーズの発売日は2025年2月7日以降順次発売予定とのこと。
モデルは
- ELYTE(ベースモデル)
- ELYTE X(ドローバイアスモデル)
- ELYTE MAXFAST(軽量モデル)※レディモデルもあり
- ELYTE♦♦♦(低スピンモデル)※CALLAWAY SELECTED STORE限定商品
以上の4種類。
そして一部スペックの試打クラブが入荷してきたので今回は4種類あるヘッドの中から
ドローバイアスモデルのELYTEX(エリートX)ドライバーを実際に試打をしたレビューをしていきます。



恒例ですが、先に結論から言ってしまいます!


- ヘッドスピードを上げたい
- ミスショットしても距離が落ちないドライバーがほしい
- 左右のバラツキをある程度抑えたい
- 右打ち出しを抑えたい
- 弾道をカスタマイズしたい
- シニアやレディスなどヘッドスピードに自信がないゴルファー
- ヘッドスピード32ms以上推奨
どうしてこのような評価になったのか、実際の試打データや製品特徴を踏まえて解説していきます!


キャロウェイELYTE X(エリートX)ドライバーの外観


ここからエリートXドライバーの見た目のレビューをしていきます。
ファーストインプレッションとして、エピック系統っぽいアスリート気質ながら、安心感もしっかりあるデザインだと感じました。



前作、全前作のパラダイムシリーズと比べ、デザインは大きく変わった印象。
ELYTE X(エリートX)ドライバー ソール部分の印象


メインカラーはブラックとシルバーで仕上げたカラーに差し色として白色と緑色のラインが入ったデザイン。
これはキャロウェイが初速を重視して開発されていた、エピックシリーズを彷彿とするデザイン。
営業担当者に尋ねたところ、やはりエピックは意識しているそうで初速、スピードを特に意識したモデルとのことです。



クラブの性能の検証は後ほど♪
前作同様可変式ネックが採用されています。
後方のウェイトは前作の固定式から2つのポジションに付け替える方式に変更されております。
ヘッド後方のウェイトはセンターとヒール側の2か所でドローバイアス目が濃い設定になっています。



前作と比べカスタマイズ性が上がっております!
ELYTE X(エリートX)ドライバー フェース部分の印象


フェースは若干シャローフェースっぽい感じ。
フェース下部にAI 10X FACEの刻印がAiフェースがさらに進化しているのが伺えます。



フェースを見る限り重心が低そうで球が上がりやすそうなイメージ。
ELYTE X(エリートX)ドライバー 構えた時の印象


今度は構えてみた時の印象。
前作同様すわらせるとほぼニュートラルなフェース向きです。
ノーマルのエリートドライバーと比べるとほぼストレートに近いフェースといった感じ。



構えた感じはクセのない万人向けな感じです!


ヘッドを拡大するとこんな感じ。
カーボンクラウンだとすぐにわかる質感。
そしてキャロウェイマークのターゲットラインがあります。



ヘッド形状、ターゲットラインの位置的にかなりつかまりやすい印象です。
キャロウェイ X(エリートX)ドライバーを実際に試打したレビュー


ここからは実際にエリートXドライバーを試打したレビューをしていきます。



今回は前作モデル、パラダイムAiスモークMAXDドライバーと比較しました。
試打の比較データは以下のとおり。
両クラブ10球ずつ試打をして、そのなかで一番飛んで曲がらなかったデータをピックアップしています。


重要な項目を見やすく表にしたものが以下のとおり。
項目 | エリートX オリジナルシャフトS | AIスモークMAX オリジナルシャフトS |
---|---|---|
ヘッドスピード | 42.2ms | 40.1ms |
ボース初速 | 57.6ms | 54.0ms |
ミート率 | 1.37 | 1.35 |
キャリー | 203.0y | 186.5y |
総飛距離 | 226.8y | 206.2y |
打出し角度 | 13.1° | 14.6° |
バックスピン | 2,608rpm | 2,811rpm |
サイドスピン | 右593pm | 左464pm |
打出し方向 | 左5° | 左5.1° |
オフライン (中心からの曲がり幅) | 右1y | 左21.9y |
特筆すべき点は3点。
- 前作よりもヘッドスピードが上がり飛距離が伸びた
- 前作よりも初速も伸びてとにかく飛ぶ印象
- 左打出しは出るがフック回転は出にくい
前作よりもヘッドスピードが上がり飛距離が伸びた
前作よりもヘッドスピードが2.1msも上がった!
この理由は私の中で2つの仮説があって
- ヘッドの空気抵抗が前作より少なくヘッドスピードが上がった
- 前作よりもミスショットしても弾道がブレないのでいつもより振りにいけた
このあたりが要因として考えられます。



振り抜きは非常に良かったです!
打った時の打感や打球音は前作に近い感じです。
あくまで感覚的なところですが、空気抵抗低減によるヘッドスピードアップが1msほど、ミスを恐れず振りにいけた要因が1.1msアップしたという印象。
前作と比べ総飛距離+20.4yという結果になりました!



ミスショットが出にくい→叩きにいける。空気抵抗が少なくさらにヘッドスピードUPという最強の組み合わせ!
前作よりも初速も伸びてとにかく飛ぶ印象
エリートマックスファストドライバーのミート率は1.37と前作より0.02ポイント上がっているので、ヘッドスピードが上がっただけでなく、初速も3.6ポイントほど上がっています。
総飛距離+20.4yはこの初速性能のアップの要因も大きいといえます。



この初速性能はエピック系統のクラブを彷彿させる感じですね♪
左打出しは出るがフック回転は出にくい
前作のAiスモークMAXDはかなりドローボールが出やすい印象でしたが、今作のエリートXは左打出しからナチュラルなフェード傾向の弾道が多かったです。
前作よりひっかけのミスを気にせずショット出来る。でも右のOBは心配ないという気持ちでティショット出来るクラブという印象を受けました。



むしろ少し叩きに行ったほうが安定するまであるかも⁉
さらに今回のエリートXは可変ホーゼルで8ポジション、ヘッド後方のウェイトで2ポジション可変が可能なので、弾道をカスタマイズすることでさらにミスを怖れず振りにいけます。
キャロウェイELYTEX(エリートX)ドライバーの製品特徴


次はエリートXドライバーの製品特徴をご紹介します。



主に前作のパラダイムAiスモークとのテクノロジーの違いについて解説していきます!
エリートXドライバーの特筆すべき製品特徴は以下のとおり!
- 進化したAi 10x FACE
- 75回の試作で完成された空力フォルム
進化したAi 10x FACE


キャロウェイを代表する技術といえばAiを駆使して複雑な偏肉構造を可能したAiフェース。
特に前作のAiスモークシリーズから搭載されたスイートエリアが多数存在すことでどこに当たっても芯という謳い文句のAi SMART FACEがさらに進化したAi 10x FACEを今作のELYTEシリーズで採用されています。
エリートシリーズ (Ai 10x FACE) | AIスモークシリーズ (Ai SMART FACE) | |
---|---|---|
コントロールポイント | 25,000か所 | 2,500か所 |
飛距離比較 | 前作と比べ最大8yUP | – |
着弾点比較 | 前作と比べ19%狭まる | – |
コントロールポイント(スイートエリアの数)が10倍に増えたことで、前作比で飛距離は最大で8yのUP、着弾範囲は19%狭まる結果になったということです。



1年の開発でコントロールポイントが10倍になるのがすごい!
約75回の試作で完成された空力フォルム


チタン素材で成形できる3Dプリンターを導入することで約75回の試作品を制作。
これにより安心感あるヘッド形状ながら、空気抵抗が少ないヘッドが完成したとのこと。



これに関しては実際に試打をして一番前作と比べ進化した実感があるところです!
ちなみにリードタイムが1/90で試作できたということなので、前作は大体6個くらいの試作だったと考えると納得の進化です。
その他の進化ポイント
その他の進化ポイントをまとめました。
項目 | 効果 |
---|---|
サーモフォージドカーボンクラウンの搭載 | スピン量、打出角の最適化、打球音の改善 |
ソールをカーボンからチタンに変更 | 低重心化による高打出し |
13gのウェイトを2ポジションで可変 | 10yの左右幅の調整 |
また受注生産で後方ウェイト18gに変更することで上下左右の慣性モーメント(MOI値)を10,000g・㎠モデル(10Kモデル)にカスタマイズすることが可能です。



この10KモデルはエリートXのモデルのみカスタマイズ可能になっています!
エリートXドライバーのクラブスペック
クラブスペックです。
ELYTEX(エリートX)ドライバーヘッドスペック
項目 | スペック |
---|---|
フェース素材 / 構造 | 鍛造 FS2S チタン / Ai 10x フェース |
ボディ素材 | 8-1-1 チタンボディ サーモフォージドカーボンクラウン バックウェイト約13g |
ヘッド体積(cm3 | 460 |
ロフト角(°) | 9.5 10.5 12.0 |
ライ角(°) | 59.0 |
ホーゼル | 可変式 |
ノーマルのエリートドライバーより2.0°アップライトなのでつかまり性能が上がっています。



可変スリーブで8か所、ウェイトポジションで2か所弾道調整可能です!
VENTUS GREEN 50 for Callawayシャフトスペック
項目 | S | SR | R |
---|---|---|---|
シャフト長さ(インチ) | 45.5 | 45.5 | 45.5 |
シャフト重さ | 約58.5g | 約55.5g | 約53.0g |
シャフトトルク | 4.4 | 4.7 | 4.9 |
調子 | 中調子 | 中調子 | 中調子 |
クラブ重さ | 約305g | 約303g | 約301g |
バランス | D2.5 | D2.5 | D2.5 |
総重量は300ほどで適正ヘッドスピード36ms以上で万人向けの重量帯となっている。



ヘッドスピード35ms以下のゴルファーは同シリーズのエリートマックスファストがオススメ!
LIN-Q GREEN 40 for Callaway LDYシャフトスペック
ヘッドは同じで、レディース用のシャフトを入れたELYTE X ウィメンズ ドライバーに装着されたLIN-Q GREEN 40 for Callaway LDYシャフトスペックです。
項目 | A |
---|---|
シャフト長さ(インチ) | 44.5 |
シャフト重さ | 約46.0g |
シャフトトルク | 6.8 |
調子 | 中元調子 |
クラブ重さ | 約270g |
バランス | D1 |
、また受注生産対応でR2シャフトを選択することも可能です。



レディス用シャフトで中元調子は珍しいですが、しっかりタメをシャフトの特性で作るための工夫です♪
ELYTEX(エリートX)ドライバーの価格
最後に価格ですが、キャロウェイのオリジナルシャフト装着スペックの価格で
107,800円(税込)です。



た、高すぎる!
おそらく円安の影響なのか、海外ブランドの2025年モデルはほぼすべて前作より値上げしています。
ただ今回は各ゴルフ用品量販店が先行予約でかなりお買い得に購入できるキャンペーンを実施しているので、今年に関してはネットではなくリアル店舗で購入するのがオススメです!



私はゴルフ量販店の販売員ですが今回は特に下取りのキャンペーンがすごい充実しているので買替のゴルファーはリアル店舗での買替がオススメです!
キャロウェイELYTEX(エリートX)ドライバーがオススメのゴルファー
最後にまとめ。


特にヘッドスピードを上げたい、マンブリしたいゴルファーで且つ、軽量のクラブを使いたいゴルファーにオススメです!



是非購入を検討してみてください!
\ ELYTE Xドライバー/


\ ELYTE Xレディースドライバー/


エリートXだとつかまりすぎるというかたは、ノーマルタイプのエリートドライバーがオススメ!


軽量タイプがほしいという方はエリートマックスファストドライバーがオススメ!


最後にですが、本来はゴルフショップで実際にご自身で試打をしてほしいのですが、
- ゴルフショップまで遠くて試せない
- 忙しくてショップに行く暇がない
- 実際に試打をしてみたけどよくわからなかった
- 試打には行くけど事前にある程度知識を持っておきたい
- ネットで買ったほうが安いしポイントもつくからリスクを承知でネット購入したい
以上のお悩みを持つゴルファー向けにこの記事を作成しております。



少しでもゴルファーの皆さんのお役に立てれば幸いです♪
コメント