こんにちは!あまがみ
数あるサイトの中から当ブログを選んでいただきありがとうございます!
このブログではゴルフ用品販売歴10年以上のあまがみが、失敗しないゴルフ用品の選び方を発信しています♪
2023年もゴルフが盛り上がっています。
ゴルフショップで働いているあまがみの店舗でもお客様は増えており、中でもゴルフ距離計のお問い合わせが非常に増えております。
ゴルファー⛳🏌️の皆さんに質問です🙏
— あまがみ@失敗しないゴルフ用品選び案内人🏌️ (@bianchilupo0805) October 6, 2023
ゴルフ距離計使ってますか?
独自のアンケートでも距離計使用率は約96%でした!
ゴルフ距離計の種類や基本的な選び方を知りたい方は下記の記事で詳しく説明しております。
そんな中2023年12月に注目の新商品が発売されました!
それがショットナビのクレスト2です!
クレストの後継モデルクレスト2です!
この記事を読むことで
- クレスト2の機能や特徴
- クレスト2の注意点
- クレスト2がオススメのゴルファー
がわかりますが、先にこのショットナビ、クレスト2のあまがみの評価と、どんなゴルファーにおすすめかいってしまいます!
あまがみの評価は以下のとおり
高級感あるデザインで高機能というのがこのクレスト2の特徴です!
ただし、「高級感」という点のこだわりがない方は、ハイエンドモデルのエボルブタッチプロやひとつグレードを落としたインフィニティを選んだほうがよいかもしれません。
定価は税込33,000円なのですが、この価格帯ってハイエンドでもなく、エントリーでもないのであまりお勧めしにくい価格帯なんです💦
それでもクレスト2をお勧めできる方はピンポイントでいらっしゃるので解説していきます。
今回どうしてこのような評価になったのか詳しく解説していきます。
ショットナビ クレスト2のスペック
まずはクレスト2の基本スペックで特に重要な部分をピックアップしました。
クレスト2の外観スペック表
外形寸法 | 51.6mm 46mm 13.7mm (ベルト除く) | 大きすぎず小さすぎずで男女どちらでも使いやすい大きさ |
重量 | 63g | 他社の同サイズ商品に比べると若干重ため |
液晶 | MIPカラー反射型液晶 タッチパネル | 日中の屋外でも見やすい液晶 |
ガラス | 非公開 | |
連続使用時間 | 最大9時間 | 可動時間は短め。1ラウンドごとに充電が必要 |
防水 | IPX7 (生活防水程度) | 軽い雨なら使用可能 |
GPS | GPS GLONAS Galileo みちびき(L1S対応) | みちびきL1S補足で距離精度と感度は高い。 |
ゴルフ場コース収録数 | 国内100%(5409コース) (グリーン傾斜含む) 海外122か国 59,331コース対応 | 国内はグリーン傾斜含め驚異の100%カバー!海外も約6万コースとガーミンに迫る収録数! |
価格 | 33,000円(税込) | 正直この値段まで出すなら44,000円のエボルブプロタッチの検討も必要かも |
可動時間が9時間は多少心配ですがそれ以外のスペックはかなり高い!
また、こちらのクレスト2は未使用時に使う専用収納ケースが付属しています。
本体の傷防止や紛失のリスクを減らしてくれます。
これもまた高級感を感じるひとつの要因ですね♪
MIPカラー反射型液晶
太陽の下でも鮮明に画面が見える「Memory In Pixel (MIP)カラー反射型液晶」を採用しています。
画像はエボルブプロタッチですがクレストも同じ液晶を採用しています。
サイズ感と装着感
装着感ですがディスプレイが縦長なので、大画面でもそれほどゴツさがなくスマートに装着できます。
ベルトも丈夫な素材で安っぽさがなく、永く使えそうな感じです
個人的には女性でも違和感なく装着できるサイズ感だと思うます。
同価格帯モデルとの重量比較
ショットナビ クレスト2 | 63.0g |
ボイスキャディ A3 | 50.5g |
ボイスキャディ T9 | 57.0g |
ガーミン アプローチS12 | 43.0g |
各メーカーの同価格帯で競合する機種での重量比較。
比較機種の中では一番重量があり、実際着け比べても若干重たく感じます。
男性はおそらく問題ないと思いますが、女性は少し重たいと感じるかもしれません…
みちびきL1S信号受信可能モデル
みちびきL1Sとは
出典:ショットナビ
みちびきL1Sは、みちびき(準天頂衛星システム)という日本の衛星から出る通信誤差を補正するシステムでこの信号を受信できるゴルフ距離計は距離精度±1m程度で距離を計測できます。
ショットナビの現行モデルはすべて、みちびきL1Sを受信できるので距離精度が非常に高いです。
また、クレスト2はガリレオとグロナスの衛星も捕捉できるようになったので精度もさらに向上し、ゴルフ場の検索も前作より早くなっているようです。
主要の衛星は捕捉できるようになったのでGPSのトラブルも少なくなると思います。
充電はUSB TypeC
画像のとおり、充電端子はUSB-TypeCなので利便性が高くなっています。
ゴルフモード画面
こちらがクレスト2のゴルフモード基本画面です。
これは主にティーショット画面で出るハザード画面でここの画面を覚えておけばほぼ問題なく使用できます。
基本この画面でシンプルビュー、グリーンビュー、フェアウェイナビ画面は直感的に理解できる画面になっています。
アプリ連携でさらに広がる機能性
出典:ショットナビ
上記のショットナビアプリと同期することで
- スマホ通知機能(iPhone5S以降のモデルのみに対応)
- 番手別距離設定
- ピンポジション設定
- レイアウトナビ設定
- 天気情報の共有
- スコア表示
- ラウンドデータを出せるSCOログとの共有
などができます。
番手別距離設定をしておくとその距離に応じた同心円を表示するので便利です♪
正直ショットナビのアプリ連携は結構複雑でまだ利便性は乏しいですがラウンドデータを出したい方は使ってみるのも良いでしょう。
ショットナビ クレスト2の機能
ここからはショットナビクレストのメインとなる機能をご紹介します
- フェアウェイナビ・リアルディスタンス機能
- ダイナミック・グリーンアイ機能
- オートメジャー・オートスコア機能
- 水平・目安距離機能
- オートビューチェンジ機能
- レイアップナビ機能
- スコア表示機能
圧倒的な機能量なので、それぞれ簡潔に解説していきます
フェアウェイナビ・リアルディスタンス機能
通常の距離計はグリーンまでの距離は直線距離ですが、このフェアウェイナビは、上の図解のようにドックレッグやフェアウェイ外からのショット時に目標とする方向までの距離とその目標からグリーンの距離までの3点間距離を自動で計測する機能です。
この機能を応用するとリカバリーショット時に得意な距離を残すときにどこにレイアップしたらよいかわかるようになります!
この超便利機能はショットナビが特許を持っている技術なのでショットナビの商品でしか使えない唯一無二の機能になっています。
ショットナビを選ぶ理由としてこのフェアウェイナビがあるからという方が非常に多いです!
タッチパネル機種だとタップで任意の場所で3点間距離を表示できますが、小さな画面でのタッチは精度が低くなりますし手間もかかります。
個人的には打ちたい方向を向くだけで自動で3点間表示をしてくれるフェアウェイナビのほうが利便性が高い機能と感じています。
リアルディスタンスは3点間距離の合計距離を表示しますが、正直あまり使わない機能かな?と思っています。
リカバリーショットやドッグレッグのコースで重宝しますよ♪
ダイナミック・グリーンアイ
クレスト2は国内100%のコースでグリーンアンジュレーション(起伏)を表示することが可能です!
グリーンのどこを狙えばよいかなどの戦略が広がります。
インフィニティから搭載された機能ですがエボルブプロタッチはこの機能にプラスして、
出典:ショットナビ
現在地から見たグリーンの形状をリアルタイムに自動回転して、幅、奥行き、フロントエッジ、センター迄の距離を表示する機能が追加されました。
無料で国内100%近くを網羅しているのは大手だとショットナビとグリーンオンだけですね♪
オートメジャー・オートスコア機能
エボルブプロタッチはショットを自動で認識する機能があるので、
- ショットの飛距離表示
- ショット地点の登録(ショットデータ)
- スコアデータの登録(パター以外)
をすべて自動で行ってくれます
アプリ連動でショットデータを振り返ることもできますよ!
※チップショットやパッティングは自動計測されず、手動で登録する必要があります。
水平・目安距離機能
出典:ショットナビ
エボルブプロタッチは高低差加味機能が搭載されています。
上図のように水平距離は白色表示、目安距離は黄色表示になります。
もちろん競技用で目安距離を非表示にすることは可能です。
いまやどの距離計にも搭載されているベーシックな機能ですね♪
オートビューチェンジ機能
出典:ショットナビ
クレスト2はその場のシチュエーションに合わせて画面が自動的に切り替わる「オートビューチェンジ機能」が備わっています。
画面切替の操作が少なくなりプレーに集中できます♪
レイアップナビ機能
出典:ショットナビ
こちらはエボルブプロから搭載された新しい機能で自分の得意距離をあらかじめ設定して、その残り距離までの距離を表示する機能。
かなり戦略的にプレーができますね!
スコア表示機能
クレスト2にはスコア表示機能があります。(画像はエボルブプロ)
パットやチップショット以外はオートメジャー機能で自動で集計されます。
パットは次ホールの前に入力します。打数の修正もこの時に行うことができます。
ショットナビ クレスト2の注意点やトラブルシューティング
クレスト2は注意点がいくつかあるので紹介します。
詳しく解説していきます。
バッテリー時間が少ない
メーカー | モデル名 | ゴルフモード稼働時間 |
---|---|---|
ショットナビ | クレスト2 | 最大9時間 |
ボイスキャディ | A3 | 最大10時間 |
ガーミン | アプローチS42 | 最大15時間 |
イーグルビジョン | ACE | 最大8時間 |
クレスト2は他メーカーの同価格帯機種と比べバッテリー性能が低く、基本的には1ラウンドごとに充電をする形になります。
1日に2ラウンド以上する方は必ず充電器も持っていきましょう。
また充電のMAX量は経年劣化していきます。
1年以上の使用で満充電しても従来の稼働時間の半分くらいしか持たなくなったという声もありますので、永く使うことを考える方は最大稼働時間は長いほうがよいといえるでしょう。
連携するアプリが使いにくい
ショットナビの連携アプリは個人的に使いにくい印象です。
特にショットデータを取る場合にアプリ内ではなく外部の別サイト(ブラウザ)に飛んでショットデータを出します。
その外部サイトでも別途会員登録が必要なので非常に手間でわかりにくい感じになってしまっています…
お願いだからアプリ内でショットデータ出せるようにして~💦
データ更新の重要性
GPSタイプのゴルフ距離計はコンピュータを使っているので、定期的なバージョンアップがあります。
その都度データ更新を行うことになるのですが、データ更新には主に2つの種類があります。
バージョンアップの種類 | 更新内容 | 更新しないとどうなる? |
---|---|---|
本体のバージョンアップ | 本体の不具合修正や 新機能搭載の更新 | バグが発生し最悪使用不可になる 正常な動作をしなくなる 最新の機能が使用できない |
コースデータの バージョンアップ | コースのデータ不備や コース改修の補正 | 距離が合わなくなる ゴルフ場を検知しない |
ファームデータ(本体機能)更新をしないと最悪の場合動作すらしなくなります。
コースデータの更新をしないと距離がずれたり、最悪の場合ゴルフ場を検知しなくなります。
定期的にデータ更新のチェックと更新を行ってください。
アプリとかBluetoothで???となるかたは周りの方に相談しましょう♪
ゴルファーは今ほとんど使用しているのでわかる人はいるはずです。
充電できなくなった時の対応
GPSの故障の問い合わせで「充電できなくなった」というものですが、ほとんどの場合は
- 接続端子の汚れ
- 充電ケーブルの断線
このどちらかです。
まずはベビーオイルがついた細めの綿棒で本体とケーブルの端子を清掃してよく乾燥させてください。
ほとんどの場合、これで充電できるようになります。
また、これでも充電できない場合は充電ケーブルが断線している可能性が高いのでケーブルの交換を試みてください。
また、充電アダプタやUSBケーブルを使用する際は必ずショットナビが指定するアダプタを使用してください。それ以外を使用すると故障の原因になりますし、その場合メーカー保証対応外になる場合があります。
端子を清掃しても充電ができない場合は充電ケーブルが断線している可能性もありますので、周りに同機種の距離計を使っている方を探せればケーブルを借りて充電ができた場合はケーブルを買い替えましょう。
個人的にショットナビの充電器の端子は他メーカーよりデリケートで破損や不具合が起きやすいので、丁寧な充電作業と保管が必要と感じております。
端子が折れやすかったりメッキが剥がれて通電しないなど、結構あります…
本体がフリーズした場合の対応(リセットボタン)
故障の問い合わせで多いのは画面のフリーズです。
使用中に画面が全く動かなくなったり、黒い画面から全く動かなくななった場合はフリーズした可能性があります。
画面がフリーズした場合は上図のように右上、右下のボタンを10秒ほど同時押しで電源が落ちるまで長押ししてください。ほとんどの場合この作業で改善します。
また電源がつかないトラブルシューティングで、ブラックアウトの状態でフリーズしている場合もあるので、その場合も一度リセットを試してみてください。
充電がなくなっている場合もあるので充電しながらリセットを試してみてください
フリーズの原因としては何度も同じボタンを連打したり、GPS機能と歩数計の機能を同時に使用したりすることで起こる場合が多いので心当たりのある方は確認してみてください。
フェアウェイナビの補正
フェアウェイナビ機能は本体のコンパス機能を用いて行います。
コンパス機能にズレがあると正常にフェアウェイナビ機能が使えなくなります。
出典:ショットナビ
その場合は上記のようにコンパス補正を行う表示に移行するので指示に従って操作してください。
距離がズレるときの対応
距離表示がズレるときは以下の確認をしてください
- ホールの確認
- グリーンの確認
- 距離表示の確認
- データのヴァージョンの確認
ホールの確認
稀に残りの距離が999yというあり得ない距離が出てしまうことがあります。
これはボールを隣のコースに打ち込んだり、フェアウェイ以外の場所から打つ場合、現在地を違うホールと誤認し別のホールからの合算で距離が出てしまう為です。
表示されているホールを確認して違うホールが表示されていたら、現在のホールに修正して対応しましょう。
グリーンの表示確認
距離が500y以内でズレているときはまずグリーンの表示を確認しましょう。
2グリーンのホールは右か左か選択する必要がありますが、使っていないほうのグリーンを選択していると距離がズレてしまいます。
正しいグリーンの方向を選択しなおしましょう。
距離表示の確認
常に10~50yくらい少なく距離表示される場合は距離表示設定を確認しましょう。
ヤード表示ではなくメートル表示になっている場合は数値が9%ほど少ない数値で出てしまいますのでヤード表記に変更しましょう。
データ更新を行う
ゴルフ場の改修などでコースに変更があった場合、データ更新をしていれば問題ないのですが、していないと古い情報でコースが表示されるので、距離がズレる場合があります。
ラウンド前日にはデータ更新のチェックを行っておきましょう。
その他のトラブルシューティング
そのほかの不具合や修理、保障については以下のリンクにて詳しい解説があります(メーカー公式サイト内)
また、操作方法など詳しい説明はメーカー公式のマニュアルをご覧ください
エボルブプロタッチやインフィニティとの比較
ショットナビは距離計の種類が豊富です。
機能性とコスパという点で個人的にはグレードアップしてエボルブタッチプロにするか、グレードダウンしてインフィニティを選ぶのがオススメです。
しかしクレスト2がベストと感じる方もいると思うので比較表を作成しました。
外観も性能も似ているのでどっちを買えばよいの?という問い合わせをよく受けますが、結論から言うと断然エボルブプロタッチの購入をおすすめします!
その理由はこの比較表になります。
まずクレスト2からエボルブプロタッチにグレードアップすると
- タッチパネルの利便性
- 大画面で見やすい、操作しやすい
- グリーンディレクション(グリーン方向表示)
大きいところはこの3点で価格差は11,000円です。
個人的には少し頑張って11,000円多く出して、タッチパネルの利便性とグリーンの方向表示できる機種を選んだほうがよいと考えます。
エボルブプロタッチについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
以前はクレストが最上位モデルでしたが、現在はエボルブプロタッチが最上位モデルです。
次にクレスト2からインフィニティにグレードダウンする際は
- 画面が少し小さくなり見にくい
- レイアップナビ機能が使えない
大きいところはこの2点で価格差は約-9,000円。
個人的にはこの2点のデメリットを受け入れてインフィニティを選んでもそこまで使い勝手は変わらないと考えています。
インフィニティについてはこちらの記事でまとめています。
SNSなどを見る限り、ショットナビではこのインフィニティが多くのゴルファーに使われている印象です♪
なのでエボルブプロタッチまで予算を立てれない、もしくは魅力を感じない。
且つインフィニティには妥協できないゴルファーはクレスト2がオススメになります。
ショットナビ クレスト2はこんなゴルファーにおすすめ
最後にまとめです。
こんな方にぴったりな商品です!
バッテリー性能で選ぶならグリーンオンのノルムシリーズがオススメ!
https://amagami-golfgear-labo.jp/greenno-golfwachnorm2/
アプリの充実さと使いやすさならガーミン
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そして昨今の半導体不足や物流の不安定な状況で入手困難になる可能性もあるので、購入できるうちに手に入れることをオススメします。
この商品が本当の欲しい人の手に届きますように。
本日はここまで!
最後まで見て頂きありがとうございます♪
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